著:熊岡冬夕 先生

『ずっと坂下の
ころ好きだった』
ぷち同級会。
前回は花君とのデートで
参加できなかったけれど、
今回は参加した七世。
そして、五城くんとも再会。
過去の恋、終わらせたはず
だとしても、再会してみれば
変わらない、もしかしたら
前より更に可愛くなってて、
また好きになってしまう。
五城くん…いい子っぽい
からなんかすごく切ない。

電車が揺れた瞬間。
揺れで…ぶつかっただけ?
事故だって自分に言い聞かせて
落ち着こうとする七世だったが…
「わざとしたんだ。ごめん。」
「…好きだ。友達
なんて思ったことない。」
好きで好きで、本当に
それだけだったのかも
しれないけれど、改めて
気持ちを意識してしまったら
歯止めが効かなくなったんだ…
七世の気持ちを無視したキス。
これはさすがに、七世が可哀想…
「絶交です。
五城くんのバカー!!」
そう言って立ち去った七世。
…大丈夫かな、いろいろ。

花君に言わなきゃって思う反面、
言うのが怖いとも思ってしまって
…家について花君に電話をかけるも
無難な会話しかすることが出来ず。
こういうの、隠したままってのは
やっぱダメだよなって思うけれど、
きっと話した所で傷つけるって
わかりきってる気もして…怖いよね。
…がんばれ、七世。

今日のデートは七世宅おうちデート。
なんだか上の空な七世に気付いて、
話を聞こうとしてくれる花君。
察するとか出来ないって言いながら、
七世がおかしいのちゃんと気付いて
こんなふうに言ってくれる…きっと
それだけでも七世の心にはすごく
大きな支えになるんじゃないかな。
花君はちゃんと優しいよ。
すごく、すごく優しいよ。

多分、すごく怖かったろう。
でも勇気を振り絞って話した。
あの日あったこと、中学の頃
から思われてたんだってこと。
終始不機嫌な花君だったけど、
話最後まで聞いてくれた。
きっとすごい嫌だったろう。
でも、ちゃんと話せて、花君に
伝えて謝って…きっとこれでいい。
一応、仲直り?完了。
間違ってもそんなケジメの
付け方は危ないからやめてくれw
花君心配で心配でやばそうだし。
花君はきっとしばらくモヤモヤ
してるだろうし、七世もなんだか
納得できてない感じがあるけど…
これ以上厄介なことには
ならないことを願う…。

元気がない五城くんを
見たのっち(塾が一緒)が、
元気づけようと遊びに誘った
先…そこにはこー子と七世。
いろいろタイミング
悪いなのっちよ…w
のっちとこー子には五城くんとの
一件は話していなかったんだろう。
だからこんな状況なんだろうと
思うけど…気を遣ってか、先に
帰ろうとする五城くんを七世は
追いかけて呼び止めた…。
気持ちを伝えられて、今までは
気付かなかった五城くんの自分
への優しい視線に気が付いて。
いろいろ思う所があったのかも
しれないとは思うけれどぉ・・・
なってこったい←
…七世、何言う気よ。
大丈夫よね?…不安。
~ひとこと~
すっごい不安なとこで
6巻終わりましたよ。
なんかただただ花君可哀想。
のっちも、花君好きじゃない
みたいだもんな…五城くんの
方がいいだろ的なこと言うし。
…これ以上、花君が傷つく
ことにはなりませんように。