著:熊岡冬夕 先生

お互い、このままじゃ駄目だ
って思ったんだろうと思う。
…別れよじゃなく離れよだけど、
次の日、七世は花君をデートに
誘った。ちゃんと話す時間を
作ろうとしたんだろうか、それとも
離れちゃう前に楽しい思い出を‥!?
どうする気なんだろう。
どうなっちゃうんだろう。

「花君、私明日から
いいんちょーに戻るね。」
デートして、とても幸せな
楽しい時間を過ごして…最後。
2人はクラスメイトと
いいんちょーに戻った。
別れちゃうのかよぉ…
大好きな人と離れるのって
すごく勇気のいることだと思う。
高校なんて遥か昔の私でも
こんな勇気は出せる気がしない。
でも、お互いのためには今は
離れた方がいいのかもとも思う。
でも、これで終わりなんてのは、
ちょっと寂しすぎるよね・・・
七世は自分の気持ちと花君と
ちゃんと向き合えるように、
花君は自分への甘えを改める。
そんなふうに変われた時には
また元に戻れるのだろうか。

花君と別れて、普通に会話
とかはするけれど、付き合う
2人でなくなった距離は遠くて、
本当に終わったんだと自覚する。
のっちとこー子は強がる七世を
ちゃんと泣かせてくれて、いい
友達を持ってよかったと思う。
けど、七世の気持ちは変わらない。
きっと花君だって、好きでしょ?
乗り越える…のかないつかは。
「好きなら好きなだけ
想ってたっていんだよ。」
のっち達はそう言ってくれた。
私もそう思う。この先のことは
わからないけれど、今はまだ…。
そうやって、いろんな思いが
生まれては薄れて繰り返してく。
でも、漫画の世界でくらい憧れる。
初めての恋、そのままずっと
一緒に、ブレることのない思いを
ずっと抱えて一緒にいられる2人。
…どうなりますかしら。

別れて、2年生になって、
クラスも離れて会うことも
減って…お互いを思う気持ちも
薄れていってると思っていた。
でも、花君に彼女が出来たなんて
噂に動揺して階段から滑り落ちる
くらいには、まだ全然頭の中に
花君は居座ったままなわけで…
階段から落ちた七世の噂に驚き
ついメールしてしまいそうになる
くらいに花君の中にも七世はいて。
結局噂は噂。花君も七世もまだ
恋人なんて出来たりしないけど、
まだこんなに想い合っているのに
そんなのつくれるわけないだろ
と本気で思えてしまうけれど…
嫌だな、こういう距離感。
なんか、すごく寂しいよ…。

あ…そう。そうなの…
あまりに予想外だった。
彼女はあきらちゃんつって、
花君の学校外の友達の一人で
その繋がりで七世とも連絡
とったりしているお友達です。
花君が別れた本当の理由。
それに対するあきらちゃんの
言葉は、結構大きかったな。
「花は、ななちゃんのこと
だいすきで、だいすきだから
自信なくなって向き合えなく
って逃げちゃったんでしょ。」
そうだ、結局は逃げたんだ。
そういうこと…なんだよね。
前に踏み出そうと頑張る七世。
逃げたのに結局自分の思いから
逃げ切ることも出来ずにいる花君。
気持ちを断ち切ろうと頑張る
七世を、あきらちゃんは後押し
するように合コンに誘った。
悩んだ挙句行くことにした七世。
あきらちゃん、その場所を
教えてったんですよね…w
茶化してるようでいて、本気で
2人を大切に思ってる感じして、
あきらちゃん、いい子だよな。

そして合コン当日。
七世はスガさんって人に気に
入られたらしく、門限…かな?
帰ろうとするのに2人で抜け
だそうと言われてしまって…
断っても食い下がってくる
彼に少し困っていた所に、
花君がタイミングよく…
七世を連れ去っていきましたw
さて、どうなるんだろう。
まだ、わからないけれども…
なんか嬉しくって、少し
泣きそうになってしまったw
~ひとこと~
花君が七世を攫った所で
8巻終わりなんですね~w
続きめっさ気になります。
この先の展開が、どうか
いい方に転ぶことを願って…
番外編では、今度は
こー子の恋のお話です。
本編内でもちょろっとだけ
出てきていたんだけれど、
イッチーって呼ばれる男の子。
イッチー:那須賢太(なすけんた)
‥イッチーの要素は話すと長く
なるようで明かされてませんがw
この2人には恋が芽生えるやも!?
こちらも今後に期待ですね~☆