著:目黒あむ 先生

自分の気持ち、千花や美月
に対する気持ちの答え。
ずっと理屈を探していた。
でも千花の優しい笑顔を見て、
理屈なんかじゃなく何よりも
強く願う思いに気づけたみたい。
本当は幼い頃からずっと感じて
いたこと、恋とか‥そういう
ところを飛び越えた強い思い。
美月の気持ちを考えてしまうと
すごくきっついなと思うけど、
これはもう‥敵わないよね。

小豆の様子、小豆と千花の様子が
どこかおかしいのに気がついてる
美月は一体何を思ってるんだろう。
小豆達の修学旅行前、準備の買い物
に3人で行こうと言い出した美月。
なんか‥2人はいずれ付き合うから
自分の居場所はなくなるから、
3人でいられる間に楽しい思い出
作っておこう‥みたいに見える。
考えすぎかもしれないけど、ここ
最近は美月の思考がわからない。
笑顔の裏に‥何があるんだろう。

すっかり流星大好きな兄貴だな 笑
流星も、いつっからか美月のこと
大事で心配で仕方無そうだったし。
変わったよね、いい方にすごく。
最初の頃は、今更どう接していいか
わからないなんて言ってたのにさ。
人は変われるるんだなって思った。
美月、良かったね ♪♪

笑顔の美月を見て、好きだなって
思った。でも、そういうの全部
飲み込んでしまうくらいに、千花
の存在は特別で大切なんだって。
まほねぇが最後に言ってくれた言葉。
愛を選んでも恋を選んでも、きっと
どちらが正解とかはないんだと思う。
それでも小豆は‥愛を選ぶのね。
もし今仮に恋を、美月を選んでも
小豆にとっての千花が大事すぎて
そう上手くいかないんじゃって思う。
それくらい‥千花の存在は大きい。

3人が買い物に行っている間、
流星と大豆は桜子のところに
遊びに行っていたんだけど、
桜子に急な用事が入ってしまい
早めに帰宅することになった。
そうして帰ってくるとそこには
‥流星と美月のお母さん!??
いなくなったっていうのだけは
これまで話されてたけど、それが
離婚なのか死別なのかとか勝手に
思ってたけどなぜ今やって来た!?
理由も状況もよくわからない。
でも、恋どうこう言ってられる
状況じゃなくなってる気はする。

突然やってきた母親を見て‥流星は
大豆を連れてそこから逃げ出した。
今にも雪が降り出しそうな寒い日、
そんな中で風邪をひいてしまいそう
になりながらも家に帰ることを拒み
続ける流星‥その理由を、かーさん
がいたからだと、大豆に伝えた。
母親が嫌いなわけではないという。
ただ、今よりもっと幼かった雪の日
母親は待っててねと伝えたまま迎え
に来ることはなく‥何日も何日も
ずーっと流星は一人待ち続けた。
そんなことがあって、きっと
いろんな気持ちでぐちゃぐちゃ
何じゃないかな、今の流星。
そしてその時、美月はなにも
してあげられなかったんだって。
でも今度は‥ちゃんと美月が
迎えに行った。もう置いてけぼり
じゃないし、一人ぼっちでもない。
流星‥いろいろ辛かったと思う。
でもきっと、もう大丈夫だよね。

流星と大豆を探しはじめてから、
不安や後悔の気持ちでいっぱいに
なっていた美月を支えて勇気を
くれたのは小豆の言葉だった。
流星が無事見つかって、しばらく大泣き
してた流星も今は泣きつかれて穏やかな
顔をして美月に背負われて眠ってる。
美月も、いろいろ安心したんだろう。
そして改めて‥好きだなって思った
のが口に出てしまったんだろうな。
この後、
小・千「ん?」
美「…あれ。」
3人「え?」
ってな感じに大混乱だったけど 笑
思わず口に出てしまった気持ち。
美月の考えてること本当のところは
わかんないけど‥もし本当に自分の
恋を終わらせようとしてたんだとして、
まだ終わらせるには早いって神様が
言ってるみたいに、少しだけ思えた。
思いも告げずに終わったら、
きっと美月は前に進めない。
~ひとこと~
またいろいろ変化が出てきました。
でもそれより、今回は流星と美月の
話に結構持ってかれたと思った 笑
すごくあったかいしめくくりだった。
この兄弟はもう大丈夫だなって、
本気で思えたちょっと泣けるお話。
母親と流星のことはまだ心配な
部分や疑問な部分もあるけど、
きっと乗り越えていけると願う。
ということで‥口に出てしまった
思いを美月はちゃんと伝えるのか、
はたまた誤魔化してしまうのか‥
そしてここで千花はどうする?
次巻、早く読まないとですね!!笑