著:相原実貴 先生

高嶺さん…ただいま修行の身。
そんな中勝手な行動を取って
修行を抜け出してしまい…
ってのが前回までのあらすじ。
それで罰を受けることになるも
潤子ちゃんの周りにいる男達
への嫉妬心や不安から少しでも
早く帰りたいと焦る高嶺さん。
そんな時にこんなことを言われ、
…なんやら妙な話になってるよw
ほんと、潤子ちゃん関連になると
高嶺さんってほんとアホよね~w
見ていておもしろいですわ。

ここになって潤子ちゃんと
百絵先生に蜂屋とのことが
バレてしまうが…なんかね、
今まで見てた感じで1番
毛利ちゃんが女の子の顔
してるなーって思うんです。
恋してる顔っていうのかな。
それに蜂屋には毛利ちゃん
くらい母性の強いというか…
毛利ちゃんがすごく合ってると
思うし、幸せになってほしい。

高嶺さんの勝手な決断が、
婆様と天音に伝わった後…
婆様は大層悲しんでいたけれど
天音がそこに漬け込んで余計な
企みを働いてくれました…。
それは、潤子ちゃんに対して。
~兄はあなたのせいで修行を
抜け出し、それに怒った婆様が
もう寺を継がせないと言い出した。
あなたのせいで、兄はずっと
夢だった寺を継げなくなった~
的なことを潤子ちゃんに吹き込んだ。
~兄を諦め天音と結婚するなら、
婆様は今回の件を許してくれる~
なんて提案を更に持ってきて。
そこを偶然見てしまった清宮さん。
天音の提案を強気で断った彼女も、
その場から天音が立ち去った途端
涙が止まらなくなってしまう。
…ほんと、引っ掻き回すよね天音。

こちとら百絵&アーサー。
アーサー先生は百絵先生の
気持ちを確かめたいというか、
自分漬けにしてしまいたいのに
全然上手く行かなくて絡まって…
百絵先生は、大好きなヲタ充
イベを諦めてデート優先すべきか…
なんて実は結構ガチ悩みしたのに
アーサーの試すような態度には
大人にならなきゃと素直に答える
ことができずにデートはなしに…。
ほんと、女性に対して無駄に
自信のあるアーサーと、男女関係
ド初心者の百絵先生…難しい。
百絵先生、こんな感じだけれど
ちゃんとアーサー先生のこと
好きになってると思うんだよね。
だからこんなにモヤモヤしてる。
2人は、本音で話さなすぎるんだ。
時間…かかりそうですね大分。
けど、きっとこの2人は大丈夫。
こんなふうにすれ違うことが
1番多そうな2人だけれど、それでも
少しずつ、大丈夫な気がするな。

「……逢いたかったです、とても。」
「うん…知ってます。
…あたしもです。」
高嶺さんのお母様、
やってくれましたww
潤子ちゃんが高嶺さんのことを
何とかしてもらおうと、怯えつつ
お寺に来ると、お母様がお祖母様に
見つからぬよう部屋に通してくれ、
高嶺が帰ってくるとそこに高嶺を
通した。ずっと連絡も取れず、
話すことも出来ないままいろいろ
中途半端な情報ばかり知るはめに
なっていた2人がやっと会えた。
きっと話さなければいけない
ことはたくさんあると思うけれど、
一先ず、やっと会えて良かった。
潤子ちゃん、勇気出してお寺
まで来てほんと良かったね。
高嶺さんも、やっと会えて。

最後のお話は星川祖父
高聖(たかあきら)さんと
祖母ひばりさん(あの婆様)
の昔話が描かれました。
潤子ちゃんと高嶺さんの仲を
中々認めてもらえない原因と
なったお話が明らかに…。
お互い許嫁との顔合わせ
だったのかしらね、この日。
そんな日に乗り込んできた
イズ美ちゃんこと桜庭イズ美。
まぁ…この昔の話だけ見ると
婆様の頑固さも少々可愛らしく
思えてきました、軽く嫉妬的な。
まぁ、要するにです。
原因は桜庭のお祖母様よね。
イズ美さんって人が原因。
…2代上の問題が今孫達に
影響出てるとか…不憫だわ。
~ひとこと~
という感じで12巻でした。
今回はアーサー先生と百絵先生、
潤子ちゃんと高嶺さんがメイン。
超楽しみにしていたねねとユキの
話は一切出てきてくれませんでしたw
13巻に期待ですね、待ち遠しい…。
アーサー先生達はね、一先ず
あのモヤモヤは微妙に丸く
収まりかけた感じで終わってます。
百絵はのがみん(野神さんの娘さん)
とコラボカフェの予定が狂い、
なぜか野神さんとコラボカフェ。
アーサーは百絵を試すことで
女子大生とBBQに行く的な嘘を
ついたけれど結局行かず百絵の
後をつけて…ややこしいことに
なるかと思い焦りましたけど、
BBQには行かなかったことに安心
した百絵の笑顔で全て許せた
様子のアーサー先生でした。
今回も、いろいろ紹介したい
所は多かったんですが、上手く
伝えられていたかな…。
13巻が大変気になっております。
またしばらく先まで待ちましょう。