花君と恋する私 第8巻

著:熊岡冬夕 先生

花君と恋する私8-1

お互い、このままじゃ駄目だ
って思ったんだろうと思う。

…別れよじゃなく離れよだけど、
次の日、七世は花君をデートに
誘った。ちゃんと話す時間を
作ろうとしたんだろうか、それとも
離れちゃう前に楽しい思い出を‥!?

どうする気なんだろう。
どうなっちゃうんだろう。

花君と恋する私8-2

「花君、私明日から
いいんちょーに戻るね。」

デートして、とても幸せな
楽しい時間を過ごして…最後。

2人はクラスメイトと
いいんちょーに戻った。

別れちゃうのかよぉ…
大好きな人と離れるのって
すごく勇気のいることだと思う。
高校なんて遥か昔の私でも
こんな勇気は出せる気がしない。

でも、お互いのためには今は
離れた方がいいのかもとも思う。
でも、これで終わりなんてのは、
ちょっと寂しすぎるよね・・・

七世は自分の気持ちと花君と
ちゃんと向き合えるように、
花君は自分への甘えを改める。

そんなふうに変われた時には
また元に戻れるのだろうか。

花君と恋する私8-3

花君と別れて、普通に会話
とかはするけれど、付き合う
2人でなくなった距離は遠くて、
本当に終わったんだと自覚する。

のっちとこー子は強がる七世を
ちゃんと泣かせてくれて、いい
友達を持ってよかったと思う。

けど、七世の気持ちは変わらない。
きっと花君だって、好きでしょ?

乗り越える…のかないつかは。

「好きなら好きなだけ
想ってたっていんだよ。」

のっち達はそう言ってくれた。
私もそう思う。この先のことは
わからないけれど、今はまだ…。

そうやって、いろんな思いが
生まれては薄れて繰り返してく。

でも、漫画の世界でくらい憧れる。
初めての恋、そのままずっと
一緒に、ブレることのない思いを
ずっと抱えて一緒にいられる2人。

…どうなりますかしら。

花君と恋する私8-4

別れて、2年生になって、
クラスも離れて会うことも
減って…お互いを思う気持ちも
薄れていってると思っていた。

でも、花君に彼女が出来たなんて
噂に動揺して階段から滑り落ちる
くらいには、まだ全然頭の中に
花君は居座ったままなわけで…

階段から落ちた七世の噂に驚き
ついメールしてしまいそうになる
くらいに花君の中にも七世はいて。

結局噂は噂。花君も七世もまだ
恋人なんて出来たりしないけど、
まだこんなに想い合っているのに
そんなのつくれるわけないだろ
と本気で思えてしまうけれど…

嫌だな、こういう距離感。
なんか、すごく寂しいよ…。

花君と恋する私8-5

あ…そう。そうなの…
あまりに予想外だった。

彼女はあきらちゃんつって、
花君の学校外の友達の一人で
その繋がりで七世とも連絡
とったりしているお友達です。

花君が別れた本当の理由。
それに対するあきらちゃんの
言葉は、結構大きかったな。

「花は、ななちゃんのこと
だいすきで、だいすきだから
自信なくなって向き合えなく
って逃げちゃったんでしょ。」

そうだ、結局は逃げたんだ。
そういうこと…なんだよね。
前に踏み出そうと頑張る七世。
逃げたのに結局自分の思いから
逃げ切ることも出来ずにいる花君。

気持ちを断ち切ろうと頑張る
七世を、あきらちゃんは後押し
するように合コンに誘った。
悩んだ挙句行くことにした七世。

あきらちゃん、その場所を
教えてったんですよね…w
茶化してるようでいて、本気で
2人を大切に思ってる感じして、
あきらちゃん、いい子だよな。

花君と恋する私8-6

そして合コン当日。
七世はスガさんって人に気に
入られたらしく、門限…かな?
帰ろうとするのに2人で抜け
だそうと言われてしまって…

断っても食い下がってくる
彼に少し困っていた所に、
花君がタイミングよく…
七世を連れ去っていきましたw

さて、どうなるんだろう。
まだ、わからないけれども…
なんか嬉しくって、少し
泣きそうになってしまったw

~ひとこと~

花君が七世を攫った所で
8巻終わりなんですね~w

続きめっさ気になります。
この先の展開が、どうか
いい方に転ぶことを願って…

番外編では、今度は
こー子の恋のお話です。
本編内でもちょろっとだけ
出てきていたんだけれど、
イッチーって呼ばれる男の子。

イッチー:那須賢太(なすけんた)

‥イッチーの要素は話すと長く
なるようで明かされてませんがw
この2人には恋が芽生えるやも!?
こちらも今後に期待ですね~☆