たいようのいえ 第8巻

著:タアモ 先生

たいようのいえ8-1

陽菜は、家に馴染めていない
様子だった。その上、基達の
所に戻る気はないっていう。

一人暮らしをするって。
何を思ってるのか、何を
抱えてるのかわからない。

陽菜はどんな子なんだろ。
昔はとっても明るくて可愛い
女の子のイメージだった。

いろいろあっただろうし、
変わってしまうのは分かる。
でも、ほんと何を抱えてる?

時間かかっても仕方ない。
ちゃんと1人じゃない居場所を
作ってあげられたらと思う。

たいようのいえ8-2

旅行中は、結局いろいろと
タイミングが合わずに離せず
終いで終わってしまったけれど、
後になってメールが来る。

…隠してること何も話さず
気持ちだけメールで…
いや~それはどうなんだよ。

いやぁ…なんかすごく嫌だ。

たいようのいえ8-3

陽菜のことを聞いて、自分なら
何かできるかもしれないと考えた
真魚は陽菜にメールしてみることに。

基のために、中村家のために、
陽菜の居場所を返してあげなきゃ
なんて複雑な思いもきっとある。

それでもこうやって行動できる
真魚はすごいなってほんと思う。

真魚の思いが陽菜に届くといいな。

たいようのいえ8-4

修旅の自由行動で、ちーちゃんが
勇気を出して2人での行動を提案。
それに乗ってくれた織田くん。

喧嘩ばかりだったけれど、それでも
そうやって関わってこられた今までの
関係が終わってしまうのを怖がって
どうしたらいいのかわからなくなってた
ちーちゃんだけど、織田くんの中でも
大切な存在だって思われていたことに
ここになって気が付く。付き合うとか、
そういうのではないかもしれない。
でも、友達としてでも大切に思って
貰えるのってやっぱすごい嬉しいよね。

彼らにこの先進展はあるのかないのか。
わからないけれど一先ずは良かった。

たいようのいえ8-5

「ごめんなさい。でも
大事な人がいます。」

ラジカルさんからのメールの
告白から、話す時間を作りたい
と思うのに避けられてしまう基。

なんとか時間を作ってもらって、
やっとのことで答えを出した。

今の状況になってもなお、
かっこつけで何も出来なく
なっている基だけど、心は
完璧に決まっているんだよね。

たいようのいえ8-6

ラジカルさんに返事をして、
真魚達も修旅から帰ってきて。

いろいろとぶっ飛んだか基。
ちょ、さすがに焦ったよw
きっと基もやらかしたとか
思ったんだろうな~って。

「…寝る!ごめん!」

やった後にやべってなって、
謝って逃げたんだろうと‥
これってね…あわわわわ!!!!

~ひとこと~

修旅中、ラジカルさんと
基が付き合うことになったら…
なんて不安になって、でも
本当にそうなったら応援
したいなんて話す真魚に、
大樹はある提案をする。

「真魚、俺と本当に
付き合うって選択は?」

結局真魚のよくわからない
反応に冗談だよなんて言って
ごまかしておわったんだけど。

真魚にその真意は全く
伝わっていなかった様子。

心配で出た言葉じゃないもの。
どちらかって言えば俺を
選べばいいのにみたいなのが
あったんじゃないかと思うけど。

真魚は、心配でそんな風に
言わせてしまうくらいに
自分が落ち込んで見えたんだ
って勘違いをしていたので…

大樹の思いは、ほんと届かないな。
それに比べ基の大暴走~!!!
…びっくりしたよwほんとにw

いろいろ中途半端なままで、
これからどうなるんだろうか。