著:熊岡冬夕 先生

「ごめん(ごめんね…)」
初デート。水族館に来た2人。
変なナンパ男に七世が触られて
その男を花君が蹴飛ばして。
それに蹴るのはダメって
否定した七世…なんだか
ぷち喧嘩になってしまった
2人だったけれど、最終的には
お互いに謝って仲直りして。
こうやって、少しずつ
お互いを知ってけたらいい。
たまには喧嘩とかしても、
仲直りして、いいなこの2人。

付き合って初めて花君の
部屋にお邪魔した時にも、
キス…しそうにはなってた。
邪魔が入ってダメだったけど。
そしてまた…今度は少なからず
覚悟を決めて目を閉じた七世。
それなのにやっぱり無理って。
うぬ…花君ちょっと可哀想w

一度目は邪魔が入って、
二度目は結果的に拒否られ…。
しまいに七世が言い出した
のはまだ早いと思う…なんてw
いつならいいと聞けば
3ヶ月後くらい…年明けるw
せめて年内にってことで、
12月、イブにキスの約束。
変な話だけれど、七世
こういうことほんっとうに
疎いのかもしれないと改めてw
ちなみに…見失った生徒手帳は
また別の話に繋がるわけです…

生徒手帳を拾ってくれたのは、
中学が一緒で仲が良かった
五城くん。手帳を届けに
学校まで来てくれたのを
偶然見ていた花君はモヤモヤ。
多分それで夜に七世に電話
した時に、電話の向こうで
女子の声がして七世もモヤモヤ。
お互いモヤモヤして、でも
それを口にできなくて何だか
ちょっと不機嫌な感じの花君。
若干八つ当たり気味の彼に、
七世も必死で話す…最後のは
完璧ヤキモチで言った言葉。
でも、こういうの伝えてく
べきなんだろうなって思った。
正直な気持ちを言ったら、
花君は吹き出してしまう。
「オレのほうがやいてるっつの。」
この声は、七世には聞こえ
なかったみたいだけれど。
好きだからこそ揉めちゃうし
ヤキモチだって焼いちゃうし。
こんなふうにして恋人としての
少しずつ距離が縮めばいい。

ようやくやってきた
クリスマスイブ。
イルミネーションを眺めたり
写メを撮ったりしながらデート。
…キスのタイミングが中々
掴めない。そのうち五城くんと
遭遇して、五城くんの落し物を
届けに行ったら今度は迷子になり、
やっと花君と合流出来た時には
門限ギリギリで帰ることになる。
『キス、できなかった』
門限だからと仕方なく家に入る
七世、仕方なく帰ろうとする花君。
でもお互いスマホを見て、二人で
撮った写真を見て…駆け出す。
2人も、ほんと、大好きなんだな。
見てるだけで、そういう気持ちが
伝わってきて、切なかったり、
すごく幸せな気持ちになったり。

番外編は、七世のお友達sの1人、
のっちの恋?のお話だった。
七世を好きな二戸くんを
好きだったのかも?って話。
最後まで、素直になれなかった
少し切ない恋のお話…いつか、
また会えるといいと願うよ。
~ひとこと~
5巻~ぷち喧嘩、ぷち嫉妬。
いろいろありつつも一先ず
順調な2人でしたねぇ~☆
ただ、まだ記事内で顔出しが
出来ていない五城くんですが、
彼の存在がこっからどーなるか
少々不安な感じでございます。
五城くん、きっと中学の頃から
七世のこと好きだったっぽいし、
今もどう見ても好きっぽいし。
厄介なことにならねばよいが…
ではまた次巻!!!