5時から9時まで 第6巻

著:相原実貴 先生

5時から9時まで6-1

前巻、前々巻からの続き…。

三嶋の所から潤子を連れ戻した
高嶺は、いろいろ理由をつけて
潤子を実家に送って行きました。

涙が出そうになるのを、ずっと
我慢していたのかもしれない。

寺に帰ってきて早々、無意識に
涙が出てきて止まらなくなった。

その後もなんとかELAには通おうと
するけれど、三嶋と偶然遭遇…。

「…嫉妬で…おかしくなりそうだ」

高嶺、大丈夫かな…。画像にいる
天音、高嶺の弟でございます。

さぁて、余計なことして
くれなければよいが…。

5時から9時まで6-2

もうELAには来ないだろうと
思っていた彼が、また顔を
出した時の潤子は、安心で
顔が緩みっぱなしだった。

本当は、傷付けられる
気持ちを分かって欲しかった
だけだったんだものね。

それなのに、こんなことを言われて
これも天音が仕返しなんて言う
から…ややこしいことに。

高嶺の作戦としては、天音を
自分の代わりに割り当て、潤子が
やっぱり高嶺がいいと戻ってくるのを
待つということらしいが…逆効果だ。

あぁ、碌なことが起きないな。

5時から9時まで6-3

突然、大学の頃の先輩から連絡が
あって、会ってみると夢の様な
仕事の誘い。NYで働ける話。
三嶋が、繋いでくれた話だった。

あんなことになって、その後
ロクに話すこともできずにいた。
そんな潤子のために行動してくれる、
ほんと、いいやつすぎるよね、三嶋。

潤子ちゃん、これ以上三嶋に
迷惑かけないようにと、寺の嫁
になるってのを肯定したのかな。

分からないけれど、星川さんの
こと好きになってしまっている
のは確か。…どうなるかな。

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「うちの高嶺さんと別れて
くれはっておおきに。」

天音に言われて、寺を出るべく
荷物を取りに行ったら、大変な人に
会ってしまった。天音と一緒に来て
いるという高嶺のお祖母様。恐い。

別れてくれはっておおきに
とか言われてしまったよ…。

それもきっかけの1つなのか、
元々心は決まっていたのか…

ついに言ったね潤子ちゃん。

「嘘も大概になさい。」

けど…今までいろいろと
騙してきてしまったからね。
…信じてもらえなかった。

5時から9時まで6-5

そして後になって気がつくというw
高嶺さん、たまに可愛らしいよねw

が、厄介なことになった。
お祖母様、桜庭家を壇家から
外すとか言い出しましたわ…。
そこに天音が、言ったこと。

「オレが継ぐ寺に嫁として
あのコを連れてく分には檀家
から外すとかは無しですやろ?」

壇家として良かったのかもだが、
いやいやいや…また厄介な…。

5時から9時まで6-6

潤子の言葉を信じてもらえず
言い合いになった潤子と高嶺。
一緒に寺に来ていたユキの迫真
の演技?と本人は言ってるけど、
彼が倒れたことでユキと
2人でその場を離れた潤子。

そのあと、潤子の家に行ったの
だけれど…ユキ、あぁなんてこと。
いろいろタイミングが最悪だ。

つーか…あぁああああ。
どうしたことでしょう…。

寧々がつらい…。

~ひとこと~

噛み合ってないのですがやっと
高嶺と潤子が両想い!!って
喜びたいところなのですが…
お寺、壇家の話。ユキとの
話、そして寧々のことも…。

三嶋は、よく頑張ったな…。

辛い人もいた。けど、あれだけ
多くの人を巻き込んで来たんだ。
なんとかしてくれよ!高嶺も
潤子も、もう絶対に諦めないで
頑張って欲しいですよね…。

一先ず寧々が心配です…。

また次巻で!!