著:目黒あむ 先生

鬼瀬くんの誕生日(3/3)に
宗ちゃんのお店を貸しきって
サプライズパーティを企画…
したまでは良かったのですが、
いざ鬼瀬くんを迎えに行く途中、
変なことに巻き込まれた奈緒。
数人のヤンキーっぽいのから
追われる、ケガをした西垣
という男子…なんかデジャヴュ?
そんな彼とぶつかってしまい、
追ってる奴らに奈緒が仲間だと
認識されてしまったため一緒に
逃げてきた…という現状です。
鬼瀬くんに似てるなとは思った。
でもその直後、彼は憧れの
先輩の話を始めたんです。
「見た目すげぇ怖ぇし、
悪い噂もいっぱいあった
から、鬼だ極悪不良だ、
大魔王だなんて言われて
周りに避けられてたんだけど。」
「ただひたすらに真っすぐですげぇ
かっこいい人だったんだわ。」
…それ鬼瀬くんじゃね?って
思ってたら…やはりそうだったw
結局、彼が好き放題行動
した結果、サプライズ
パーティは失敗に終わったw
また濃いのが出てきましたね。
それも、鬼瀬くん崇拝してる
のはわかったんですけど、結構
無神経だったり…鬼瀬くんほど
いい子ッて感じでもないですw
彼がどんな感じで話に入るのか…

1つ学年が上がりました。
2年生になった鬼瀬くん達に
大して、1年として入学して
きた西垣くんと…その双子の
妹だという雅ちゃん…は、
よく男子に話しかけられる
のだけれど、全く返事をしない。
「かわいいからって調子
のってるとか悪いうわさ
しか聞いた事ねーよ?」
入学からまだ2日しか経ってないのに、
そんなふうに噂される彼女に対し、
本当にそんな子なんだろうかと
考えていた所に…偶然ご本人登場!?
1年前の鬼瀬くんのように、
噂と事実は少し違うみたい。
学年が上がって、鬼瀬くんも
どんどん優しい表情をする
ようになって…モテ期が到来
する日も遠くない!?なんて
噂されていた鬼瀬くんだけど、
本当に来そうな気がするよ。
不安要素多いなぁ~…。
見た目怖いだけで中身は
超高スペックくんだもの。

鬼瀬くんの昔話が明らかに。
その流れから、初めて奈緒と
あった中学の時の話とか、
そういうのも明らかになる。
そんな経験があって、今は
変われたんだって、雅ちゃんに
話をして、変われるように
頑張ろうよって話をした
かったんだろうと思うけど…
「私は大雅さんみたい
にはなれないよ。」
自分には無理だと諦めてしまってる
彼女に対して鬼瀬くんが言う。
「じゃあ俺を頼ればいい。
ひとりじゃわからない事でもさ、
誰かと一緒ならどうにか
なる気がしてこねぇ?」
そんなふうに言ってくれた
彼に対して、雅ちゃんは
どんな感情を抱いたろうか。
…不安だよ~。
モテ期がどうとかいう話が
出た時、奈緒は大ちゃんの
気持ちを信じるって言ってた。
それはきっと大前提だけど、
鬼瀬くん誰にでも本気で
優しいから…やっぱ不安だわ。

頑張ろうと決意するも、
中々上手く行かない状況に
奈緒に相談を持ちかけた鬼瀬くん。
奈緒のアドバイスで、最初に
頭の中でいろいろ考えないと
言葉に出来なくて話すテンポが
どうしても遅れてしまうという
ことを話してしまえばいいって
いう結論に至った…すごく
勇気がいっただろうけど、
結果的にその作戦は大成功。
宿泊研修の班決めの際に
ちゃんと班に入ることが出来た。
こうやって少しずつ成長
していけたらいいね。

勇気を出して友達ができた
雅ちゃん、アドバイスをくれた
奈緒にもちゃんとお礼をしようと
2年のクラスまで来たのだけど、
その途中に人生初の告白をされ、
その相談も奈緒にしてきた。
恋ってなんですか?って感じで。
それを、鬼瀬くんを思いながら
話す奈緒に対して、雅ちゃんは
こんなふうに言う…まだよく恋
って気持ちを知らないようだけど、
これはもう鬼瀬くんに恋してるん
だろうな…ああ…。モテ期来たか←
~ひとこと~
少々厄介な感じになってきました。
登場時は、西垣くんがどんなふうに
話を動かすかって思ったけど、主に
引っ掻き回してくるのは西垣妹の
雅ちゃんの方だったみたいです。
深い意味なんて無いかもしれない。
多分…本能的な行動なのかな??
頑張ったからご主人様褒めて?
みたいな勢いで鬼瀬くんに頭を
撫ででもらおうとしたり、苗字
でなくて名前で呼んで欲しい
って突然言い出したり…侮れん。