著:タアモ 先生

ラジカルさんの少し昔の
お話がここで明らかになる。
兄弟の、真魚の話をする基を
見て、自分に対する基を見て、
少し先に待つ慰安旅行…かな?
会社のみんなで仙台に行く時に
想いを告げようと決意する。
…どうなるかね。
そんなラジカルさんの思い
など全く気付かない基は、
仙台に言ったら陽菜にも
会えるだろうか…なんて
考えている所でした。

義妹・結衣ちゃんの
お誕生日会に参加した。
プレゼントは、真魚センスで
可愛くないと言われたけど、
このままじゃダメだと思って
結衣ちゃんと話をしようと
試みた。そこで初めて、幼い
義妹が抱えた気持ちに気付く。
まだいろいろ知らないだけ。
きっとちゃんと家族になれる。
そう思えて、すごく安心した。
真魚は頑張りたいって思う
反面、どこか諦めてるとこが
すごく多いんだろうって思う
から、少しずつでも良いから
大丈夫なんだって思ってほしい。

誕生日会の帰り、結衣ちゃんが
父親を連れて真魚を見送る。
結衣ちゃんを出しにした
言い回しだったけれど、
また来いって、来ていいって
思ってくれてるんだって。
ちゃんと言葉にして伝えた彼も
ちゃんと真魚と向きあおうと
頑張ったのかもしれないね。
結衣ちゃんと、義母のおかげで
少しずつだけど親子の距離が
近づいてきている気がした。
父親が認めてくれないと、
いくら真魚が頑張っても
ここにいていいんだって
思えない…そんなふうに
感じていた真魚には、すごく
嬉しい言葉だったろうな。

「俺と真魚が付き合ったり
したら、少しは一緒に
いられるけど、そうなったら
応援してくれる?基兄。」
冗談だよ、で済ませたけど、
基は大樹のその言葉を大分
気にしているようですね。
まあ…本気だろうしね。
そういうのに口を出す
くらいには…真魚のこと
気になって気になって
仕方ないんだろうな、基。

基が仙台に行った日。
家に残されたのは大樹と真魚。
外は暴風雨。
「大樹そんなにこわいのか?
やっぱり恥ずかしい。」
「こわいよ。」
天気を口実にして真魚を
抱きしめた大樹の心には
一体何があったんだろう。

その頃仙台では…
まあいろいろあって
こんな状況になってる。
ラジカルさん、言えるかな。
さすがにこの状況に、
基ももしかしてって
思い始めたのだろうか。
今までおもしろいくらい
鈍感だったけれど…
次回がめちゃくちゃ気になる。
~ひとこと~
いろいろ気になる感じの
とこで終わってくれましたw
真魚と本宮家の話は少しずつ
だけどいい方向に向かってる
気がしてとても嬉しいところ。
さて…大樹と真魚はあの状況で
どうこうは多分ないだろうと思う。
問題はラジカルさんと基だけど…
どうなるかな、いろいろ不安だ。