著:椎名軽穂 先生

「すきなの……………。」
爽子の決死の告白。
今度こそ、きっとちゃんと
伝わったんじゃないかな…。
そんなふうに感じながら、
若干泣きそうになってたのに
邪魔が入りました…ジョーめ。
最悪なタイミングに、どうでも
いい用事を持ってきました…w
その上、碌でもない理由でピン
が爽子を呼んでるなんてことも
伝えてくれちゃったわけで…
爽子は行っちゃうし風早も
可哀想なことになるし…
ほんと2人ともどんまいww
ジョーは少し空気読めww

「……私は……ここから風早くん
と新しい関係を作りたい。
ここから、また始めたいの。」
ジョーに邪魔されて、あの時は
ちゃんと話せなかったけど、
最終的にはちゃんと通じ合えた。
公開失恋と言われたあの日より
よほど人の多いとこでの告白だw
今までの人生の中で、最も幸せな
学校祭になったかもしれないね。

「……ちがわないよ。
おなじ、でしょ?
……おなじだよ。」
なんか、お互い恐る恐る
って感じになってたけど、
ちゃんと通じ合えたんだね。
今まで散々悩んで、泣いて
すれ違ったりもしたけど、
ほんとよかったよ…。
爽子、風早、おめでとう。
最初は、「ちがうね」なんて
決めつけて勝手に諦めた風早、
そこに同意してしまった爽子。
そんな2人だったけど…
もう間違わないよね。
諦めなくて、良かったね!!!

風早「―――――黒沼!」
風早「………………。」
ピン「結婚して下さい!!
な―――んちゃって~~。」
ちゃんと付き合ってと言って
いなかった、そういうのは
ちゃんと言うべきだ…とピンに
促され頑張ろうとした所…
ピン…ビビったがなww
そして爽子がこの反応ですw
正確には
考えさせて=妄想させて
という意味だったのだけれどw
焦るよな~これwww
真実を知った風早は、穴が
あったら入りたい状態w
もう、いいけどね、なんか
ものすごく幸せムードだし、
幸せなら何でもいいよww

はい、やっと言えましたw
おめでとうございます。
これから先、2人にたくさんの
幸せが訪れますように―――。
なんか、もう私読みながら
ひたすら微笑んでましたw
ただ、風早と爽子が幸せそうに
なっている裏で、悲しんでる
人もいるんだって…そんな所に
気付いていたあやねでした。
くるみは…やっぱ
悲しんでるんだろうな。

風早と爽子が付き合いだして、
また前みたいにイジメが再発
するんじゃないかと周囲に気を
配るあやねとちづだったが、
学校祭での占いや貞子ノート
とかの影響で、どちらかというと
崇め奉れる存在となっていたw
そんな中、例の噂をしていた
彼女らは、またシメとく??
みたいな話をしていて、そこに
口を出したのがくるみだった。
そういうふうに思ってたのか。
…なんてかっこいいんだろう。
くるみは今まで、風早を好きって
子がいても自分の気持ちを明かす
ことはなかったと言っていたね。
それでも爽子には話した。
ライバルだって言ってくれた。
健人の迷惑な加勢も阻止した。
爽子だから、爽子を認めてる
からこその態度だったのかもね。
確かに最初はそのイジメ集団達と
くるみは同じ感じだったのかも
しれないと思う…けど、自分の
思いをちゃんと告げた。堂々と
戦ったくるみは、もうその子らと
同じってことはないだろうな…。
ライバルが、くるみで良かった。
友達になれなかったのはやっぱ
少しさみしい気もするけれど、
それでもくるみがいて良かった。
~ひとこと~
10巻でした。
いや~いろいろ、ほんといろいろ
あったけどようやくくっついた!!
ほんと良かった、幸せにおなりよ。
裏では悲しむ人達もいる…でも
それを悪いなって思うんじゃなく
その子達の分も幸せになってほしい。
さて、これから先は
どんなお話になるのか…
頑張ってる人が、優しい
人が幸せになれたらいい。
もちろん、今まで散々こじれて
やっとくっついた爽子と風早も
とことんイチャつけばいいよ←何様
11巻も幸せなお話だといいな。