ぴんとこな 第16巻【完】
著:嶋木あこ 先生 河村と順調に思えたあやめ。 でも、あやめの中ではずっと 考えていたことがあった。 「大学入学を機に 出ていこうと思います。」 父親は行方知れずの怪しい苦学生。 自分の事をそう話し、そんな立場で このま…
著:嶋木あこ 先生 河村と順調に思えたあやめ。 でも、あやめの中ではずっと 考えていたことがあった。 「大学入学を機に 出ていこうと思います。」 父親は行方知れずの怪しい苦学生。 自分の事をそう話し、そんな立場で このま…
著:嶋木あこ 先生 ヒロキの方は少しずつでも 回復に向かう一方で順調。 でも、河村の親父さんの方は 日に日に弱々しくなっていった。 そんな状態で稽古に集中出来る 河村ではなかった。毎日稽古も そこそこに病室を覗き見に来る…
著:嶋木あこ 先生 あの場で会ってしまった3人。 優奈は子供のこと、本当は田辺 の子供だということを明かした。 そして山本さんも口が滑って 樹藤の孫である話をする…。 そうなったら話は早かった。 おそらくそのまま澤山の家…
著:嶋木あこ 先生 「僕は悪くない。」 自分を正当化するように、 自分に言い聞かせるように そう口にしたヒロキだった。 (これでいいんだ、早く そっちに行きたいよ…) 恭之助を目指して、ただ そのためだけにひたすら進む。…
著:嶋木あこ 先生 「蝶の道行」という演目で恭之助と 恵太郎がコンビを組むことになった。 最初は不安要素ばかりだった2人だが 舞台当日までにたくさん稽古をして ちゃんと形にしてきたようだった。 その舞台の情報を聞いたヒロ…
著:嶋木あこ 先生 さーて突然のことですが、 修業をするためにと恭之助は 米駒屋に預けられることになる。 このばあさんのようなじいさん← 高村恵利左衛門…恵太郎の祖父だ。 なんかいろいろ…すごい人のよう だけど、木嶋屋に…
著:嶋木あこ 先生 話は少し遡り、ヒロキがあやめを 連れてく途中…半ば助けて欲しいと あやめをタクシーに乗せたヒロキは 河村が役を降ろされたことを話す。 そうすると、状況を掴みきれて いなかったあやめはタクシーを 急がせ…
著:嶋木あこ 先生 さーて、前回の最後から一体 何をしでかす気かと思ったが、 女経験が浅いからそうなるんだ と合コンに連れて行かれた河村w 脱いでたのは、着替えてただけ。 とはいえ、結局はヒロキが 楽しんでるふうで大した…
著:嶋木あこ 先生 1巻でのイメージでは厳しすぎる 父親…みたいな印象が強かった。 でも、実際はそういうわけでも なかったのかもしれないと知る。 幼い頃の話が少し出てきた。 まだ3歳くらいの河村に対して、 親父さんはもう…
著:嶋木あこ 先生 公演は大成功に終わった。 同じく舞台に立つ武島家の御曹司達。 下手なわけではないのにイマイチ評価 されないという、彼らはあまりにその 状況が続いたため本気なんて出して 堪るかといった状態になっていた。…