著:咲坂伊緒 先生

納得いく失恋にするために
形式的にちゃんと振られたい。
うん。俺、吉岡とは付き合えない。
恋愛ではなくても、洸が鳴海さんを
選んだことで、諦めるために
って最後に告白をした。
洸は、双葉の気持ちに応える
事ができない、だから振った。
でも、振った本人がこれじゃあ…
洸の方が気持ちの整理
全然出来てないじゃない。

洸にはこんなふうに真剣に
怒ってくれる友達がいる。
似た境遇でほっとけない、
一人にしておけない。
そんな優しさで、気のある
向こうが自分に気がある事も
知っていてそばにいるなんて、
誰のためにもならないって
ほんとはわかってるだろうに。
自分が感じたことのある思いに、
辛さに、同調して逃げている。
これじゃ誰も前に進めないよ。

内宮くんと悠里が動き出したね~。
というか、こいつらいい感じねw
恋の予感がするよwwなんか、
見守る側として一緒にいるけど
この2人がすごいお似合いなのよ。
大事な友達のことを思って行動する
優しい2人なんだろうな、きっと。

菊池くんが動き出しました。
どうなるんだろうかね…。
もちろん下心もあるだろうけど、
そんだけじゃない、本当に
双葉を笑顔にしたいとか、
辛い思いさせたくないとか、
そういう優しさもいっぱい
ある人だと思うんだよね。
だから、もし双葉に対して洸に
全く気持ちがない状態だったら
…迷わず菊池くんを推すだろう。
洸が、洸がなぁ~…。

洸!!!!!やっと決心してくれた!!
けど、なんつーかイタチごっこ…。
咬み合わない、タイミング悪い。

うわぁああ!!!ほんと咬み合わない。
お互いに、上手く行かないね。
でも、洸も鳴海さんのこと
決着つけてからって言いながら
中途半端に近づいて…、洸、
早く決着つけてきてちゃんと
双葉だけに向きあいなよ。
菊池くんに取られちゃうよ。
~ひとこと~
「その面影を知ってる」
という番外編も載ってます!
こちらもオススメです☆
すれ違う双葉と洸。
気持ちが通じ合える時は
来るんでしょうか…。
では次巻でまた!!