著者
原作:HERO 先生
作画:萩原ダイスケ 先生

井浦の妹の基子。彼女の志望校は、
今の彼女の実力ではちょっと難しい
レベルの高校だったのかもしれない。
「どうしてもそこじゃないとダメ?いや…
な?この時期さぁ、もう後がないでしょ。
ランク一つ落とすとかさ。アハハ…。」
‥これが、基子の先生からの言葉。
真剣に目指して頑張ってる子に
こういうのってちょっとひどい。
家に帰ってきていじけて夕飯を
いらないなんて言い出す基子。
その理由を聞いて、志望校を聞いて、でも
井浦は決して笑うようなことはなくて‥
「何、(成績)笑っちゃうほど悪いわけ?」
責めてるわけでも何でもなく、ただ言葉
通り確認しようとしただけだったのかな。
でもその言葉に、基子は教師に言われた
言葉を思い出してつい手を上げてしまう。
でもそれを止めると‥井浦ははっきりと
その教師に向ける怒りを伝えてきた。
大事な妹、必死に勉強してるのを見て
来たからこそ、その真剣な気持ちごと
踏みにじられたってわかったんだろう。
普段ちゃらんぽらんに見える井浦だけど、
兄として‥人としてだってとても芯の
しっかりした人なんだろうなって‥こう
いう所を見てると再確認させられるね。
一人で不安でいっぱいいっぱいだった基子。
兄の言葉にようやく泣きながら弱音を吐いた。
「東(志望校)さあ、制服地味だから。
受からなかったらランク下がるけど片桐
(井浦の通う学校)来ればいいんじゃね。
制服わりとかわいいから、もと似合うよ。
お前のやれるとこまでやってみな。」
‥井浦めっちゃいい兄貴だよね !!
普段からは全く想像できないけど 笑
こんな兄を持った基子は幸せだし、
一生懸命真っ直ぐに頑張り続ける
基子だからこそ井浦は応援したい
って気持ちになるのかもしれないね。
要するに2人もすごくいい子 (´Д`。) ホロリ
この後、井浦のお願いで堀は基子の
勉強を見てあげることになった。
基子‥ギリギリまで粘れ、頑張れ!!

基子が気になってる人‥北原くん。
彼はいまだに井浦家に勉強をしに
来ているらしい‥のだけれど、
相も変わらず井浦に対して妙に
熱い視線を送ってしまっている 笑
中学生男子からしたら、クールな
男ってのはかっこいいのかもね。
でも、敵視されてるって気づかない
のが北原くんの可愛いとこよね 笑
「私の知ってる北原くんを返してよぉ~…。」
これが、基子の切実すぎる願いである。
でも北原くんのことで悩んでいるのは
基子だけではない、井浦の方もだった。
友人たちには初めて話したのかな。
北原くんの視線の意味はただの憧れで
あってくれと願ってたんだけど‥もう
そういう域ではないのかな、確定か?
ラブで確定してしまったのか…??
いや~‥解決するといいね井浦 笑
北原くんラブじゃないといいね ww

レミは模試の数学で40点以上取った
ことがないらしい‥そんな彼女に
桜は60点取るようにと伝えた。
「じゃあ60点でレミが好きな
あのチョコ店の…あの。」
「プレミアムクッキー!?」
レミは飛びついた 笑
「お、おっと…物に
つられるレミではないよ。」
なんて言いながら、物凄く期待して
しまっている態度を抑えられてない 笑
そして‥頑張ったんだと思う、物凄く。
でも結果は惜しくも58点‥60点には
満たなかったけど、確実に進歩した。
そんな翌日‥桜は例のクッキーを
持って学校に来た。60点取れてない。
だから桜はそんな会話とは関係のない
ことだとわざわざ言い訳してみせる。
きっと頑張ったレミへのご褒美だったろう。
前日、仙石に事情を話して2人で買いに
言ってきたみたいだった。それなのに、
仙石はそれを食べようとはしない。
「俺が食うとレミの分が減るからいい。」
仙石なりの愛だった‥けど、彼はレミに
伝わるなんて思ってなかったと思うのに、
桜によってあっさり伝えられてしまう 笑
‥とにかく、彼氏である仙石はもちろん
友人である桜もレミが可愛くて仕方ない
んだろうな‥ほんと温かい関係だよね。

ある寒い日の下校中の2人。
寒い寒いと言うレミは、まず手で
仙石の頬に触れたり手を繋いだり。
もうじきレミの家だという所で
立ち止まってしまったレミは‥
「ぎゅーー…。」
言葉を発しず固まってしまう仙石に、
レミはまた歩きだすけれど、結局
仙石の方が折れたようだった。
言い出したのはレミだけど、仙石
だってぎゅーってしてたら温かいし
安心するし‥したかったろうよ。
さすがにこの後『ちゅーー』とか言い
出したレミに対しては『いやここ路上
だから。』と断固拒否だったけども 笑
「………………………………了解した。」
レミもしぶしぶ了解 笑
ほんともう、この2人可愛い。
可愛くてほんと癒やされちゃう。

レミと仙石がおそろいで色違いの可愛い
ストラップをつけてるのを見つけた堀。
きっと、いいなあって思ったんだろう。
コンビニのジュースについてくる付録、
復刻シリーズらしい。同じものを見つけ
宮村の分も同じお茶を買ったんだけど‥
宮村にはその意図が伝わってなかった。
堀自身結構可愛いものが好きなようで、
「はいどうぞ。堀さんこういう
の好きだもんね。こういう
ちょっとこどもっぽいの。」
そう言って、両方堀にあげようとした。
いろいろショックだったろうし、宮村は
可愛くて子供っぽいのをつけるの嫌だった
かもしれないなんて考えた末、堀はそれら
2つをレミにあげてしまったのだった。
でも堀の気持ちにレミは気づいてたようで‥
レミの策で宮村は堀の気持ちを考えることに。
今の宮村には、なんのことだよって感じ
だったかもしれないけど‥レミ優しい ♡
宮村、ちゃんと気づいてくれたらいいな。

帰り道、宮村は仙石と一緒だったみたい。
携帯につけてある可愛らしいストラップ。
「このストトラップが欲しかったという
よりはおそろいでつけたかったみたい。」
レミと2人で探して、色違いを見つけて
それを2人で一つずつつけることにした。
そんな仙石の話を聞いて、宮村はやっと
堀もそうだったのかもしれないと考えた。
「…帰るね。」
俯きながらそう言ってとぼとぼと
歩いていく方向‥行き先は堀の家。
何があったとかどうしてこうなったとか、
詳しいことは何も言わないけど‥なんだか
最終的に堀の思いはちゃんと宮村に届く。
「--じゃあ私もそうしよ。」
そう答えた堀は随分と嬉しそうに笑ってた。
堀‥しっかりしてるし大人っぽいと感じる
ところもそりゃあるけど、女の子なんだ。
良かったね堀、宮村も気づけて良かった。
ほんと‥幸せになれよ二人共 ~ ♪♪

ある寒い日、宮村はブレザーの中に
パーカーを着てきた。由紀や石川くん
には似合ってないとか言われたけど 笑
でもそんなある時、堀はあることに
気がつく‥それが何なのか、宮村には
きっと分かってて気付かぬふりを通す。
その日はずーっと宮村は堀からの視線
に怯えるように過ごしていて‥翌日。
堀が気づいたことの正体が明らかに。
そう、あのパーカーからは宮村では
ない匂いがしていたんだという 笑
堀、おまえの嗅覚は犬か何かか !! 笑
それも進藤の‥堀はそこまで勘付いて
怪しむ視線を送り続けたんだろうな。
いつも通りの宮村の匂いに戻った今日、
随分嬉しそうな表情を見せた堀だった。
でもまっすぐすぎる堀の言葉に、
宮村は嬉しかったり照れたり‥
きっとそういう気持ちだったろう。
急にキスして、その後はさっさと
歩き出す。でもそんな宮村の頬は
堀には見えないけど真っ赤だった。
~ひとこと~
今回も最高に可愛らしかった。
というか、和むんですよね。
レミと仙石の話も、+桜の話も、
堀と宮村の話も‥あと紹介出来て
ないけれど石川くんと由紀の話
もほんの少しだけありました。
可愛らしいほっこりするお話。
そして今回は井浦兄妹の話は
ちょっと泣きそうになる素敵
エピソードだと感じたし。
日常の中の温かい一コマや笑える
一コマが描かれ続けてるホリミヤ。
今後どこまで彼らの世界を楽しむ
ことができるんだろう‥出来るなら
のんびりいつまでも眺めてたいです 笑
また続き出たらレビューしますね !!