花君と恋する私 第4巻

著:熊岡冬夕 先生

花君と恋する私4-1

真剣な顔で、話したいことが
あるなんて言うから、すごく
気になっていたのに有耶無耶な
状態になってしまってその話は
聞けないまま、なんだか少し
気まずい感じになっていた2人。

そんなこんなでまともに話が
出来ないまま、文化祭準備に
日々忙しく動きまわる校内。

不審者に合いそうになったり、
文化祭準備でもいろいろと
ハプニングにあっていたり…

そんな時に助けてくれるのは
いつも花君で…七世としては
嬉しいけれど複雑な気持ち。

花君の、気持ちが知りたい
って、なるよねきっと…。

花君と恋する私4-2

文化祭準備中のハプニングから
助けてくれた花君、有耶無耶に
なっていた話の続きをしたいと
立ち去ろうとする花君を呼び
止めようとした七世だけれど…

「花君あたしのこと
好きなんですか!?」

随分勢余ったことを言ったw
突然の七世の言葉にポカンと
した顔をする花君を見て、
つい走って逃げていく七世。

追いかけて花君が伝えた
返事は、肯定だった。

「そーだよ。
聞こえた?」

「花君、さっきの聞こえた。
ばっちり聞こえたから!」

うぉおお!!!
すごく熱い展開なのだけれど…
バタバタして、そこから話す
タイミングを作れない2人。

そのまま文化祭突入…

花君と恋する私4-3

文化祭中、こまりちゃんを
拉致って結婚おめでとうパーティ
みたいなのをやろうって企画が
あったらしく、生徒たちから祝辞。

「わたし、あんたのことなにが
あってもずっと見てるから。」

きっと家族みたいな、弟みたいな、
そういう目線での言葉だったろう。

こまりちゃんに告白した時は、
きっと強がりな感じがすごく
強くあった気がするけれど、
今度はほんきで祝福できた
んでないかなって思う。

花君と恋する私4-4

おめでとうパーティも終わり、
花君の気持ちの整理もしっかり
ついたってところだろうか。

「もーおわり。」

「もっと大切なやつ
できたから。」

あぁ…なんだか
泣きたくなってきたよ。

「好き。」

「…オレも。」

「つきあう?……七世、
オレとつきあって。」

うあぁあああ!!!
良かったね七世ぇ!!!!

貰い泣きなう…w
なんか、すっごい
私まで幸せな気持ちw

花君と恋する私4-5

付き合うことになって、
なんだか実感がわかず、
あれ?今日花君と目が
合わなすぎる気がするー
なんて不安になったりして。

でも、夢でも何でもなく
ちゃんと、花君の彼女に
なれていたわけでして…

「―あのさ、おれ
もおなじだよ。」

いろいろ混乱したりして
上手く出来なかったのは
実は花君も同じだったって。

これから、少しずつ、
ゆっくり時間をかけて
お互いをもっともっと
知っていけたら良いね。

花君と恋する私4-6

この2人の、この感じが
すっごい好きだったりする。

ああ…微笑ましくてニヤけるw

~ひとこと~

祝!!ですね。
なんかドキドキとふわふわと
なんかすっごい愛情を感じた
4巻。優しい気持ちになれた。

これからお付き合いしていく
2人はいろんなことを知って、
きっと合わないところとかも
出てくるんだろうなって思う。

関係が変わっても、お互いの
いい所がそのままであるように。
七世はズバッと言うこと言って、
花君はぶっきらぼうだけど
本当はすごく優しい彼のままで。