僕等がいた 第16巻【完】
著:小畑友紀 先生 竹内くんが矢野に敵わないって ずっといろいろ考えてた時 矢野も同じように考えてた。 ほんと、性格真逆っぽいのに 似てるっつーか、いいなぁ。 本当に優しい2人だからこそ よここまでごたついたのかも、 な…
著:小畑友紀 先生 竹内くんが矢野に敵わないって ずっといろいろ考えてた時 矢野も同じように考えてた。 ほんと、性格真逆っぽいのに 似てるっつーか、いいなぁ。 本当に優しい2人だからこそ よここまでごたついたのかも、 な…
著:小畑友紀 先生 竹内くんだって分かってた。 矢野を助けられるのは、 きっとナナだけだって。 大切だった者、奈々さん、母親。 どちらも亡くしてしまった。 もう、ナナちゃんしかいないんだ。 もう会わないって言われたけど、…
著:小畑友紀 先生 あぁ、落ち着く。 男の子って、成長しても こういうとこあると 思うんだよねw こういうとこ見てたらさ、 あ、変わってないなって、 すっごい安心してしまった。 アキちゃん、それわざと??w 掛ける相手、…
著:小畑友紀 先生 そうやって、山本さんはまた 矢野の優しさにつけこんだの かもしれないね。私は矢野が いないと生きていけないって。 恋愛じゃない、依存。 そんな関係は、誰も幸せになんか 出来ないよ、矢野も、ナナも 山本…
著:小畑友紀 先生 矢野が、東京にいた。 実父の苗字に変えて、長倉元晴。 ナナが今の職場にいることも、 竹内くんと付き合ってることも、 全部知った上で会いに来なかった。 いや、会いにこれなかったのかな。 あの日、母親を失…
著:小畑友紀 先生 ややこしいことになってんな…。 てか跡取りて何さ…。矢野の お母さんは参ってて、自分中心に しか物事考えれなくなってる かもだけど、美智子おばさん は勝手過ぎると思う…。 ガンで参ってる彼女のとこに …
著:小畑友紀 先生 なんか、矢野のお母さんがやばい 気がする…。体調とか、働き過ぎ やら金欠によるストレスとか… 矢野は矢野で、金銭面については 気付いてるけど、体調には多分 気付いてない…何もなければいいが。 山本さん…
著:小畑友紀 先生 東京に来て4年。 矢野と再会しているはずが 消息不明…。ほんと、何が…。 東京にいると思われていた 山本さんは北海道に帰ってるし、 いろいろ…どーなってんだ一体。 矢野…どこに行ったんだよ…。 「オレ…
著:小畑友紀 先生 いろいろ、ごたついてたけど、 やっとお互い向き合ったね。 矢野、東京行っちゃうのかな? 行っちゃうのかもしれない。 それでも、きっと寂しいけど 今のこの2人なら大丈夫 なのかもしれないな…。 なんか、…
著:小畑友紀 先生 「土曜の夜、うちに 泊まりに来ない?」 ナナちゃんなりに覚悟を決めた。 矢野もそうれを受け取った… 幸せな週末になる予定だった。 そんな土曜日、当日… 山本さんの母親が倒れて、 その連絡をもらった矢野…