ハニー 第5巻

著:目黒あむ 先生

ハニー5-1

あの一件のあと、改めて奈緒の
家に泊まりにきた矢代さんは、
今まで抱えていた思いとか過去
とか、そういうのを話してくれた。

そして最後に…そうなんだって。
あれ以降、少し雰囲気が変わった
矢代さんと三咲くん…変わったのは
お互いの心の中のようです。

三咲くんの恋がどうなるのか、
それはまだ少し先かもだけど
これから先が楽しみですわ!!

ハニー5-2

「俺らそろそろ帰んない?」

クリスマスに、2人のデートは阻止
されてしまって、結果鬼瀬くん家で
5人でクリスマスパーティーをした。

途中で、いつものメンバー
+αで参加していた二見くんが
矢代さんと三咲くんを連れて
帰って行ってしまう…最初から、
それが目的で参加したみたい。

意地でも帰らなそうな2人を
連れ帰って、2人のデートを
させてあげたいって思ったって。

奈緒を女の子として好きな気持ちは
今もまだあるのかもって思う、けど
鬼瀬くんに対する好きみたいに、
人として好きってのもすごい大きくて
2人に大してそういう気持ちが
あるから二見くんはこんな
ふうにいられたのかもって思う。

二見くんもいつか幸せ見つけれたらいいな。
体育祭?以来少し気まずくなってた
奈緒も、大丈夫なんだってようやく
思えたみたいだし、結果良かったかな。

ハニー5-3

3人が帰って突然2人きりに
なった奈緒と鬼瀬くん。
そこに突然帰ってきた鬼瀬母。

優しい雰囲気だったのだけど、
鬼瀬くんがウイスキーボンボンで
寝てしまって奈緒と2人になると…

「…ねぇ奈緒ちゃん、
大雅と別れてくれない?」

突然そんなことを言い出した。
それに対して、怖いって思いつつも
自分の真っ直ぐな気持ちを伝える奈緒。

最終的には…

「ごめん!奈緒ちゃん、
さっきの全部うそ!!」

大事な息子が好きな子なんだから
いい子だろうとは思っていたけど、
自分の目で試したくなっちゃって。

そんなことを優しい笑顔で言った。
鬼瀬くんのお母さんは、やっぱり
温かくて優しい人だったみたい。
雰囲気、凄む(芝居)と怖さ増して、
ああ…親子っすわって思ったけども←

奈緒の真っ直ぐな気持ち、ちゃんと
お母さんに届いたみたいですね。
怖かったろう、それでもこうやって
ハッキリ言える奈緒はすごいな。

ハニー5-4

「もう夜も遅くて危ないし、
奈緒ちゃんは今日うちに
お泊り決定☆」

クリスマスの後、お母さんの
提案で突然のお泊りが決まる。

なんやかんやで宗ちゃんに連絡を
入れることすら忘れていた奈緒。
次の日にそのことに気付いて
大急ぎで帰宅、謝罪するも…

許したようなことを口では
言っているのにそれでもずっと
イライラしているままだった。

それで、鬼瀬くんと2人で奈緒が
改めて謝りに行くも、自体は悪化。
いい加減奈緒が怒りだしてしまう。

またもや鬼瀬くんの家に逃げて
来てしまって、泊まるというから
鬼瀬くんが宗ちゃんに連絡をすると…

親心ってこんななのかな?
私は親になったことがないから
そういうのはわからないんだけど、
ずっと自分に懐いて一緒にいた
姪が離れてっちゃうみたいな感じ?

寂しいとか、嫉妬とか…
それに気付けないくらい、
宗ちゃんはまだ若いんだな~。

ハニー5-5

「俺が口出していい問題じゃない
って思ってたけど…もう辛抱なんねぇ。」

離れてみても、何だかんだとずっと
宗ちゃんのことばかりを考えている
奈緒に、鬼瀬くんついに行動に出たw

すっごい形相だったわよwww

そして、2人がちゃんと話せるように
言いたいこと言って立ち去った彼。

「宗介さんは嫉妬したんだと思います。
寂しかったんだと思います。」

「お互いに自分の思ってる事を
全部吐きださねぇと無理なんじゃ
ねぇかって俺は思ってて…」

「奈緒も宗介さんも、お互いが
大切でしょうがないだけなのに。」

好き放題言ってお節介してしまった
ことで、後になってやってしまったと
落ち込む鬼瀬くんだったけれど、結果、
良かったんだなこれでって思った。

でも、無事仲直りが済んで、
安心して…だろう。寝てしまった
奈緒を見ながら宗ちゃん。

「寂しい…か。」

複雑そうな顔してそんなことを
考える宗ちゃんの心の中には、
一体どんな気持ちがあったんだろう。

親心はもちろんだろう、でも
それだけじゃなく…なんて考えるのは
私が乙女脳すぎるだけなんだろうか。

いや、乙女って年じゃないけど←
宗ちゃんの内面的な部分には、
まだまだ謎が多いですね。

ハニー5-6

バレンタインです。奈緒の
提案で矢代さんも一緒に
チョコを作った…三咲くんに。

わかりにくい催促をされてた
ことにも気付いたことですしw

当日、渡しに行くも、思いの外
大量にチョコ(多分義理ばっか)
をもらっているのを見て少し
焼いてしまったのかもなって思う。

渡さずに立ち去ろうとした矢代さん
だったけど、三咲くんに追いかけ
られて…今に至るわけですが…

(「その顔は予想外なんだけど…」)

この二人の思いが繋がるのも
時間の問題かな~って思ったw

~ひとこと~

さてさて~今回は宗ちゃんに
頭持って行かれっぱなしでしたw

他にもいろいろあったんだけど、
上手くまとめられず…バレンタインも
鬼瀬くんと奈緒の話ももちろんあり、
それもすごく可愛らしいお話が
あったんですけどね、画像どこを
抜粋するか悩んだ挙句書くこと断念w

宗ちゃんが大好きな私ですが、
これからの展開気になりますわ。

キャラとしては、鬼瀬くんと奈緒。
矢代さんと三咲くん、そして二見くん。
みんなほんといい子達だよなって思う。

でも私は宗ちゃんが好きですわ←
5巻で鬼瀬母が登場しましたね。
ママさんも私結構好きでした。
綺麗で、優しくて、温かい。

第一印象は少々ビビりましたが、
鬼瀬くんをこんなふうに育てた
偉大なお母様だなって思いました。
とはいえ、息子を育てることで
お母さんも成長してきたんだろう
って感じる描写もあったり…
親子って深いですよねほんと。

長くなりました。
少しずつ、ほんと少しずつ
変化していく関係や気持ち。
これからどうなっていくのか。
また次巻、お楽しみに!!