著:タアモ 先生

真魚がバイトを始めました。
大樹もバイトをするようです。
居酒屋だけど、基に反対
されると思った真魚は
コンビニだと話していた。
大樹は、友達に頼まれて
小学生の家庭教師…と。
でもバイト先の戦国居酒屋?
に行ったらそこには大樹がw
まかさのって感じですわ…w

「ラジカルさんが好きな
中村さんは私が一緒に住んでる
私が好きな基なんです。」
ラジカルさん…杉本さんに
ずっと基と自分のことを
隠したままでいられない。
そう決心して話すが…
なんとも気まずい感じになり、
まーくん(伊達政宗)の誕生祝い
パーティーに呼ばれてた真魚も
その場は帰ることになった。
「これって…友達を1人
なくしたってことなのかな。」
話しても話さなくても、
結局彼女を傷つけることには
なっていたのかもしれない。
けど、それでも話すべき
ことだったろうとも思う。
…真魚、よく頑張ったよ。

バイト先の居酒屋で
ラジカルさん達と遭遇。
基にも見つかってしまう。
空海の正体がバレることを
止めたかったんだろうと思う。
真魚は杉本さんのことを
空海(そらみ)であると伝える。
…ややこしくなってきた…。
その後、杉本さんとはもう
会わないと基に伝える真魚。
その意味を知らない基だけど…
『「あの人とはなにもない」
なんて言ったら、その
言葉に意味がありすぎて、
なにも言ってやれない。』
…基も、なんかすごく複雑。

15話で、真魚の父親と
母親の昔話が描かれる。
義母ではなく母。
なんか…本宮海斗…真魚の父親は
どこまでも誠実な人に思えた。
母親の柚乃と結婚して真魚が
生まれて、2人のためにただ
ただ一生懸命仕事をして…
でもその頑張りは、柚乃に
ずっと寂しい思いをさせてた。
『吐き気がする、真魚がいるあの
家で、俺が寝ているあのベッドで、
よりにもよってあの男と。』
全てが終わったかのように、
真っ暗になってしまった。
それでも真魚のことは信じて
いたかったのに…それも怖くて。
『誰かにその役目を押し付けて
しまうくらいに、君を愛する
勇気すら持っていないのだ。』
この話を読んで、初めて
父親のどうしようもない
恐怖や不安、真魚への思い。
いろいろ分かった気がした。
…きっと怖いんだね、
まっすぐに向き合うことが。

真魚に会いに行こうとした
織田くんに、ついに真魚が
基の家に住んでいることが
バレてしまう。
「本宮の気持ちに
応える気あんのかよ。
何か言えよ!ずるいぞ!!」
結局曖昧にごまかして
その場から逃げてしまう基。
自分の中でもイマイチ
定まっていないのかも。
でも、基は真魚を好きだろう。
多分、そんな気がする。
大人って、ずるいよなw

真魚が空海の小説に
ついて、書いている人を
ごまかしたのに…でも
いい機会なのかもしれない。
好きな人のことを書いてる
って、そういう気持ちで
読み返したら自ずと誰が
書いているのか分かる。
無意識に的に塩送ったな。
でも、それくらい空海の
小説に影響されてきた
彼女だから、言わずには
いられなかったのかもね。
基は…気が付くだろうか。
~ひとこと~
いやはや、なんと言いますか、
いろいろ複雑でございます。
とてもとても辛いです。
人ですから、臆病なんです。
怖いものに立ち向かうのには
とても勇気がいると思うから。
真魚も、基も、真魚父も。
大事なものに向き合う勇気を。