僕等がいた 第3巻

著:小畑友紀 先生

僕等がいた3-1

ちょいちょい矢野と山本さんの
描写が入ってきてる。
これは、きっと、昔の回想
なんだろうね、矢野が抱える
矢野と山本さんの過去。

まだ全然わからない。
けど、2人とも確実に何か
大事なことを隠してて、
いつまでも引きずっていて…

ナナちゃんはまだ何も知らない。
どうか、2人の幸せな時間が
壊れてしまいませんように。

僕等がいた3-2

ナナちゃんの知らない過去。
本当なら、知らないままのほうが
幸せな気持ちでいられたかもね。

でも、これから先もずっと矢野と
一緒にいて、支えていくなら
知らなければいけない過去。

矢野からも、山本さんからも
決して話してくれることはない。
ナナちゃん、負けないで。
負けずに立ち向かってあげて。
どんな過去があっても、どんな
ことをしてきた矢野だとしても。

今、矢野はナナちゃんをすごく
大切にしてくれてるんだから。
ナナちゃんを好きなんだから。

僕等がいた3-3

勇気を出して、
山本さんとの過去を聞いた。
矢野は、何もないと答えた。

「ごめん、高橋」

けど、それは嘘で、何があった
のか分からないけど、隠しごと
なしだよって言ってるのに、
本当のこと言えなかったんだ。

こんなんで、2人は大丈夫なのか。
………大丈夫なのかな。

僕等がいた3-4

竹内くんは、矢野から
聞いたわけではないけど、
いろいろ知っていた。

知っていたから、だからこそ
ナナちゃんを傷付けまいと
優しくしたかったのかもしれない。
そういう気持ちは、この先が心配。

でも、ほんと、知れば
知るほど矢野がわからない。

きっと本当のこと知っても、ナナは
傷付くだけなのかもしれない。

けど、これ以上矢野が1人で
背負い込むのは絶対に良くない
と思う…何が、最善なんだろう。

僕等がいた3-5

矢野は、いつも笑うんだよ。
ナナちゃんはたくさんの
不安を抱えている。けど、
矢野の一言で安心するの。
それが例え嘘でもね。

矢野は、ナナの笑顔が見たい
だけなのかもしれない。
もちろん、自分の過去に
立ち向かう勇気もない…
のかもしれないけど、
ちゃんとナナちゃんのこと
大好きなんだよな。

あぁ…上手く行かない。

~ひとこと~

矢野と山本さんの過去には
何かすっごいごちゃついた
物があったのかもしれない。

山本さんが言ってたことと
竹内くんが言ってたこと
そこらへんから考えたら、
矢野は奈々さんへのあてつけ
みたいな理由で山本さんと
やった…って感じですかね。

そんな単純でもない気がする。

やったかどうかは微妙。
やろうとしたのは多分事実。

その時に泣いた矢野。
その時の気持ちは?
矢野も山本さんも。

ほんと、わからない
ことが多すぎるよ。

早くすっきりしないものか…
では次巻で!!