360°マテリアル 第5巻

著:南塔子 先生

360°マテリアル5-1

この女(波多野)は…一体
何がしたいっていうんだろ。
こんなことして、滝くんも
美桜も嫌な思いしかしない。

一体全体、何がそんなに
気に食わないっていうんだ。

「黙って。よく知りも
しないで美桜を悪く言うな。」

言いたい放題言った挙句、
滝くんにこう言われてやっと
黙った波多野だったけど…
ほんと謎な上に厄介…苦手だ。

滝くんに対してそういう気持ちが
あるわけではない的なことを
前に言ってたのに、ほんと謎だ。

360°マテリアル5-2

ある時…あからさま美桜を
嫉妬させるような発言を
してきた波多野に、我慢
していた美桜が爆発した。

「滝くんが波多野さんと
必要以上に仲良くしたり
優しくするのみるのはやだよ!」

うざいって思われたくないとか、
そういう不安が大きかった美桜に
対する滝くんの返答は美桜にとって
予想外だったかもしれないね。

でも滝くんからしたら、美桜が
何に悩んでいたのか、やっと
はっきりして安心したのかもな。

滝くんって、美桜をすごく大切に
思ってくれているから、そういう
気持ちははっきり言ったらきっと
分かってくれると思うんだよね。

一先ずは…一件落着かな!?

…ところで、こんなやり取りで
滝くんには波多野の目的が
分かってしまったようでした。

精神的に動揺させてテストに
集中できなくさせることで
滝くんを蹴落として数学1位を
とること…だったようです。

波多野、いろんな意味で怖いわ。
でも本当の意味で変な心配は
しなくて良かったみたいです。

360°マテリアル5-3

部活動紹介があった頃から、
1年の女子達に丸井は大人気。
茜のクラスにも好きな子達が
増え始め…茜はクラスの子に
巻き込まれてバスケ部の
マネージャーになることに。

…からいろいろありーの
こんな感じですが、とにかく
茜が…すごく可愛いですww
そんなわけない、認めたくない
と思いつつも恋してるな~。
もう完璧恋する乙女だよ…ww

もう…可愛いねほんと。
そして、ここまであからさま
だとさすがの丸井も勘付く!?

この2人、この先楽しみだわw

360°マテリアル5-4

偶然、電車に乗り遅れて
遭遇した美桜と丸井。
ギュウギュウのエレベーター
に押し込まれ、丸井の胸に
飛び込んでしまった美桜…
一生懸命密着しないように
頑張る美桜だったけれど、
そんな美桜に丸井は…

「いーよ、寄りかかってて。」

完璧抱きついてるみたいな形に。
そんなこんなで、彼女出来たら
こんなふうに誰にでも優しく
するのは良くないよ、なんて
言う美桜に対して、丸井は…

「他の子にはしないよ。」

そう答えた。
丸井は滝くんに宣戦布告
してるし、邪魔する気は
ないけど自分は自分で攻める
…みたいなことをしてる。

丸井の気持ち、きっと
どう頑張っても届かない。
美桜は丸井とは友達でいたい
と思ってるんだろうなって。

丸井が本気で好きだからこそ、
なんかすごくつらくなってくる。

360°マテリアル5-5

クラスでの出来事です。
えとー、彼は誰くん!?
丸井と一緒にいた男子生徒。
の石田くんでない方ね←
…いのじ…でいいのかな?
石田がそう呼んでいた。

ふざけて騒いでた時に石田が
体当りしてきて、それですぐ
後ろにいたしーちゃん(美桜の
友達)を押しちゃったんですよ。

大したケガとかなかったようで
何よりですが…てお話があって。

これはこの先の何かの伏線!?
なんて思った私でした。
この片目の、名前不明の彼。

しーちゃんのこと好きだったり
したりするのかなー、なんてw

360°マテリアル5-6

いろんなことに遭遇して、
やっぱりって確信に近い
ものになった時…丸井から
こんなことを言い出した。

実際好きになってるよね。
でも、そんでも認めたく
ないみたいな気持ちのまま。

そんな状況で、それも
こんなきっつい言い方。

「…は?何いってんの?
そんなわけないじゃん
好きとかありえない!」

そう言ってその場を立ち去った
茜だったけど、泣くのを必死に
我慢している状態だった。

丸井…どうしてあんなきつい
言い方をしたんだろう。
美桜を好きだから、気持ちに
応えられないから…っていう
それだけなんだろうか…きつい。
さすがに、茜が可哀想すぎた。

でも…気持ちに応えられないなら
これくらいズバッとフってくれた
方がいいものなんだろうか…これが
丸井なりの優しさなのだろうか…

~ひとこと~

何やらいろいろごたついてた
巻でしたね、5巻。そん中でも
1番衝撃でかかったのは丸井。

丸井の茜への言葉でした。
…どうなるんだろう、こっから。
なんかいろいろつらいです。