夏雪ランデブー 第3巻

夏雪ランデブー3

著:河内遙 先生

夏雪ランデブー3-1

店長からしたら、彼は葉月くん
でしかないのだろうけど…
実際言葉を尽くしてくれてた
のは葉月くんで、背中を向けた
のは島尾くんだったりする…。

ややこしいことになっている。
でもこの状況、もう、ほんと
あとは店長の気持ち次第。

思ってくれた人を、言い訳
して傷つけてしまったと
後悔したのなら、あとは
誠実に向き合うしかないよ。

…こんなことどこかでも言ったなw

夏雪ランデブー3-2

決心を決めたらしい。
少し自分のことを話す店長。

島尾くんが初恋で、今まで
ちゃんと付き合ったといえる
人は島尾くんだけで、だから
今更思ってくれる人がいるとか
考えもしなかったことで…

きっと今の状況が嬉しいって
思ってる反面、気持ちが全然
追いつかなかったんだろうね。

その言葉、中身が島尾くんの
葉月くんじゃなくってちゃんと
葉月くんに聞かせたかったな。

夏雪ランデブー3-3

彼女の言葉を聞いて、
気持ちを聞いて…

そこで何か返事をする
こともなく遠出に誘った。

普通にデートして宿に
泊まって…やること
やったのかもしれん。

店長が朝起きると、そこに
葉月くんはいなくてメモが。

夏雪ランデブー3-4

…嫁だもの、字体で
わかっちゃうものかもね。

篤って書きかけてるし…
あと、メモの文体とか。

勝手に帰って、こんなヘマ
までして…島尾くんは一体
何をしでかす気なのか…。

ただただ、今の状況を
嬉しく思う反面どうしようも
なく虚しく感じているから…
終わらせようとしてるのかな。

自分の後悔、残したもの。
全て終わらす気なのかな…

夏雪ランデブー3-5

葉月くんからは全く連絡が
なくて、仕方ないから店に
戻った店長。そこには、一面
アレンジされた花が置いてあった。

昔島尾くんが作ってくれた
花のアレンジと同じもの。

いきなりこんなの、意味が
わからないよね。ここにいた
のはきっと葉月くんなのに、
まるで今は亡き、島尾くんが
ここにいたかのようになってる。

その上、島尾くんの持ち物が一式
なくなっていることに気がつく。
葉月くんだろうと考えて電話を
かけるも、何も答えてくれぬ
まま切られてしまい…店長は
葉月くんの見た目をした彼を
探しに行くことにしました。

こんなにあてもなく
歩くのははじめてだ

好きな男がたしかに
いるのに それが誰だが
わからないなんて
こんな無責任な
片想いってないわ

こんな思いを抱えながら。

夏雪ランデブー3-6

店長が向かった先は、島尾くんと
最後に行ったという場所で、
そこには、葉月くんの見た目を
した島尾くん…しばらく悩んだ末、
島尾くん?って尋ねた店長に対し
彼は…変な走り方で逃げてった。

この走り方、島尾くんと同じ。
さすがに彼は島尾くんだって
店長にもわかったんだろうな。

全部捨ててって言っても全部
遺品を大事にとっててくれて、
それを全て処分しようとしてる。
多分今の島尾くんの行動はそれ。

それでいろいろ気持ち整理して
成仏しようとしてるような…
多分そうなんだろうなと思う。

きっとこんな現実、本気で謎
でしかないと思うけれど…

もう何をどう見ても島尾くんで
認めたらきっといろんな疑問が
綺麗に答えに繋がるんだろう。

~ひとこと~

まだ3巻ですが、本気で
不思議な世界観です。

葉月くんは絵本の世界に
閉じ込められてしまっていて
なんだか、ひたすら迷子だし、
けど現実の島尾くんの行動で
変化が起きている様子も…

1番可哀想なのは六花ちゃんだ。
早く、自分が好きになった人は
誰なのか、今目の前にいる彼は
何者なのか…ちゃんと理解した
上で彼への思いを、今度こそ
ちゃんと葉月くんに伝えられる
ようになりますように…