著者
原作:HERO 先生
作画:萩原ダイスケ 先生

井浦、宮村、石川の3人が仙石宅へ
お泊りをしにやってきたらしい。
そこで、寝る場所に迷った結果
細身の仙石と宮村が狭いロフトに
寝ることになったのだけれど‥
そこで仙石はこれまでの様々な
疑惑を思い出してしまったらしい。
服を脱いだり着替えたりすることを
妙にコソコソして隠れようとする。
着替えざるを得ない状況でもだ。
まあ、怪しいって思うのはわかる。
でもそれで、仙石は隣で寝ている
宮村の服を脱がせようと覆い被さり‥
「仙石さんごめーん、ケータイ
置きっぱにして--…た……。」
その瞬間を見てしまったのは井浦 笑
「俺は仙石さんのこと尊敬してるよ。
だからこそ受け入れたいんだ。」
あらぬ誤解を受けた 笑笑
結局その後、寝る場所はすでに
寝てしまっている宮村をロフトに
残し、残り3人はテーブルを寄せて
雑魚寝状態で寝ることになった。
そして次の日の朝、宮村を起こしに
行こうとする仙石、それを怪訝な目で
見てついていこうとする石川、ただ
面白そうだとついていこうとする井浦‥
で、この状況である 笑
仙石はあらぬ誤解を受けるし、
仙石は宮村のことすっごく
怪しんだ目で見続けてるし。
この後、宮村がトイレに立つ間に
石川はさらなる誤解を増やしていた。
「うまくごまかしといたから。」
なんて言ったけど、井浦と
仙石の口から出た言葉は‥
「みぞおちからバズーカ…」
ひどい誤解が増えたようだ 笑

石川にとっての由紀って存在。
ほんの少し前までは堀を好きで
最近は桜ともいろいろあって‥
でも、そんな中で由紀に対する
気持ちが自分でもまだよく
わかっていない状況なのかも。
「好き」って気持ちに変わりない。
でも付き合うとかではないみたい。
今の、付き合っていない2人の
関係が、距離感が好きなのかな?
「他人がどう思うかより、自分がどう
思ってるかが大事なんじゃないの?
石川くんも吉川さんも今に不満がない
ならそういうのもアリなのかもね。」
いろいろ曖昧な石川に対して、
仙石が言ってくれた言葉だった。
でもほんとね、そうかもなって。
当人同士で今に満足してるなら
今はそれでいいって思えてる
ならそれで良いんだろうと思う。
由紀は‥どうしたいのかな?
他の誰かのものになってしまう
のはきっと石川も由紀も嫌だって
感じてしまうところだと思うんだ。
でもそうでないなら‥由紀も
今のままっていうのもアリだと
感じてるんじゃないかって思う。

堀は、宮村に近づく女子にはもう
危険センサーは発動しなくなった
ようだが、今は逆に男に対して
やたら敏感になってしまってる 笑
「渡部くさい。」
渡部‥については後で軽く紹介
するけれど、まあ男子である。
堀はその渡部のことを特に危険視
しているみたいで、宮村から渡部の
匂いがする随分と敏感に反応する。
「なんで渡部くんのにおい
なんて知ってんの?」
「こんなことをあろうかと
控えておいたのさ。」
‥どんなことだよ 笑
こんな名犬な堀さんと一緒に
いる宮村は、どんどん堀さん化
してって和むがだいぶ恐ろしい。
宮村にとっての1番の危険
分子は進藤だったらしい。
それにしても、進藤に対する
宮村ほんと雑で面白いわ 笑

井浦には、基子という妹がいる。
その基子は、北原っていう子が
気になっているふうなんだけど、
北原くんには別に好きな子がいて
その好きな子には彼氏がいて‥
いろいろ複雑な感じらしい。
普段はツンツンしてる基子だけど、
そんな話を必死にしてる彼女は
随分可愛らしい雰囲気を感じた。
で、その北原くんと一緒に勉強を
するということで井浦宅に呼ぶ
ことになったらしいのだけれど‥
北原の興味を、意図せぬ所で
兄に興味を持ってかれた基子。
っていうか、キャラ違う
学校での井浦となんか違う 笑
妹の前では‥っていうのは
きっとあるんだろうな~。

このメガネの少年が渡部だ。
なんかもう‥盗撮しまくるし
スマホに宮村フォルダあるし、
なんかもう堂々としすぎた
ストーカーに思える存在‥笑
宮村は何も気付いてないんかね。
堀は気付いてしまってるから、
こんなあからさまなわけだ‥笑
「なんてったって渡部は他の
男と比べ物にならなぬ程宮村に
強い興味を持っているからね。」
残り香だけでそこまでわかる
堀もよっぽどだと思います 笑

仙石、実はまだ全然宮村の秘密を
知ることを諦めていなかった 笑
「宮村くんって指定セーター
着ないよね。着てみなよ。
絶対似合うから、あ、そうだ。
交換しようそうしよう。」
こんなあからさまな罠をはって、
そこにいた石川もさすがにこれで
脱いだりしないだろうと思える
レベルに仙石は怪しかったけど‥
なんと着替え始めてしまった宮村。
それに焦った拍子にそばにあった
ペン立てを落としてしまった石川‥
の音で仙石が一瞬宮村から目を
離したすきに着替えは終わってた 笑
なんちゅーファインプレー 笑笑
あからさまな罠にはひっかかったが
さすがにストレートに聞かれたら
自分が危機的状況にあることを
やっと察した宮村は全力で逃げた。
この問題、まだしばらくは長引く
ことになるかもしれないね~。

堀と宮村が喧嘩をしたらしい。
既に宮村は何に怒って喧嘩になった
のかわからんらしいけど、今回こそ
自分からは謝らないぞと固く決意。
実際の内容はよくわからないけど、
堀自身自分が悪いという自覚は
あるみたいだった‥でも素直に
ごめんって謝れないみたい。
「なっなんでそんな優しいのよー!!
嫌われたらどうしようってしょーも
ないこと考えちゃうでしょー!!」
結局謝れなくて、怒っちゃう堀。
でもそんな堀のこと…やっぱり
誰より好きで誰より理解したいと
思ってくれてるのは宮村なんだろう。
そしてそんな宮村のこと、堀は
大好きで仕方がないんだろう。
この2人の喧嘩の場合、宮村は
大抵損な役回りをしてるけど、
それでもこうやって喧嘩して
仲直りしてを繰り返しながら
ずっと一緒に居るんだろうって、
そんなふうに思える2人だった。
~ひとこと~
ホリミヤを読み始めた当初の
イメージから、堀はどんどん
変わった子になっていくし、
宮村はそんな堀に似ていくし
ほんと見てて飽きない2人です。
この巻のラストのお話に、堀と
宮村がそれぞれをどう思って
いるか‥と言った感じの内容が
ぼんやりと描かれてしました。
上手くまとめることが出来ず紹介
していませんが、とても幸せな
気持ちになったお話、おすすめです。
そんな2人を取り囲む友人たち。
そんな中にも友情あり恋あり。
石川と由紀のお話も実はめっちゃ
気になっているところです。
発展するにしてもしないに
しても、これから先も見守って
いきたいな~と思っています。
今回は、続けて12巻もレビュー
させていただこうと思います。
それでは、12巻で ☆