故意ですが恋じゃない 第3巻

著:浅野あや 先生

故意ですが恋じゃない3-1

いつも会っていた屋上以外でも
一緒にいることが増えてきた2人。
それを見ている女子もそりゃいて、
文句を言ってくることもあるんだ。
2人の関係を勝手に詮索してきて
仲良くすることに文句をつけるのだ。
…そういう女ってイヤねww ←

「つき合ってないけど、友達
ではある。それにもしかしたら、
友達以上になるかもしれないし。」

面倒なことを嫌っている梢が
自ら女子達に喧嘩を売るのも
もしかしたら彼女の中の変化
だったりするんだろうかと思う。

だって…喧嘩売ったって面倒な
ことになるだけと思うじゃない。

いつも明らかに夢中なのを態度に
出しているのはどう見ても宇治原。
それでも、梢の方にもそういう
気持ちがある気がしているこの頃。

故意ですが恋じゃない3-2png

流れで、『茉子』と名前を呼び
捨てで呼んでもらえるようになった
茉子に嫉妬してしまう宇治原。

しゅんとしてしまった宇治原を見て
ようやく梢が呼んだ彼の名前。

ほんと…振り回されてんなぁ~♡w
小悪魔ってこういうのを言うのか?
ウチの知るイメージの小悪魔とは
少し違って思えるけど…少なくとも
彼、宇治原はこの小悪魔に夢中だw

故意ですが恋じゃない3-3

学校に実習生がやって来た。

水野 渉(みずの わたる)

彼は梢によく似た雰囲気、似た
恋愛観を持っているように思えた。

そんな彼が、まるで梢を試すかの
ようにこんな問いかけをしてくる。
梢の答えを聞いて少し笑った彼は…

「俺もきっとそうする。」

水野は、宇治原と梢の関係を
知ってるふうだった。その上で
こういう態度ってのは、実習生
として生徒に手を出してはいけない
この状況で梢を奪いに行くという
宣戦布告のようにもとれる発言。
厄介なのが梢を気に入ったぞ。

故意ですが恋じゃない3-4

宇治原は勉強が出来ないらしい。
ということがここで明らかになる。
まあ、見た感じ出来そうにも
見えないキャラではあったけどw

そんな彼に「勉強できない
バカ男はキライだから…。」
ときつい言葉を浴びせた梢。

宇治原は必死に勉強するが、
イマイチ調子が出ない…それを
見て梢がご褒美話を持ち込む。

「全教科50点以上取れたら
ごほうびあげる、なんでも。」

そこからはほんと頑張ったよね。
結果、無事全教科50点以上を達成♡

ご褒美に何をねだろうかとワクワク
しながら屋上へ向かう途中…水野が
梢に迫りキスしようとしている
所に遭遇してしまったのだった。

「誰でもいいみたいに言ってるけど
そんなことないから。だからさっき
みたいに急にキスされるの嫌です。」

「あたしはキスもエッチも自分がしたい
ときにするんで、あたしがしたい人と。」

そう言って、宇治原に向かい微笑む梢。
梢にとっての宇治原は、自分で思ってる
より特別に好きなのかもしれないねw

そんな梢の態度に、宇治原こそ黙って
いられなくなってしまったようだ。

「つき合ってよ、テスト
のごほうびそれがいい。」

言った後にやらかしたと思ったのか、
赤面しながら今の忘れてなんて言った
宇治原だったけど、梢の口からは肯定。

「―いいよ、つき合ってあげる。」

まじかっ!!w

故意ですが恋じゃない3-5

あとになって、なんでめんどうな
ことにしかならないとわかってて
つき合うなんて言ったのかと自分
の発言を不思議に思った梢だった。

「だって、つき合い
始めたばっかだし。」

広められたら面倒とか思ってたのに
結局自分で付き合ってる宣言したしw

面倒だとか後々ラクとか言ってる
けど、ほんとにそれだけなんだか…

宇治原ほどあからさまではない。
それでも、ちゃんと好きなんじゃ
ないかなって思える態度じゃない?w

誤魔化そうと宇治原が梢のこと
飽きたなんて言い出した直後
だったものつき合ってる発言w

故意ですが恋じゃない3-6

茉子が遊園地のチケットを
くれて(絶叫が多いのかな?)、
梢の趣味にも合いデート当日。

…なぜか余計なの2人ついてきた。
チケットをくれた茉子はともかく、
もう一人…なぜか水野までいる。

「4人乗りとかのもあるし、
オマケだと思えば。」

なんて言う梢だった。

このデート実は色々仕組まれてた。
梢に近づきたい水野…人の不幸を
見て笑顔になれる茉子が組んでた←

梢は…全部気付いていたのかもな。
なんかもうね、梢かっこいいww

宇治原…彼女はちゃんと宇治原の
ことめっちゃ考えてくれてたよ♡

最初はほんと読めない女だった。
梢のイメージが少しずついいものに
変わっていって…少し楽しいですw

故意ですが恋じゃない3-7

『絶叫遊園地』…ということで
絶叫物が多いのかもしれないね。

梢は好きそうだけど、宇治原は
無理してつき合うも早々にダウン。

やっと邪魔する奴らもいなく
なり2人は観覧車に乗っていた。

「宇治原くん、こーゆーの
乗りたかったんでしょ?」

ドモりながら否定する宇治原
だったけど、きっと図星だなw

彼氏のほうがリードされっぱなし
に思えるこの2人の不思議な関係
だけど…きっとこれが2人の距離感。

…なんだかんだお似合いだわ♡

~ひとこと~

一先ず、宇治原おめでとう♡
少し不思議な彼氏彼女だけど、
これはこれで2人の形だろう。

次巻4巻で最終巻…一体どんな
結末で終わるんでしょうか??

では、また最終巻・4巻で☆