[BL]SUPER LOVERS 第3巻

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著:あべ美幸 先生

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前回の零の発言から、晴は
零にそう言わせてしまった
ことを申し訳なくは思って
いた…が、実際にただの弟に
戻る=今までと何が違うのか
…という思考に陥ったようだ。

そうか、晴は鈍感だった。
零のこと大好きなんだろうが、
晴のこれは恋愛感情ではない?

…恋愛感情ないやつ相手に
襲いかかるかって話だけど。
…わからん、晴の思考がわからん。

零はほんと苦労するよ。
長男晴は異常に鈍感だけど、
この双子はそうでもないらしい。

普通に見てればわかるもんな、
零の気持ちなんて…見てても
イマイチつかめないのは晴だ。

…ほんとのとこ、晴は一体
何を考えているんだろうな。

…やっぱりまだ、零の気持ちと
晴の気持ちには大きな違いが
あるままなのかな…寂しいな。

晴の中で、大事で仕方ない弟
と恋愛感情で愛しくて仕方ない
零…の境界線がイマイチない
だけな気もしてしまっているが。

そこらは零と晴お互いがお互いに
意思疎通できてないと…つらい。

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零の言葉に対して、何かしらの
反論してくることはなかった晴。
それを、零はそれでかまわないと
思っているからなんだろうという
意味で受け取ったらしい。まあ
晴は晴で、状況についてけてない
感じがあったのかもしれないけど。

以前と、一見変わりないように
思える零の態度にも、実は大分
違いが生じていたりして…晴に
すごく気を使ったような様子だ。

弟達に言われて気付いたのかも
しれない。晴も改めて行動に出た。

謝罪と、零をとても必要と思ってる
って言うような内容のアピールを←

でもそれで零が思ったことは、晴の
本来の目的とはきっとかけ離れてた。

「(晴の欲しいものはいつでも
傍にいてくれる優しい家族と、
自分を必要とする守るべき弟達だ。

俺はきっといつか、どれにもあてはま
らない―って気づかれて失望される。)」

…そんな程度ではない気もするけど。
零は零で考えた結果不安がってる。
でもそれと同じだけ、晴は晴で
自分の中にしっかりした零への思い
を持っているように思えるんだ。

でも互いが互いの思いに気づけて
いないからそこから前に進めない。

もしかしたら、そんな状態なの
かもしれないね。お互いに不安で
不安で仕方ないのかもしれない。

晴のこの態度っつーか行動?は
零への強すぎる執着だろう?

執着、独占欲。甘やかしたい、
たまには甘えたい…これらの行動
の理由がを恋じゃないというなら
それは一体何だというのだろう。

零が晴を好きなのは、カナダに
いた頃からの刷り込みだろう…
清華にそんなことを言われた晴。

だから余計、きっと
晴も不安なのかなって。

お互い、噛み合わないな~。

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蒔麻は今家庭教師のバイトを
しているらしい。相手は中3
の女の子・夏川亜衣ちゃん。

家庭の事情やら、クラスに
馴染めないやら…いろんな理由で
今は学校に行っていないらしい。

そんな亜衣ちゃんが、真夜中に
晴達の家までプチ家出して来た。
それに呼び出された蒔麻。それに
応えてでていこうとする蒔麻を
反対して怒鳴りつけた亜樹だった。

その日は、結局家まで送り届けて
すぐに帰ってきたようだった。

それにしても、晴と零…とはまた
違う感じだろうけど、蒔麻と亜樹も
お互いに随分執着が強い双子だな。

亜樹は言葉通り執着、蒔麻は…
零のいうように晴に近いんだろう。
相手のために何かをしたい…感じ?

海棠家の兄弟はいろいろと
複雑な愛情をお持ちです。
そのくせ晴・蒔麻・零はそれを
言葉や態度で素直に伝えるのが
すごく下手。亜樹に関しては
ほぼほぼ怒ることでしか伝える
ことができていないように思える。

…噛み合ってないんだよな。

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「家庭教師のバイトはやめない。」

あの夜のことで、少なからず
まだ気まずさなんかもあった
かもしれない。それを更に
悪化させるような発言に少々
ヒヤリとさせられたけど、
蒔麻も考えたのかもね。

亜樹も蒔麻も、やっぱりお互い
とても大切な存在だから、心配
になるようなことはやめてほしい
って思うんだと思う。これからも
こんなわだかまりなんてきっと
いくらでも出てくると思うんだ。

そのたびに、こうやって少しずつ
言葉にしていけたらいいと思った。

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「(―ハルは、一度も俺に
笑えとは言わない。亜樹や
蒔麻にも一度だって言われた
ことはない。知ってるからだ。)」

亜樹と蒔麻の両親に引き取られた
ばかりの頃の晴は、一生懸命いい
お兄ちゃんであろうとしていた。
きっとその頃から、晴は無理して
笑っていたのかもしれないな。

それがいつの間にか当たり前に
なって、無理して笑う癖がついた。

無理して笑うのはつらい。
それを、ずーっと続けるとか
余計つらい…嬉しくもないのに
笑うなんて…晴はすごいよ。

でも、そういうのをちゃんと
知っててくれる人がいる。
大好きな零が知ってくれてる
っていうのは、晴にはすごく
嬉しいことだったと思う。

あまりに表情が動かない零。
学校で敬語と愛想笑い(あくまで
笑顔でなく愛想笑い)を覚えろと
言われていたが…上手く行かない。

零がいつか、本当に嬉しかったり
幸せだと感じたりして自然と笑顔
になれる日が来たらいいなと思う。

それまでは…頑張って敬語だけでも
使えるようになることを祈るよw

この…零の不意打ちのあとの晴は
いつもより少し可愛く思えた。

「(俺はひどく傲慢で、一方的に
与えてるばかりだと思ってた。
それがふいに返されて、まさかの
無防備だったところに落とされた。

俺の頭を撫でる零の手はひどく
優しかった。心配なんかしなく
ても零が笑う日はやってくる。
それはきっと花咲くみたいに。)」

このフレーズが、すごく好きだった。
この時の光景は、何だか少し泣きそう
になってしまうくらい温かい光景で、
とても温かくて優しい気持ちになった。

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零が学校で鼻血を出した。
ちょうど梅雨の時期、カナダで
くらいしていた時期に比べて、
湿度が異常に高く暑い…そんな
気候に対応できなかったのかも。

それで保健室に行った先で
保険医が言ってきた言葉が
原因でこのあといろいろ大変w

「たまってんのかぁ?体に悪い
からな。自分でちゃんとたま
になヌいとけよ!!青少年!!」

「……?たまる?ぬく?」

零にはこの時はまだちんぷん
かんぷん。ヌキ方も知らない。
そもそもそういう減少を知らないw

でもこっから先、零はそれ絡み
なことで悩みこむハメになる。

この保険医、こっから先も結構
メインで出ていらっしゃいます
また後ほど紹介しま~す。

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1つ前の、たまるとかヌくとかの
話の延長線上かと思われましたが、
ある時晴と一緒に寝ていた時急に
勃ってしまい、どうしたらいいか
分からず風呂場で体を冷やしていた
所を晴に見つかり、やり方を何も
知らなかった零に晴が教えていた。

晴さんも煽られちゃっていろいろ
大変そうでしたが…彼は抑えた←
…というのが昨日のお話です。

晴は根っからの女好きだった。
…はずなのに、零と出会ってほんと
ものすごく変わってしまったものだ。

もう、零以外には反応
しないんじゃないかしら?

こんな自分はおかしい。
普通は異性に、例えばAVとかで
反応するものなのに(十全情報)
自分は晴に対してこうなるから
自分はおかしいんだと話す零。

刷り込みかもしれない。
それでも、結果晴が大好きな零。
そんな零を大好きな晴…それで
いいじゃないか。何も問題ない。

この後、なんかいろいろタイミング
悪くて残念な感じに終わったけど、
・・・一歩進展と言ったところか?

ところで、零は自分の身体に異変を
感じて春子に相談を持ちかけた。
内容的には男のあれやそれやだ←

あ、メールでね。これこそ刷り込み。
わからない時は春子に聞けばいいw

どんな言い方したか知らないけど、
そのメールに対して春子から来た返事。

『I decided to go to Japan to meet you.
At that time,the minute account is heard.

(お前に会いに日本へ行くことにした。
詳しい話はその時に聞く。)』

晴からしたら恐ろしい限りだな…
波乱の予感ですw

~ひとこと~

大分BLならではな甘酸っぱいと
いうか…ドキドキする感じが
ようやく顔を出した3巻でした。

お互いにまだまだいろいろな
葛藤がありそうですが、それでも
なんだかんだと少しずつ近付いて
いる気がする2人の距離感です。

蒔麻は彼らのそんな様子を
すんなり受け入れていて、
そんな態度に慌てる晴を見る
のもわりと楽しかったりしますw

零も、少しは不安な気持ちが
減ってきたりしてるのだろうか。
零の笑顔、本当に嬉しくて自然と
出てしまった笑顔…見てみたいな。