ぴんとこな 第6巻

著:嶋木あこ 先生

ぴんとこな6-1

いろいろありましたが、初日の
惨事はまるでなかったかのように
落日まで毎日公表を得ることに。

まあ、しっかり頭にたんこぶ
作ってたけど、2人ともねww

そしてヒロキの気持ちを再確認
した河村だった。ついでにヒロキ
の言葉にまだキュンとしたww

その場を立ち去ったヒロキは、
恋心と決別するかのように幼き頃
のあやめとの写真を切り捨てた。

その後、ヒロキへのキュンが
止まらなくて自分はおかしく
なってしまったのかと大急ぎで
学校…あやめのもとへ走る。

抱きしめようとして、理性が
働いて止まったが先手を取られ
ビンタを食らうがそれすらも…

(やっぱりあやめが一番だぜ)

正気を取り戻したきもするが、
いつの間にかドMに目覚めているw

ぴんとこな6-2

あやめに意識してもらいたいと
いろいろ行動に出てみるも、
全くもって相手にされない河村。

そんな時、女ゴコロが知りたいか?
そう言ってある演目を勧めて
きた河村の父親。「野崎村」
のお光という女形。それを
演じて女ゴコロを学べという父。

先代(河村の祖父)が以前これを演じ、
女以上に女ゴコロを理解したような
素晴らしい演技をしていたのだという。

先代の頃からのご贔屓さんからの
小向井さんからのお願いで、今回
の配役が回ってきたらしかった。

「死ぬ前に、もう一度木嶋屋
のお光を見たくてさ…。」

彼女の話を聞いて、自分もそう
思わせるような舞台を作ると
決意した河村だった。ほんと、
こいつも歌舞伎大好きだよなw

そんな頃、河村の父親は病院にいた。
ずっと、胃が痛むと言っていたんだ。

…もしかしたら、病気なのか?
治らない病気じゃないといいけど、
こういう流れの話は大体ガンとか
そういうのな気がしてならない。

ぴんとこな6-3

優奈とヒロキの婚約が正式に
決まり、会うのはやめたいと
梢六の所に伝えに来たようだ。

梢六は、実は本当に優奈のことが
好きなんだろうなって感じだね。

ヒロキが本当に優奈を好きで
婚約するわけではないだろうと
優奈自身きっとわかっている。

それでもいい。一緒にいたいと
話す優奈に梢六の口から出た言葉は
きっと優奈には予想外だったろうが、
ごまかしてるけどきっと本当の気持ち
なんじゃないかなって…彼の表情が
それを語っているようにすら思える。

なんか…いろいろ不憫だな。

ぴんとこな6-4

この日はあまりにひどい河村の
お光にドS指導をしてきた帰りw
梢六と優奈の一件の日なのかな。
遅い時間に帰ったのにまだ部屋の
明かりがついていることを知り、
優奈の部屋に入ってくると…優奈
の首元にあざ?あれはキスマーク。

優奈は気付いてないようだけど、
これは梢六がつけたものだろう。

それを見て倉庫に閉じ込められた
時の犯人が彼女だと感じてること、
でも独断は考えられない…誰かが
裏で手を引いていた…?そんなことを
考えた結果出てきた言葉がこれだ。

優奈にとっては安心できる
言葉だったろうと思う。
梢六の言葉を思い出して
ぼ~っとしていたしね。
いい意味でも悪い意味でも。

ぴんとこな6-5

でも…優奈にとっては良くても、
ヒロキが少しずつ壊れてくんじゃ
ないかななんて思えて少し怖い。
まずこの表情が怖い…悪人面!!←

そんなことないならいいんだけど、
なんかもう…自分を縛って前に進む
ためにいろいろ無理してるような
気がしてならない…この2人は何か
一緒にいちゃダメになる気がする。

ぴんとこな6-6

舞台当日になってもいまだ
お光の演技が定まらない河村。

そこに結果的に答えを見つける
手助けをした春彦とあやめ。

あやめのヒロキへの思いや行動が
お光ととても似ていると気付く。
…これでどんなお光が出来るのか。

河村に招待されていい席を用意する
と言われたので服装もいいものをと
頑張ったあやめだったけど、その
お金もいろいろあってなくなって
しまい、春彦にここまで連れて
こられても帰ろうとするあやめを
強引に舞台袖まで連れて行く河村。

ほんと、たまに急にかっこいいよなw
どんな舞台になったかはまた次巻かな。

…早く読みたいわw

~ひとこと~

5巻でした。
舞台稽古でのお話もいろいろ
あったんですが、まあほんと
初期のひどい状況からよくぞ
頑張ったなと思いますよw

共演者にもなんだか軽んじた
発言を受けたりもしてね。

ついに本番…成功を祈りたい。