ぴんとこな 第1巻

著:嶋木あこ 先生

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家柄が重んじられる歌舞伎界に
おいて、名門の御曹司として生まれた
にも関わらず、実力のない恭之助。

歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、
実力のみで最底辺から成り上がろう
とする一弥。正反対の2人の男が、
なんの因果か同じ女の子・あやめに
恋をしたのが物語の始まり。

歌舞伎を愛するあやめに好かれたい
恭之助は、コネなんていらないから
実力が欲しいと悔し涙を流す。

あやめの目の前で主役を張りたい
一弥は、名門の養子になろうと…

☆キャラクター紹介☆

01

木嶋屋(きじまや)
河村 恭之助(かわむら きょうのすけ)

本名:河村 猛(かわむら たける)

歌舞伎の名門・木嶋屋*1の御曹司。
河村恭之助の名で人気の歌舞伎
役者だが、本人はヤル気ゼロ。

02

千葉 あやめ(ちば あやめ)

貧乏で毎日バイトをしている、
元お嬢様。歌舞伎好きで、詳しい。
猛と同じ高校に通っている。

03

轟屋(とどろきや)
澤山 一弥(さわやま いちや)

本名:本郷 弘樹(ほんごう ひろき)

門閥外*2出身で、歌舞伎の修行中。
真面目で何事にも真剣に取り組む。
実力があり、人気も上昇中。

*1 木嶋屋:「〇〇屋」は屋号
と呼ばれる歌舞伎界での家の名。
*2 門閥外:歌舞伎の家の出身
(血縁・家柄)ではないこと。