君に届け 第3巻

著:椎名軽穂 先生

君に届け3-1

ここで龍を紹介!!

普段はなんだかボーッとしてて
野球やってる時だけは真剣…
みたいなイメージの龍ですが、
ちづに関することやちづに対して
は結構「男」の顔をするんだ。

にぶくて単純…お前のことだよって
言ってやりたい衝動にかられますw

周りになんか興味を示していない
ように見えがちだけど、実は結構
見ていて気付くんですよね。
ちづに関しては特にかもだけど、
そういうの龍のすごい所だと思う。

しばらくは恋ネタは爽子と風早を
中心に話が進むけど、そのうち…
龍って実はすごくかっこいいの。

読み進めていくうちに、そんな
彼の良さに気付いて貰えたら嬉しい。

君に届け3-2

気がついたら目で負っている。
あぁ、恋ですね。でも爽子は
これが恋だなんてきっとまだ
自覚していないんだろうなぁ…。

ただ、最初の頃に抱いていた憧れ
とかの思いよりもずっとずっと強い
大好きって気持ちを持ち始めたって
きっとそれくらいにしか自分の気持ち
理解できてないんじゃないかと思う。

周りから見たら丸分かりなんだけどねw
自覚がない分、制御もできないだろう。

本人はどうしてだろうって思ってそう
だけど、爽子の思いに本人よりも早く
気付くだろうちづやあやねは、爽子を
とても温かい眼差しで見ているんじゃ
ないかな…ほんと応援したくなるよね。

君に届け3-3

爽子が風早を目で追うように、風早も
爽子を目で追ってるんですよね…。
ほんと、この2人はわかりやすいな。

まぁ、分かりやすすぎるから風早を
ずっと大好きだったくるみが邪魔を
する原因にもなってる気がするけど。

今の状態のままでも付き合ってるの?
って誤解されるくらい仲良しだけど、
お互いがお互いに好意を向けてるのに
それに2人とも気付いていないのが
また2人のある意味すごい所だよねw

そして、2人の恋の難しい所です。

君に届け3-4

いつもと少し違う空気。
きっとドキドキして、上手く
笑うことも出来なかくなった。

だからその代わりに…

「風早くんに届け」

そう願って気持ちごと蹴った
ボールは見事風早の元へ届いた。

届いたのはボールなんだけど、
なんだか気持ちごと届いてくれた
ように感じて妙に気恥ずかしい、
でも嬉しい気持ちになったシーン。

こういうシーンを見ていると、
なんだか心がポカポカしてくるよ。

君に届け3-5

『くるみ』ってのが名前だと思って
風早に名前で呼ばれるくるみがすごく
羨ましくって、特別…なのかななんて
思ったらなぜか胸がチクッと痛くて。

それは嫉妬だよwきっと爽子は
嫉妬という気持ちにも気付いてない。

そんな思いには気付かない風早だけど
黒沼でなく『爽子』って名前を呼び
たい気持ちはあったんだろうな~。
これ絶対名前呼ぼうとしてたよね。
くるみが邪魔して言えなかったけど…

君に届け3-6

爽子の風早への気持ち、そしてきっと
風早の爽子への気持ちにも気付いて、
これ以上先に進ませないためのくるみ
の行動とは、爽子に自分が風早を好き
だと話し、応援して貰おうということ。

今まで、自分のことを犠牲にしてでも
誰かのために出来ることをしてきた
爽子が断るわけないと思ったのかも。

爽子だって、相手が風早でなければ
喜んで応援したかもしれないけれど、
今回ばかりは譲れなかったみたい。

それくらい、大きな存在になって
いることに、くるみのこのお願いを
きっかけとして気付くことになった。

~ひとこと~

3巻でした。
とっても周囲に分かりやすいくらい
風早や爽子の気持ちが表に出てきた。

そして、何かとても温かい気持ちを
抱えていそうな龍にも期待です。

そして、ここから本格的にライバル
くるみが登場してきましたね。

確かにすごく可愛いんです。
けど、この頃のくるみはまだ
好きにはなれないなぁ…。

けど、最新刊の辺のくるみは
私結構好きなんですよね。
決して悪い子じゃないのだが
今はやり方が少し歪んでる。

世の中こんな子だっています。
けどそれが爽子と関わることで
どう変化していくのか…ほんと
大きな見所になっていきます!!