著:南塔子 先生

この女(波多野)は…一体
何がしたいっていうんだろ。
こんなことして、滝くんも
美桜も嫌な思いしかしない。
一体全体、何がそんなに
気に食わないっていうんだ。
「黙って。よく知りも
しないで美桜を悪く言うな。」
言いたい放題言った挙句、
滝くんにこう言われてやっと
黙った波多野だったけど…
ほんと謎な上に厄介…苦手だ。
滝くんに対してそういう気持ちが
あるわけではない的なことを
前に言ってたのに、ほんと謎だ。

ある時…あからさま美桜を
嫉妬させるような発言を
してきた波多野に、我慢
していた美桜が爆発した。
「滝くんが波多野さんと
必要以上に仲良くしたり
優しくするのみるのはやだよ!」
うざいって思われたくないとか、
そういう不安が大きかった美桜に
対する滝くんの返答は美桜にとって
予想外だったかもしれないね。
でも滝くんからしたら、美桜が
何に悩んでいたのか、やっと
はっきりして安心したのかもな。
滝くんって、美桜をすごく大切に
思ってくれているから、そういう
気持ちははっきり言ったらきっと
分かってくれると思うんだよね。
一先ずは…一件落着かな!?
…ところで、こんなやり取りで
滝くんには波多野の目的が
分かってしまったようでした。
精神的に動揺させてテストに
集中できなくさせることで
滝くんを蹴落として数学1位を
とること…だったようです。
波多野、いろんな意味で怖いわ。
でも本当の意味で変な心配は
しなくて良かったみたいです。

部活動紹介があった頃から、
1年の女子達に丸井は大人気。
茜のクラスにも好きな子達が
増え始め…茜はクラスの子に
巻き込まれてバスケ部の
マネージャーになることに。
…からいろいろありーの
こんな感じですが、とにかく
茜が…すごく可愛いですww
そんなわけない、認めたくない
と思いつつも恋してるな~。
もう完璧恋する乙女だよ…ww
もう…可愛いねほんと。
そして、ここまであからさま
だとさすがの丸井も勘付く!?
この2人、この先楽しみだわw

偶然、電車に乗り遅れて
遭遇した美桜と丸井。
ギュウギュウのエレベーター
に押し込まれ、丸井の胸に
飛び込んでしまった美桜…
一生懸命密着しないように
頑張る美桜だったけれど、
そんな美桜に丸井は…
「いーよ、寄りかかってて。」
完璧抱きついてるみたいな形に。
そんなこんなで、彼女出来たら
こんなふうに誰にでも優しく
するのは良くないよ、なんて
言う美桜に対して、丸井は…
「他の子にはしないよ。」
そう答えた。
丸井は滝くんに宣戦布告
してるし、邪魔する気は
ないけど自分は自分で攻める
…みたいなことをしてる。
丸井の気持ち、きっと
どう頑張っても届かない。
美桜は丸井とは友達でいたい
と思ってるんだろうなって。
丸井が本気で好きだからこそ、
なんかすごくつらくなってくる。

クラスでの出来事です。
えとー、彼は誰くん!?
丸井と一緒にいた男子生徒。
の石田くんでない方ね←
…いのじ…でいいのかな?
石田がそう呼んでいた。
ふざけて騒いでた時に石田が
体当りしてきて、それですぐ
後ろにいたしーちゃん(美桜の
友達)を押しちゃったんですよ。
大したケガとかなかったようで
何よりですが…てお話があって。
これはこの先の何かの伏線!?
なんて思った私でした。
この片目の、名前不明の彼。
しーちゃんのこと好きだったり
したりするのかなー、なんてw

いろんなことに遭遇して、
やっぱりって確信に近い
ものになった時…丸井から
こんなことを言い出した。
実際好きになってるよね。
でも、そんでも認めたく
ないみたいな気持ちのまま。
そんな状況で、それも
こんなきっつい言い方。
「…は?何いってんの?
そんなわけないじゃん
好きとかありえない!」
そう言ってその場を立ち去った
茜だったけど、泣くのを必死に
我慢している状態だった。
丸井…どうしてあんなきつい
言い方をしたんだろう。
美桜を好きだから、気持ちに
応えられないから…っていう
それだけなんだろうか…きつい。
さすがに、茜が可哀想すぎた。
でも…気持ちに応えられないなら
これくらいズバッとフってくれた
方がいいものなんだろうか…これが
丸井なりの優しさなのだろうか…
~ひとこと~
何やらいろいろごたついてた
巻でしたね、5巻。そん中でも
1番衝撃でかかったのは丸井。
丸井の茜への言葉でした。
…どうなるんだろう、こっから。
なんかいろいろつらいです。