どうせもう逃げられない 第1巻

どうせもう逃げられない1-1

向坂さんに初めてあった
時がこれ…第一印象は最悪。

バイトの面接に来たなほが
こんな修羅場に巻き込まれた。

それで面接会場へ向かうと、
そこにいたのはさっきの男!?
さっきの彼女へのひどい対応に
怒鳴ってしまったなほだったので
落ちた、と落胆していたら…

「じゃあ今日からお願いできる?」

「採用!?なんで!?」

「だって経理できるでしょ?」

あっさり採用されることに。

どうせもう逃げられない1-2

「私ずーっとOLが夢なんです」

こんな笑顔で楽しそうに
話す彼女にきついことを
言う向坂さん。それでも
こんなに強い意志を持って
話すなほはすごくいいね。

向坂さんは、一件ダメな男
に見える点が多いけれど、
どこか闇を抱えてるように
見える。なほなら、そんな
彼を闇から救えるんじゃ…

なーんて考えさせられた。

どうせもう逃げられない1-3

一緒に同じとこ就職しようって
頑張ってると思ってた島津くん
に嘘の面接日を教えられ、それ
を嘘だろと言った向坂さん
から友人を庇い、結局は本当に
騙されていて合格目前だった、
ずっと夢見たOLとして働ける場の
最終面接に落ちることになった。

そんな時になほが言ったのは、
向坂さんの忠告を聞かずに
嘘をついた友人を庇って、
友人を信じて元の面接日に
面接に行かなかった自分が悪い。
自分の責任だから、諦めて
次に行くって…いい子すぎる。

そんなふうに涙を我慢する
なほの頬を引っ張る向坂さん。

「痛いだろ、泣けば?」

そう言って泣かせてくれた。
泣き止むまで愚痴り終わるまで
優しく抱きしめていてくれた。

なほ、これから頑張れるかな。
真っ直ぐすぎてこれからも
いろいろ騙されそうで心配
だけど、応援したい子だ。

どうせもう逃げられない1-4

なほがソロ・デザインに入り、
それから今まで向坂さんと
自分以外人がいるのを見た
ことがなく向坂さんも仕事
してるのか遊んでるのか
わからないようなふうに見え、
この会社大丈夫?なんて思って
いたなほだったけれど、真実は
思っていた以上にすごかった。

こうして、なほは思い描いた
OLとは違うけれど、ずっと夢
見たOLになることが出来た…?w

実はここまでで1話だったりする。
1話なのに濃すぎてね…w

どうせもう逃げられない1-5

のらくらって呼ばれて、
いろんなイタズラをされて、
抱きつかれたりキスされたり、
まぁこれはいろいろ理由も
ある気がするけどそんなで…

この人嫌いってずっと思う
けど、関わってくうちに
なほの気持ちも少しずつ
変わってってる気がした。

『かわいい』なんて言葉で
簡単に騙されてしまったり、
どこか抜けているなほに対し、

「あんたは”かわいい”
じゃなく”いい”だよ」

そんなふうに言ってくる向坂さん。
今は裏方に徹しているけれど、
昔はすごいデザイナーだった
という話を聞いたけど…今は
デザインの話をふるのは禁句。

彼が抱えている何かって、
一体何なんだろう…
嫌いって思うのに、いつも
そんなことを考えてしまう。

どうせもう逃げられない1-6

待っていた
望んでいたそれ以上を

傷ついて、傷つけて、
失敗して、挽回して…

いろんな出来事を通して
向坂さんを少しずつ知る。

何度も拒絶されても、
懲りずに自分にできることを
やり続けた。自分の身が危険に
さらされるって分かってても、
自分が正しいと思うとおりに
ぶつかっていった。

嫌いだって思うのに、
どうして、その先を
望んでしまうんだろう。

大嫌いなのに…

~ひとこと~

1話の内容をずらっとまとめ、
それ以降がイマイチ上手く
まとめられていません…。

こことここと…とか好きなシーン
書いていくと、画像数がきっと
やっばい量になってしまい、
そういうとこ省いたらイマイチ
何が何だかって感じに…。

ただ1つだけわかることは、
向坂さんは何か大きなものを
ずっと一人で抱えていて、
それにデザイン(仕事)が関係
しているんだろうってこと。

女にだらしない向坂さんで、
なほにも手を出してしまってて
…けどなほはどこか特別なふうで。

そんな向坂さんを気にする
なほは、嫌いだって思いながらも
向坂さんは他とは違うんだって、
逃げないって断言していて。

きっとお互いがお互いに
今まで見てきた、関わってきた
人にはいないタイプなんだろう。
だから、とても大切に思える。

恋になりそうでまだ遠い。
2人の関係はどう変わるのか。