たいようのいえ 第9巻

著:タアモ 先生

たいようのいえ9-1

基にキスされて、これは
基の気持ちを期待しても
いいのか!??それとも好きじゃ
なくてもしたくなるものなのか?
なんて大混乱した後の真魚…

なんかとっても大樹が不憫。
大樹へのこの質問は、何の
答えにもなってないよね。
真魚のことすきなんだからw

結局、基の気持ちがわからない
まま、今はそれどころでは
なかった、陽菜のこととか、
自分の家族のこととか、
もっと考えなきゃ…って。
頭を切り替えてしまった。

…なんだかんだ気まずくなっても
次の日には元通りになってそうw

…案の定、キスのことを
問い詰めようとした所に
殺気とともに大樹が現れ
曖昧なまま登校するはめに。

…いろいろ大丈夫かしら。

たいようのいえ9-2

「そんなの一つしか
理由はないだろバカ。」

大樹はバイトで、帰ってきた
基の2人になった真魚は、
キスのことを問い詰める。

こんなふうに言われたら、
待つしかないよな…。
ああもう、ほんと大樹不憫。

たいようのいえ9-3

真っ赤に泣き腫らした目をして
職場に来たラジカルさんを見て
当然のごとくみんな心配した。

その帰り、大樹のバイト先の
居酒屋に行って酔った彼女は
ひどく絡み酒で…バイトの後に
少し話をしてから別れた2人。

ラジカルさんも大樹も、今
抱えてる思いに大差ないんだ。
思いを告げたか告げてないか。

ましてや、ずっと見せつけ
られてる状況の大樹は、
余計につらいと思うけど。

漫画だって現実だって、
叶う恋があれば敗れる恋
だってあるわけで、影で
泣いてる人だっている。

そういう方の思い、タアモ先生の
作品はよく伝わってくるなと思う。

ラジカルさんみたいに泣き叫べば
いいけれど、大樹みたいに心の
中に押しこんでる人を見ると、
なんだかこっちが泣きたくなる。

たいようのいえ9-4

「真魚って俺のこと
どう思ってるわけ?」

勢い余ってそんなことを聞いた
大樹に、返ってきた応えは
思いもよらないものだった。

「家族。」

真魚の中では家族が1番で
次に基、じゃあ俺は…?って
思ってしまっての発言だった。

だから、嬉しいけど複雑
だったろうなって思う。

真魚にとって大樹は今、
異性としては範囲外って
ことだよね、家族ってのは。

…すごく複雑だわ。
基より上なのに基より下w

たいようのいえ9-5

真魚を好きな織田くんを
好きなちーちゃんと、基を
好きな真魚を好きな大樹。

似たような境遇からか、
お互いの話をすることも
あった2人。ちーちゃんが
相談して、ちーちゃんが
アドバイスしてって
感じで大樹は受け身だけど。

そんな感じで一緒にいる
2人を見ている織田くん。
なんかすっごい気にしてる?

それに気付いたんだろうな大樹。

「いつまで余裕でいる
つもり?とっちゃうよ。」

あえてそういうことを言って、
大樹ほんといい性格してるわw
そんなこんなもあってだろう。
織田くんがようやく素直に。

次の日、付き合うことに
なったという報告を
ちーちゃんから聞くことに。

ほんと、良かったなぁ!!!
大樹いい性格すぎて好きw
大樹って基本優しいよな~。

たいようのいえ9-6

「私大樹が自分のこと好き
だったらどうしようって
勘違いしてたみたいだ。」

「勘違いじゃないよ。好き
だよ。いつもみたいに冗談
なんて言って流さないから。」

修旅の頃から、いつも冗談
なんてごまかしていたけれど
それでも様子がおかしい大樹。

その理由をようやく知ることに
なった真魚、つらいだろうな。
今までしてきたこととかも、
申し訳ないとか思うのかも。

今まで表立ってこういうことを
伝えたりしなかった大樹が、
こんなふうに伝えようと思う
きっかけはちーちゃんだった。

明らかに真魚は困ってるけど、
ほんと…どうしたことか。

~ひとこと~

え~一先ず、ちーちゃんと
織田くんはおめでとぉおお!!

大樹は、基は…

近々家族旅行したいね
って話になっております。

中村家と本宮家のみんなで。
本宮家の方は、真魚が頑張って
義母と義妹の言葉もあって
一緒に行ける話になった。

あとは…陽菜なんだけれど…
みんなで旅行ができたら、
大きなきっかけになる。

いろいろ複雑な思いがある。
さあ、どうなるんだろう。