ゆうべはお楽しみでしたね 第4巻

著:金田一蓮十郎 先生

どの種族が好み??なんて会話から
種族の可愛さの好みの会話に以上
のことを気にしながら会話してる 笑

「(もうちょい胸欲しいと
思ってたけど)まあいっか。」

会話を終え部屋に戻ったみやこは
一人でこんな事を考えていた 笑
可愛いよね‥二人共。

ある日、みやこの友人あやのが突然
たくみの職場に現れる‥話の流れで
近くのアニメイト勤務なんだ~程度に
話していたことがあったらしく、それ
だけの情報でやってきたらしかった。

あやのには彼氏もいて、それでも将来
の結婚相手としては別の人を見つける
つもりでいるんだとか‥その有力候補
にたくみが入ってしまった様子です 笑

でもたくみはそんなあやのの態度や
行動に心底怯えた様子で‥そもそも
が苦手なタイプの子だものね 苦笑

たくみに頼まれて脈なしだよって
ことをあやのに伝えたみやこだけど、
それでももうちょっと頑張ってみる
なんて言われてしまって焦るみやこ。

その理由はたくみが本気で怖がってる
からってことだったんだけど、あやの
はこんなふうに言ってきたのだった。

「もしかして、みやこ
たくみくんの事好きなの?」

そして更に、友情優先だからもし
みやこがたくみのことを好きなら
絶対に手を出さないと言ってきた。

そこでみやこは、自分がたくみに対して
恋してるって自覚があったわけではきっと
なかったと思うけど、そういうことにして
あやのには諦めてもらったようだった。

でも後になって少し思ったことがあって‥

「確かにパウさんのそういうところ、
なんだかんだで好きだと思ってるわ。」

その気持ちを恋だと意識するにはまだ
至っていなかったのかもしれないけど、
それでもたくみに対していいなと思う
部分もきっとたくさんあったんだろう。

だがしかし、きっと乙女な部分だって
あるであろうみやこだけど、基本的に
たくみより男前な性格をしてるので、
どうにも見ていて不思議な感覚だ‥ 笑

心の中ではずっと思っていたこと、
ついにたくみに話したようだった。

この先のたくみの進む道の
妨げになってしまわぬよう‥
そんな思い出一人決心したこと。

でもそれがたくみにとっていい
判断かどうかはまた別の話だ。

たくみの元を離れるにあたり、
新しいアパートを探し回った。
それなりに良い物件も検討を
つけ作業としては順調に進む。

それでも、やはり寂しい気持ちが
まとわりついて離れてくれない。

一緒に住めなくなっても、また
ゲームの世界で一緒に遊べる。
そんなことはわかっているのに、
たくみがそばにいないことを
足りないと感じてしまっていた。

勝手が違う‥その程度かもしれない。
遊べる時間を考えればそこまで大きく
変化するわけではないかもしれない。

それでも、やっぱり寂しいよね。
そんな気持ちを誤魔化すかのように、
パウより可愛いキャラを作ろうとか
考え始めてしまうみやこだった。

出ていくと言われた時、たくみは
出ていってほしくないと願った。
でもそれを口にすることは出来ず
引き止める資格もないと思って‥

「そっか……いい部屋が
見つかるといいね……。」

ただそんな言葉をかけることしか
出来なかった。そんな気持ちの理由、
自分は彼女とどうなりたいと思ってる?

そうやっていろいろ考えた
結果たくみが出した答えは、

(俺、ゴローさんが好きなんだ。)

友達として好きなんだと思い込もうと
していたみたいだけど、それもついに
限界に達してしまったらしかった。

「ゴローさんの事が好きです。」

そう、彼女を引き止めたい一心で
いろいろ悩んだ末の告白だった。

あまりに恋愛経験がないことで、
告白したことでまだ返事も何も
貰っていないのに瀕死状態の
たくみだったけど、そんな急の
告白に対してみやこは冷静だった。

「正直な気持ちを言うけど……アタシ
もパウさんの事は嫌いじゃなくて
どちらかと言えば好きだと思うの。」

自分の気持ちに、そしてたくみの気持ちに
応えていいのか、無理をさせてしまうくらい
なら応えたくないって、そんな悩みだった。

でもそんなみやこに対して引く様子も
なく、無理してでもっていうたくみの
想いをみやこは受け入れることにした。

「よしじゃあ……付き合うか。」

たくみよりみやこの方が男前ですね 笑

まさかOKして貰えるなんて‥付き合える
なんて思っていなかった様子のたくみは
キャパオーバー気味だったけど、こう
して2人はルームシェアを解消し新たに
同棲生活を始めることになりました‥。

多分これから先も前途多難だな 笑
でも一先ず、たくみおめでとう!!

付き合うようになってからは、大きく
何かが変化したわけでもなかったけど
ルームシェアが同棲になって、そこ
での生活はとても幸せそうだった。

でもそんな幸せは長くは続かなくて‥
突然の転勤の話だった。幸せな時間は
そう長く続かないものなんだな‥。

これって断るとかあるなんだろうか。
でも仮に断っても、みやこは複雑な
気持ちになってしまうんだろうしな‥

~ひとこと~

お久しぶりの4巻、いつも通りに
ゲームやドラクエ関連で楽しい
日々を送る2人だったけれど、
きっかけがあれば人は変わる。

告白して付き合うことになって、
すごく幸せなことだと思います。
でもこんなタイミングで転勤‥
遠く離れてしまうのはつらいよ。

こんな現実、二人はどう受け
止めるのか‥!?また次巻で ☆