PSYCHO-PASS 監視官 狡噛慎也 第2巻

著者
作画:斎夏生 先生
脚本:後藤みどり 先生

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-1

うお、佐々山出た…←
そしてこの神月というのも
アニメ(1期新編集版)に少し
出てきていたキャラですね。

彼らの過去って形で読めるのを
とても嬉しく感じていますよ。

特に佐々山に関しては…いろいろ
問題児だったんだろうな~と。
それでも狡噛さんの良き相棒
という存在だったんだろうなと。

ここから狡噛さんと佐々山の絡みも
描かれていたりするんでしょうか?
私はそっちの面でも気になってます。
アニメや、その原作となっている
『監視官 常守朱』では触れてますが
詳細は描かれていないお話ですからね。

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-2

今回の事件に関する重要人物と
思われる加藤という人物の居場所。

「廃棄区画と同じですよ。存在
しない場所と思って下さい。」

直接訪ねるにも廃棄区画と同じ
扱いの場所では彼らも思うように
動くことが出来ないとのことだった。

面会許可もおりず、情報も思うように
手に入らない…そんな状態に悩む彼に
声をかけたのは執行官の征陸さん。

アニメなどで見た狡噛さんはすでに
困ったことがあれば足を動かして
その場に赴いて情報を集める。

そんな行動を取ることが当たり前
と言ってもいいような行動派だ。
そんな彼は、征陸さんの影響も
大きく出てるんだろうなと感じた。

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-3

今度はギノさんが出てきました。

一係 監視官
宜野座 伸元(ぎのざ のぶちか)

狡噛さんはギノと呼んでいます。

足で調査…も中々良い成果は出ず、
資料頼みで怪しい事件や情報を
探してみることにした狡噛さん。

そこで見つけた事件…

「似たような事件が頻発してる。」

「ここ数ヶ月商業施設や公共の
公園のホロがやたら落ちてるな。」

『あかい花事件』と呼ばれた事件。

でもその事件は解決済み…それを
解決したのがギノさんのいる一係。

今回の事件との関係性を探るべく、
ギノさんに話を聞くことにした。
…で話しているところに青柳監視官が
現れて…今の状況なんですが、本筋には
一切関係ないことですがギノさんが
予想以上に初心で可愛かったもので…←

とにかく、彼らとの会話の中から
あかい花事件についてわかったこと。

掲示板での噂、きっと都市伝説の
ようなものだったかもしれない。

「あかい花の蜜を
吸うと幸せになれる?」

そんな内容の話に誘発されて、本物の
(ホロではない)赤い花を見つけるために
ホロ装置を切ったのだろうという事件。

だが、実際その赤い花はの中には、
毒花も含まれていたのだという。
話を聞いて狡噛さんは仮説を立てる。

「不特定多数を狙った
事故に見せかけた殺人……。」

掲示板のスレットの内容そのものが
殺人目的のものだったという可能性。

恐ろしいにも程があるな。
事実はまだ謎のままだけれど、
あかい花事件と…焼印事件?の
関係性が出てくるのだろうか?

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-4

「喜べコウ、招待状が来た。
すぐに戻ってこい。」

征陸さんからそんな連絡が来た。
情報を求めていろいろと動き回って
いた時に、特区内に入り込めないなら
招かざるをえないことが起きれば…

なんて話をしていた彼らだった。
…事件として起きてしまったけど。

– * – * – * – * – * – * – * –

・磯城 豪快男(しき たけお) 96歳

・磯城グループの創設者

・埋め立て事業で莫大な富を手にした人物

・死因は毒殺

– * – * – * – * – * – * – * –

被害者の部屋を調べる。
職員に話も聞いてみる。

その結果、磯城さん・特区に
ついてわかったことが少々…

– * – * – * – * – * – * – * –

・磯城さんは、天然素材の
食品を好んで食べる人だった

・磯城さんは、保護した無戸籍
児童を家族同然に育てていた

・食べ物は地下に農場があり
自然のものを食べられる

・他にも植物等も咲いている

・この特区内では、天然由来の
物には「本物」をつける決まり

– * – * – * – * – * – * – * –

ホログラムを使っているのが
当たり前な世界、食べ物だって
安全第一と鎖国気味な状態で
ハイパーオーツというモノを
原料にして加工された食事を
食べることが当たり前な世の中。

そんな世界に乗り遅れた空間。
…ということなんだろうかね。

狡噛さん達からしたらいろいろ
驚きの連続なようだった。

ただ、毒殺って言う可能性が高い
所まではわかった様子だけれど、
実際何による毒だったんだろう。

1巻のことを思い出せば、磯城さんも
ハイパーオーツアレルギー…?なんて
ことも考えてしまったのだけれど。

色々と謎な点は多い状態だが、
そんな中でも嬉しい情報が入った。
磯城さんの息子さんとの面会は
可能であるということだ。

さてさて、何か分かるのかな…?

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-5

特区に行くことで知り得た情報。

「磯城の息子が保証人になった
元無戸籍児童の中に倉井と石寸
の名前があった。苗字は施設を
出る時に与えられたようだ。」

石寸(いわれ)って人は磯城さん
の世話係をしていた男性です。

倉井を調べることで得た情報。

「医療機関での手術記録が
無いにも関わらず、人工
臓器を移植されていた。」

「倉井のハイパーオーツアレルギー
は人工臓器が原因だった。」

続々と出てくる情報達。
そんな中和久さんは人工臓器の
ブローカーに話をしにきていた。

訪ねてみると、そこにいたのは…

「和地は俺の双子の弟だ。」

倉井の双子の兄だという男だった。
調査のために、体内を調べられたり
しているが無事生きているという話を
聞いてその場に顔を出したようだった。

彼が話すには…

– * – * – * – * – * – * – * –

・昔、自分の母親が息子を
助けるために自分の内臓を
売って息子に人工臓器を与えた

↓ ↓ ↓

それが倉井

・幼い頃人権保護団体を名乗る
連中に弟が連れ去られた

・その団体は人工臓器を移植
された子供だけを選んでいった

・なぜ弟が連れ去られなければ
いけなかったのか知るためにこの
道(人工臓器のブローカー)に入った

– * – * – * – * – * – * – * –

という話だった。
嘘を言っているわけではないと
思うが、どこまでが真実なのかは
まだわからないことが多すぎる。

それでも、ここにやってきたことで
1つだけわかったことがあった。

『WO365』似たような言葉を
どこかで聞いたと思ったら、
青柳監視官が言ったことだ。

『Wisdom of 365』…あかい花
事件の原因になった掲示板の通称。
焼印の頭にも『WO365』と入っていた。

これで2つの事件に繋がりが見えた。

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-6

①真流(まる)さん(分析官)が
磯城の遺体を調べてわかったこと

・磯城を解剖した所、焼印の
入った人工臓器が発見された

・毒死と思われたが、その
原因はハイパーオーツによる
アナフィラキシーショックだった。

アナフィラキシー:アレルギー物質の
摂取により、発症後、極めて短い時間の
うちに全身性にアレルギー症状が出る反応

②ブローカーからの情報を
きっかけとしてわかったこと

・倉井、石寸の他に埋植(いけうえ)
という人物も人工臓器の持ち主

・居場所は特区内

・初めに焼印の人工臓器が
見つかった病院は、人工臓器
の集団治験に使用されていた

・他にも数件の病院で治験が行われて
おり、それぞれ担当臓器が決まっていた

・それらの院の共通点は『東金財団』

・食事は全食パスタだった(パスタの原料は
ハイパーオーツではなかった可能性が高い)

③そしてそれらの情報をきっかけとして

・手術記録のない磯城の体内から人工
臓器が出てきたということは、誰かの
臓器と交換(生体肝移植)をした可能性あり

そんなこんなで、少しずつ情報が
繋がっていく中…天利の何気ない
一言から地下への通路を発見。

院内で恐らく磯城と臓器を交換したと
思われる埋植が発見され保護された。

これまでわかった情報を元に、石寸に
話を聞くことになってこの状況です。

思い切り説明な感じですみません…(汗

特区内にいれば人の臓器を
食べるなんてことになる必要は
なかったはずの倉井は、特区
から出てくることになった理由。

ハッキリはしないけれど、確実に
裏で写真の男・加藤と磯城の接触
があったことでそうせざるを得ない
状況が生まれたという可能性が高い。

加藤…1巻の最後にちらっと話した
程度でしたが、これらの人工臓器の
移植手術の執行医となっている人物。

少しずつですがいろいろ繋がってきた。
そして特区内の老人のデータと移植
手術の名簿データを比較した所ほぼ一致。
…その中から加藤と同じ時期に姿を消した
人物を照合すると、1人だけ例外を発見。

鴇峰 季國(ときがね ときくに)

名前以外のデータは何も記されて
なかったが…彼は何者なのだろうか。

加藤と接触する所までたどり着けるか…
まだいろいろ謎は多そうですね。

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-7

この老人方…ちょいちょい今までも
出てきていたんですけど…おそらく
この中に加藤がいるんでしょうか。

もしかしてこの中に鴇峰という人も
いたりするのかもしれませんが…。

シビュラによる本能の喪失とは一体…
常守朱の方で出てきていた症状の
『ユーストレス欠乏性脳梗塞』とは
また別のものなんでしょうかね…

詳細は不明ですが、シビュラに対する
恨みが原因となっているのは確かです。

~ひとこと~

1巻の時と比べて文字数尋常じゃなく
増えてしまいましたね…文章力ない(汗

説明ベタも直る気がしないので、
一先ず軽く相関図載せてみようかと。

%e7%9b%a3%e8%a6%96%e5%ae%98-%e7%8b%a1%e5%99%9b%e6%85%8e%e4%b9%9f2-omake

載せてみたはいいがこちらも
説明ベタ…n(_ _;)n こんなんで
相関図と言えるのだろうか…(苦笑)

説明下手ですが作品はとてもとても
おもしろいものだと思うんです。

今作だけではなく、常守朱の方も
含め、ぜひ読んでいただきたい!!