虹色デイズ 第3巻

著:水野美波 先生

夏、つよぽんが寝不足続きの理由。
夏コミ(夏のコミックマーケット)に
出す同人誌を書いてるんですね。
で、その頃ゆきりんも夏コミ用に
衣装を縫っているのだね…大変だ。

「…オタクはね…みんな夏と冬に懸けて
いるんだよ夢とか希望とか……。」

ちなみに、オタクはみんなって
ことはないw 私オタクだけども
コミケ行ったことない類です←
オタクにもいろいろいるのよ~。
でもね、いつか行ってみたいですw

そんな忙しいつよぽんの手伝いを
しにきた3人だったけど、夏樹以外
すぐに飽きるわ不器用すぎるわで
仕事になりませんでしたとさww
で、夏樹が凄すぎて私びっくり。

唯一頑張ってる夏樹に、つよぽんは
お礼と言って…ある写真を渡した。
2巻の最後のとこ、ゆきりんと杏奈達が
女子トークしてるお話がありましたね。
多分あの時にゆきりんが撮ったであろう
杏奈の写真でした…夏樹宝が出来たね♡
この後更に本腰を入れて頑張った夏樹w

希美…お気づきでしょうか?
これね、初登場ですまっつんの妹。
私最初に読んでた頃はキャラリスト
とか把握してなかったので、誰だろ
この子…ってなって終わったシーンw

履いていたサンダルが壊れてしまい、
そんな中ガラスを踏んで足に怪我を
してしまった希美を見つけて、友達の
所までおぶってくれたのが恵ちゃん。

この2人、今後どうなっていくのか
結構楽しみだったりしてます♪♪

杏奈と同じクラスで、今は
隣の席だと話すモッチー。

明らかに杏奈を好きでぐいぐい
アプローチを続けていくモッチー。
勇気を出せずに近づけない夏樹。

そんな夏樹も、さすがにモッチー
の存在で大分焦り始めていた。
お昼一緒に…なんて、今までの
夏樹なら絶対に言えなかった。

杏奈の隣を陣取るモッチーに焦り、
空いていたまりの隣にお邪魔した夏樹
だったが、それに対して夏樹はまりの
隣に座りたかったんだねと、夏樹の
気持ちに勘付きながら言ったモッチー。

でも、その誤解はすぐにとけた。

モッチーといるその誤解だらけの
空間にいることが出来ず杏奈を
連れて他の場所へ移動した夏樹。
何を言っていいか分からずいると
杏奈の方から質問を投げかけた。

「まりちゃんの隣が
良かったってホント?」

夏樹のことだ、本当の気持ちを伝える
のだってすごく勇気がいったと思う。
でも、勇気を出してちゃんと伝えた。

そうすると、杏奈は心底安心した
ような、嬉しそうな表情を見せた。
そして逆に、みんなで…だけれど
一緒にご飯のお誘いをしてくれた。

(きめた。これから先モッチー
だろうが他の人だろうがライバル
どんと来い!!好きな気持ちは負けない
し、オレの最大の敵はチキンな自分。)

きっとまた慌てて困ってテンパって
ってのを繰り返すんだと思うけど、
夏樹らしく、時には勇気を振り絞り
アプローチし続けていけばいいよね。

頑張れ夏樹!!

「つよぽんぬと一緒なら
なんでも楽しいよー!!」

つよぽんと一緒にいる時のゆきりんは
ほんと幸せそうで楽しそうで…ほんとに
つよぽんのこと大好きなんだろうなって
見てて感じ取れるくらいに笑顔を見せる。

そんな自分の気持ちをはっきりと
伝えてくるゆきりんに対して…

(ゆきりんは俺と違って本当に
素直だな。明るくて無邪気で俺が
言えない事もわかってくれて。)

「…ゆきりんのそーゆー
とこ、好きかな……。」

この2人の距離感は、ほんと見てて
心が温まってこっちまで幸せになる。
じいちゃんばあちゃんになっても、
この2人はこんなふうにいるんじゃ
ないかなって思えるくらい、素敵♡

確かにね、杏奈と2人でいる
時のまりは本当に幸せそうで、
それが恋だと言われたらそう
なのかってしっくり来てしまう。

でもね…複雑だよね。
あの日、まりを可愛いと思った
時から、相変わらず罵倒されたり
攻撃されたりするばかりなのに、
それでも気づけば視線の先にまりを
探すようになっていたまっつん。

まっつん…まりのこと好きなのかな?
基本的に女の子が好きっていう人
なんだと思うけど…最近は他の子と
話してても頭の中にはまりがいる。
そんな時間が、随分増えた気がする。

モッチーが杏奈に近づきだして
まりのガードは固くなる一方。
学校にいる間は常に気を張ってる
状態に近かったのかもしれない。

そんな中久々にゆっくり杏奈と
遊べるデートの日のはずだった。

偶然にもまっつんが合流して、
そこから夏樹までやってきて、
気がつくとそこに夏樹と杏奈は
いなくなって…まりからしたら
混乱以外のなんでもなかったろう。

でもこの状況を作ったのは杏奈。
まりの誕生日をお祝いしたくて、
最近仲良くなった友達をたくさん
集めてまりにサプライズバースデー
パーティーを用意したかったみたい。

最初は状況についていけてないまり
だったけど、状況を把握すると、
あのまりがデレた…デレてるよね♡

男嫌いも、きっつい性格も彼女だ
けど別に人が嫌いってことはない。
杏奈のことを話してた時思ったけど
自分が人から好かれる性格でない
ことは自分でわかっているようだ。

そんな自分と仲良くしようとして
くれる存在、杏奈を含め友達という
存在は素直に嬉しいんじゃないかな?
きっとまだ何かに怯えて警戒してる
だけなんだと思う。まりにとって、
杏奈程とはいかなくても気の許せる
場所がもっと増えたらいいと思った。

まっつんのまりに対する思いは
恋心と呼んでいいものだろうか?
わからないけど、きっと好きで
なきゃあんだけひどい仕打ちを
受けてまで近づかないだろう。

恋してるんだろうな、まっつん。
女の子に基本的に優しい彼が
こんなふうに怒ったり、自分から
探したりする相手はもしかしたら
まりだけなのかもしれないし…♡

三角関係にすらならないこの
一方通行は、どこかで変化
することはあるんだろうか…?

~ひとこと~

少しずつ、ほんの少しずつだけど
まりがこの輪の中に入ってきた
気がして少し嬉しい3巻です。

そして、恵ちゃんにラブなお話が
まだ出てこないなって言う今、
最後の重要キャラになるのかな?
まっつんの妹の希美が登場した。

海で偶然会ったきりだけれど、
今後ね、また再会できるのか??
そこら辺もね、ゆっくり話を
追っていければなと思います☆

一先ず、まっつんといるまりは
1番凶暴だけど、時に随分と可愛い
一面が見え隠れしてて今後楽しみ♡w