著:相原実貴 先生

最初に言っていた話と違う…!?
星川さんが隠していた真実。
星川さんがここまで潤子ちゃんに
執着している理由は何だろう。
…謎は増えるばかりですが、
理由はなんであれ、何が何でも
潤子ちゃんがいいんだろうな。
いい所、確かにたくさんあるが
悪い所もたくさんある彼女。
一体彼女の何がここまで
彼を夢中にさせたのか。

…さて、どういう風の吹き回しだ!?
確かに彼の思いや言葉を受けて、
気持ちが揺らぐ可能性はあれど、
あんなに大好きな仕事のことも
こんな簡単に諦められるのか…!?
にしても、星川さんほんと
嬉しそう。応援したくなるわ。
でも、これが聞きたかったん
でしょうって、裏がありそうだな。

ある日、偶然にもモモエ先生の
BL趣味がアーサー先生にバレた!!
そんな時、今までには見たことの
ないようなアーサー先生の黒い
部分を見せられてしまい…。
お互いのことを口外しないよう
こんな条件を出されてしまう。
モモエ先生が恋愛超初心者で
あるのを隠そうとした演技により
アーサー先生はモモエ先生に
興味を持ったようです…。
いろいろ怖い気もするけど、
さて、どーなりますかしらw

呑んだくれた三嶋の先輩から
潤子ちゃんを呼んで欲しいと
連絡をもらったゼクシィ。
散々潤子ちゃんと三嶋の間を
邪魔してきたゼクシィです。
もちろん潤子ちゃんに声
なんてかけず、嘘をついて
三嶋と一緒に呑むことに。
けど彼の口から出るのは
潤子ちゃんの話ばかり。終いに
酔いつぶれ…って感じでしょうか。
きっと三嶋を家まで送って行って
世話をして、そのまま就寝、
的なやつだと思われます。
結局何もなかったのだ
けれど、記憶が無い三嶋は
冷静を装うが内心激焦り…。
ゼクシィもそこに乗って、
「目が覚めたらここで
…頭真っ白ですよ―――」
なんて言ってごまかした。
本当のことを知ってるから何も
聞かずに帰ったけれど、それが
三嶋的には好印象だったようですね。
1巻では、ひたすら邪魔してくる
子みたいな書き方になって
しまったけれど、いろいろ
悪知恵の多い子に違いはない
かもしれないけれど、あの
状況でバカなことを言い出さ
ないこの性格は、嫌いではない。
きっとゼクシィ的に三嶋は好条件
な男で、そんな彼の可愛い所が
見られて、でも三嶋は無自覚だが
潤子のことしか考えてなくて。
少し寂しい気持ちになった故の
小さな意地悪なんだなって感じた。

軟禁から開放されるためのウソ。
まぁそういうことですよねー。
けどあの一言から星川さんの
潤子ちゃんの扱いが甘々で…良心は
痛むし心は揺らぐし…って感じかな。
自分がどうしたいのか、今まで通り
目標に向かって頑張りたいって
それを貫きたいって思う反面、
星川さんや三嶋とかのことで
いろいろ揺らいでしまっている。
しっかり、自分の気持ちが定まる
まで、潤子ちゃんもその周囲も
いろいろ苦労しそうだなぁ…。

ELAで、あれはきっと三嶋の
衝動的な行動だったんだろうけど、
抱きしめられたことがあった。
その時は、星川さんを思い出し、
逆に星川さんに抱きしめられたら
三嶋を思い出す。潤子ちゃんの
気持ち的には、交際相手も
婚約者もいないって言いたい
のかもしれないけれど、これじゃ
気持ち的に浮気してるみたいね。
これで最低だって、そういう
自覚はあるのに、自分では
制御出来なくなってるのかな。
少しの間でもいいから、1人で
考える時間ができれば、自分の
気持ちにも気付けるかもしれない
けど、周りの環境がそれを
許しそうにもないですね…。
…しっかりしろぉ!!!
~ひとこと~
星川さんと潤子ちゃんはいろいろ
ややこしいことになってるし、
モモエ先生とアーサーはなんだか
面白そうなことになってるし…←
三嶋は…大丈夫かなぁ…。
ゼクシィはどうするだろう。
いろいろと不安要素だらけで心が
痛いんですが…大丈夫です。別に
昼ドラみたいな話じゃありません。
確かに潤子ちゃんがやってることは
いつか昼ドラみたいなことになり
そうで見ていて恐い所もあります。
ですが、お話を通して、少しずつ
気持ちの変化が見えると思います。
それを追って、変化や成長を見られる
のは、個人的に楽しみの1つです。
ぜひ、最後までお付き合い
頂けると嬉しいです。