監視官 常守朱 第5巻

著:三好輝 先生

監視官 常守朱5-1

槙島を追って向かった
ノナタワーでのお話です。

縢1人だし、相手は4人。
外部との連絡が取れない状況
になった空間に入った縢と
槙島についているチェ・グソン
のやりとりのシーンです。

縢は過去に色々あったろう。
そこら中にいる健康な市民サマ
なんてどうだってよくても、
こういう気持ちはちゃんとある。

だから、執行官になれたんじゃ
ないかなー?なんて思った。

監視官 常守朱5-2

この選択は正しかったのか否か。
けど、朱ちゃんはこうある
べき人なんだろうなとは思う。

でもこのままじゃこの
世は救えない。一体、

何が正しい? 何が正義?

ほんと、わかんなくなるね。

監視官 常守朱5-3

「……やってらんねーよ、クソが」

やっと辿り着いた最下層で
縢が見たシビュラの招待とは?
そして縢は・・・すみません
上手く言葉になりません。

私大泣きしてしまいまして、
嘘だろって、信じたくない
光景でした・・・。ぜひ、
自分で見ていただきたい。

縢の最後を――。

監視官 常守朱5-4

世間では”僕ら”のことを
“シビュラシステム”と呼んでいる

今までシビュラシステムとして
人々に絶対を信じさせ、都市を
守っているように思えたものは、
所詮は人の脳の集合体だった。

過去にあった、例の佐々山の
事件で出てきていた藤間幸三郎
がこんな形で出てくるとはね。

いやー、勘弁して下さい…。

監視官 常守朱5-5

ほんと、刑事でいて欲しかった。
朱ちゃんにはこのあと
狡噛さんがどんな行動に
出るか予想できたのかもね。

狡噛さんは自分が犯罪者に
なってでも槙島を
殺すことを選ぶだろう。

刑事でいてほしい。
ほんと、刑事でいられる
世界なら良かったのに。

監視官 常守朱5-6

これによって、疾走されたと
言われている縢の件、故障した
縢のドミネーターが見つかった
ことの理由に、禾生局長が深く
関わっているのは予想がつく話。

このままだったらギノさんは
狡噛さんを殺すところだった。

朱ちゃんが冷静な判断をして
パラライザーモードで打った
ことで、この場は収まった。

ほんと、刑事課は朱ちゃんに
支えられてるなって思う。

~ひとこと~

狡噛さんは、朱ちゃんに手紙
だけ残して、ヘルメットを
被り公安局から出て行った。
槙島を殺すためだけに。

どうなるのか…不安しか無い。
次に会ったら、朱ちゃんは
狡噛さんを裁かなければ
いけない立場になったのだ。

ほんと、どうなってしまうのか。
次巻、最終巻です。