著:中原アヤ 先生
人生初の彼氏ができ無事
引っ越しも済ませたミチコ。
自分のあまりの経験の無さに
悪戦苦闘しながらも、いい恋人
であろうと一生懸命でいた。
そんなある時、無意識に店の方に
来てしまったので店に寄ってみると
主任が常連のマダムに襲われ
そうになっておりました…。
「とにかく柴田が来てくれて
助かった、ありがとう。」
初めてミチコが主任に感謝
された瞬間でした…マダム怖ぇw
そこで聞いた主任の言葉。
「俺は紳士だよ、こう
見えて一途だしな。」
「俺はいっそ、ドスケベに
なったほうがいいのか…」
主任…かなり奥手なのかもな
なんて思った瞬間でした。
そうに行動出来なかったからと、
何かを悔やんでいるように見えた。
彼氏が出来て、幸せまっしぐら
なはずなのに、またこんなふうに
主任のことばかり考えている。
割りきったつもりで、内心全然
割り切れていないってことだよね。

ある日のお昼休憩の時間、
偶然にも春子さんに会ったw
ミチコは、本当に主任に
関係する女性と偶然会う
率が滅茶苦茶高いと思うw
そんな偶然から、一緒に
ご飯を食べに行くことに。
話してみると、とても雰囲気の
柔らかい人で、話していても
楽しくて空気が和らぐ感じで…
『そりゃ主任も好きになるわ』
そんなふうに思っていると、
思いもよらぬ事実を聞かされた。
その日から、ミチコの主任へ
向ける視線は哀れに変化した。

春子さんの結婚を知り、
晶さんに相談…というか
一緒に飲みに行くと…
晶「なにそれ、会ったの?
ファルコンに。」
ミ「春子」
晶「バルサン」
晶「サンコン」
…意地でも名前呼びたく
ないみたいで、ここで
まさかのファルコン出たw
ミチコは何度も訂正しだけど、
最終的にサンコンで終わったw
そんなサンコンの結婚相手。
まさかの主任のお兄さん…。

主任と2人で焼肉屋に言った。
ミチコが奢るから行きましょう
と言うのに対して、主任は、
女は黙って奢られてろと言った。
相変わらず、かっこいいなもう←
そんなんで、ミチコの挑発に
乗せられてお酒を飲んで、
春子さんとお兄さんの話を
いろいろ話しながら飲んだ。
寝てしまう寸前、最初は
好きなんかじゃないって
言い張っていた主任も、
お酒と眠気で本音が出た。
兄と春子さんの結婚を
祝福したいと思うけど、
それでも好きなんだよね。

相変わらずどうも本調子には
見えない主任。心配するミチコに
対して、渋々話しだした主任。
「…式の日取りが決まった。」
春子さんとお兄さんの式の日取りが
決まったという話を聞いたという。
…それで、元気が無い?
式には出ないという主任。
その理由は父親にあるという。
そこいらの詳細が明かされるのは
まだ大分先の話になるけど、
複雑なんですよね、いろいろ。

いろいろ苦戦するも、主任に
料理を教わりオムライスを
ご馳走したり(見た目は残念
だったけど大好評でした)と
順調だったミチコと最上くん。
そんな彼の様子がどこかおかしい
…そう思っていたら突然の告白。
さすがにフリーズしたミチコ。
あまりにデジャビュったので。
これを理由にあまり会えなく
なると話してきた最上くん。
別に金貸してとかそういう
ことは一切行って来てない。
それでも、日頃から最上くんを
詐欺師呼ばわりする主任の言葉、
自分のトラウマ的な思い出から、
疑ってはいけないと思いつつ
不安になってしまったミチコ。
…ミチコの発想が良からぬ方へ
向かっていきそうで…不安。
~ひとこと~
主任はとても複雑な所だと
思いつつ、それでもミチコは
幸せそうだと感じていた矢先、
思いもよらない告白をされた。
多分、本当にご両親具合が
悪いんだろうなと思うけど、
それを信じたいのに心の
どこかで疑ってしまうミチコ。
いや~ねぇ。ほんと中々
上手くは行かないという…