著:浅野あや 先生

宇治原が彼女にフラれたww
美咲って言ってたかな?梢との
関係が始まってから…というか
梢に惚れてしまってからはもう
ずっと彼女の扱いも随分雑に
なっていたろうから仕方ないw
でもそこで問題が出てきた。
彼女がいるから後腐れがない。
だから…宇治原がいいみたいな
ことを言われていたわけだから、
もしかしたらもう終わりだと
言われてしまうかもしれない。
とても不安がる宇治原だったが、
梢の反応は全然別のものだった。
「ふ~ん…じゃあしばらくの間
今まで以上に遊べるってわけだ。」
でも美咲と別れたことで、実は
モテる宇治原を放っといてくれる
女子の方が少なかったみたいで、
多くの女子から連絡が絶えない。
「これからすぐ次の彼女も見つかるね。」
そんなことを言ってくる梢に
対して、必死の表情の宇治原。
きっとこれが、梢が宇治原を
手放そうとしない理由だろう。
…カワイイもんね、ほんとすごく。

彼女と別れた宇治原はほんと
良くモテて…気がついたら女子
から迫られてる光景が多々…(笑)
そんな光景に遭遇した梢は、全く
動じることもなくごゆっくり~なんて
言いながら立ち去ってしまうんだよ。
ショックを受ける宇治原。
立ち去ろうとした梢を
追いかけていくと…
「迫られてたんでしょ?」
「そーだよ!!わかってん
なら助けろよっ!」
宇治原、助けてほしかったらしいw
そんなことを顔を真っ赤にして言って
くる宇治原はさぞ可愛かったんだろう。
後輩の日下部 茉子(くさかべ まこ)
に本格的に迫られていた宇治原。
その後やってきた梢に
助けられた様子だった。
「助けたつもりだけど?宇治原くん
が助けろって言ったんじゃん。」
モテ男は大変ですねww
そんなのに惚れられちゃった
梢も、この先苦労すんだろうな。

ずーっとぶりっ子だった茉子が
いい加減本性を表してきた。
まあ、結構きっつい、はっきり
した子であることはよくわかったw
別に宇治原が好きとかいうわけでは
なくイケメンの彼氏というステータス
目的に彼女になりたがっているようだ。
ステータスの一つにされるの嫌だなw

宇治原が茉子に好かれてしまった
ことで、それもなんだか曖昧な
対応ばかりしてしまったことで
その矛先が梢に向いてしまった…
まあね、これはもうあれですよ。
梢の嫌いなめんどうなことですw
「セフレなんですよね!?だったらあたし
とも一回してくださいよ!一回して
みないと相性わかんないでしょ!?」
そんなことを言い残してった茉子。
それに対して梢だけでいいなんて
言った宇治原だったけれど…残念な
ことに切り捨てられてしまったねw
切り捨ててはいないか、でもね。
このままじゃダメみたい…宇治原
何としてでもこの件解決させんとw

茉子がクラスメイトからイジメを
受けてるような状況に偶然にも
遭遇した梢と宇治原。その場に
迷わず飛び込んでいったのは梢。
「イジメ?」
そう言われて否定する女子達に
「じゃあなんで転んで
んの見て笑ってんの?」
更に追い打ちをかけるとその子達は
その場から逃げ出していった。
そんな梢に少し見とれていた様子の
茉子だったけど、ハッとしてまた
いつものように敵意をむき出すが…
梢はすごく変わった子だと思う。
彼女の中でしっかりした正義
みたいなものがあって、きっと
そういうのにはすごくまっすぐ
な意思を持ってんのかもだね。
確かに…こういうとこは梢の
すごくかっこいいところだと思う。

最近少し梢との距離が縮まった
気がしていた宇治原だったけど、
相変わらずただのセフレでしょ
なんて言われてしまった彼。
デートがしたくて、たまには他の
場所でも…なんて誘い方をするも
簡単に断られてしまった。そんな
ある休日。偶然街で梢を見かけた。
声をかけることも出来ないまま
ストーカーまがいな行動をとって
しまっていた宇治原だったけど…
「宇治原くんがストーカーみたいな
ことするからでしょ?ずっとついて
きたのバレバレだから、ちょっと
懲らしめないとと思って。」
実はずっと梢にはバレていて…
懲らしめるためにわざとナンパ男に
ついていってキスしてみせたらしい。
随分しゅんとした様子の宇治原に、
梢も満足したのかしら…でも確かに
あんな可愛いストーカーがいたなら
楽しいと感じてしまうかもだねw
この後明らかに当て馬にされた
ナンパ男はそこを立ち去るしか
なくなって…結局のところやはり
ただのセフレと言われた所で梢に
とって宇治原は特別なんだろうな。
~ひとこと~
2巻には本編の他に短編のお話が
2つ描かれていました。個人的には
本編の続きが気になりますけど(←)
そちらのお話も面白かったです。
浅野先生のお話は男の子の可愛さを
表現してくる作品が多いのかな??
地味にね、萌えます(あくまで好み)w
今後の梢と宇治原の展開が気になる♡