著:タアモ 先生

「今、この家に帰って
こなきゃいけないのが、
すごくすごくうれしい―」
…子供の頃、むかいの基の家に
入りびたっていた真魚。その家に
行くと必ず元気になれたから。
数年後……父の再婚で家に
居場所がなくなった真魚は、
両親を亡くして以来、独りで
家を守る基の家に住まわせて
もらうことになったけれど…!?
年の差幼なじみ2人の、
明るく切ないラブストーリー!
☆キャラクター紹介☆

本宮 真魚(もとみや まお)
高2。自分の居場所がなくなり、
基の家に住むことに。密かに
自伝的ケータイ小説を書いている。
基には『まぎょ』と呼ばれる。

中村 基(なかむら ひろ)
24歳の主婦リーマン。真魚の
幼なじみ。高3で両親を亡くすも、
弟・妹と再び一緒に暮らすため、
1人で家を守っている。