著:ふじた 先生

もうじきエイプリルフールですね、
ということで一足早いですが‥
「ヲタバレした以上、もう
この会社にはいられないよ…!」
花ちゃんとのヲタトークに白熱しすぎて
職場の非ヲタ女子にヲタクであることが
バレてしまった、もうここにはいられない
から退職願を出してきた‥だなんて嘘を、
いくらエイプリルフールだからといって
つくのは決しておすすめ出来ませんよ。
宏嵩は成海の言葉に本気で心配したのに、
こんな嘘で宏嵩を怒らせてしまった後は
怖い‥表情からも想像出来るだろう 笑
成海が本当のことを言ってもそれも
嘘だね~って笑って済まされたりと
ちまちまと仕返しは続いたわけだが、
2人で飲みに行った先でのやりとりが
とても可愛くて非常に萌えました!!
(…俺だって一回しかウソ
言ってないけどね。)
これだけじゃ何のことやらでしょうが
ぜひぜひ本編を読んで頂きたいです。
どれが宏嵩の嘘だったかを考えたら
ほんと可愛い、好き!!なりました 笑
嘘をつかないに越したことは
ありませんが、つくにしてもその
内容には気をつけましょうね!!

こーくんと普通に仲良くしたいのに
嫌われてるわけではなさそうだけど
なんだか避けられている気がする。
そんな尚哉は一人でどうしたらいいか
わからなくなってしまってよっくんと
ケンちゃんに相談に乗ってもらっていた。
ケンちゃんもよっくんもそれぞれに
案を出してくれたけど、尚哉的には
あまり乗り気になれないものばかり。
ただ最後によっくんがくれた情報は
尚哉に希望を与えたみたいだった。
近いうちにゼミのグループ課題で忙しく
なってしまう尚哉だけど、出来るなら
その前に話せる時間を作れたら良いね。
よっくんの情報で少し前向きになれた
尚哉‥そして別れ際にケンちゃんの
悪気のない応援の言葉で顔を真っ赤に
染めることになった‥可愛いなぁ 笑
「お前たち二人が特別な仲になっても
オレたち4人は今までと変わらず
友達だからな、がんばれよ。」
ケンちゃんはすごい勢いで地雷を踏み
まくってくる人の印象あるけどよっくん
と同様に何より尚哉のことを思って
相談に乗ったり言葉をかけてくれる
とてもいい友人なんだなって思った。
ただ‥多分尚哉気持ちを自覚したこと
2人に話してないよね?見てたらわかる
レベルにわかりやすかったと思うけど。
そんな状況でこんなこと言われたら
尚哉は真っ赤にもなっちゃうよね 笑

これはバイト先の書店に少し早く
来すぎたこーくんが好きな少女
漫画の新刊(残り1冊)を手に取ろう
とした瞬間の出来事である‥ 笑
(邂逅)
実はゲーム内で二度ほど会っている
けどリアルでは初対面な樺倉さんと
ばったり会い、勘違いされまくり 笑
こーくんはただただ怯えて逃げるし、
間違ってはいないが誤解でこーくんは
樺倉さんにいい人認定されてるし‥
この後、せっかく逃げたのにレジでまた
会ってしまいまた怯えることになった。
もちろん樺倉さんに悪気はない‥ただ
顔がとっっっっっっても怖いだけだ 笑
あとページ横にひたすら書かれた少女
漫画タイトルが気になって仕方なかった ←
ヲタ恋のこういう小ネタ?大好きです!!

樺倉夫婦は結婚して一緒の
家に住む生活が始まった。
「ただいま」と一緒に帰ってくる
旦那様を「おかえり」と出迎える。
‥この日は蒲倉さんがひどく泥酔して
帰ってきたので花ちゃんが憧れていた
夫婦っぽい光景ではなかったろうけど、
蒲倉さんも同じように思ってくれて
いたこととか‥嬉しかっただろうな。
蒲倉さん普段はあんな感じだけど、
酔うと素直すぎて可愛いんですよね。
翌日‥残念ながら言ったこととかほぼ
全部覚えててしにたくなる彼だけど、
普段は喧嘩ばかりの2人だからこそ
たまには酔って素直になるのもいい。
まあ‥この1ページ前では花ちゃん
めっちゃキレてたんですけんどね 笑
「かわいい寝顔しやがって
このクソ虫が…。」
って、顔がやばかったっす 笑笑
相変わらず盛大に口喧嘩しながらも
なんだかんだ幸せそうな2人の日常です。

尚哉はまだこーくんとは会えて
ないんだろう‥宏嵩に相談を
持ちかけるも、弟との恋バナと
わかると宏嵩は嫌な顔をした 笑
でもすごく真剣な表情を見せる
尚哉に自分の場合は‥と成海との
ことを少し話して聞かせてくれた。
最初の頃は、宏嵩とこーくんに似て
いる部分を感じてたのもあってかな。
違うってこともわかったけど、きっと
本当に似てる部分もあるんだと思う。
兄の話を聞いて、尚哉はこーくんの
気持ちを思って‥あの日言ってくれた
言葉の重みを、勇気を思って涙した。
怖いとか、不安とかもきっとある。
でもそれ以上に強い思いもお互いに
持ってるんだから話をして欲しい。
ちゃんと話せると良いな。
こーくんだって離れるためにあんな
ことを言ったんじゃないんだから。

成海がスランプでネタが全然
浮かばなくなってしまっていて、
「ぴえん」通り越して「コロシテ」
なんて言い出した本気でやばい。
そんな成海に、力になれるか
わからんけどと言いながらも
一生懸命案を出してくれた宏嵩。
私も同人誌はいろんな方のを
読ませて頂いてるんですけど‥
ほんと毎度すごいって思います。
元作品が最高なのに負けないくらい
作家さんの愛溢れたストーリーや
イラストが‥同人作家さんすごい。
きっとそんな方々は今の成海みたいに
苦悩を乗り越えて頑張ってくれてるん
だろうなって、考えさせられました。
でね、スランプで何も浮かばなすぎて
少々おもしろい顔になっちゃってた
成海が宏嵩からの名案で盛大に復活!!
満面の笑みで帰ってく成海を見送る
宏嵩の表情の優しさよ‥大切な人の
笑顔は何よりも心を穏やかにする、
幸せにしてくれるものだよなって
見てるこっちが幸せをもらえた。

結局こーくんとは話ができないまま
尚哉はグループ課題で忙しくなり
グループの人と過ごす時間が増えた。
尚哉のいない3人で食事を摂ったりは
するけど、そんなこーくんの表情は
あまり明るいものではなかった。
自分が散々避けてしまった結果が今の
この状況を招いてしまったのかもと
どうしても思考がネガティブになる。
尚哉を信じられないのではなくて、
自分に自信が持てないでいるから。
もしかしたらこれまでもこの場所で
落ち込みきったメンタルを元に戻す
ためにゲームをしてたのかもしれない。
尚哉と知り合う前なら、ゲームの中は
自分だけの空間だったかもしれない。
ここ多分、よっくんが言ってた場所。
でも今では尚哉との思い出がたくさん
あってついつい会いたくなってしまう。
「会いたいなぁ…二藤くんに。」
そんな気持ちが言葉として口から
出てしまった時、名前を呼ばれて
振り向くとそこには尚哉がいた。
ずっと会いたくて、でもどう接して
いいかわからなくなってしまって
結果避けるようになってしまった。
でも実際会ってみたらやっぱり
ここがどこよりも1番安心して
笑える場所だったんじゃないかな。
こーくんは避けてしまったことを
謝って、尚哉はこれまで思っていた
ことを緊張しながらも伝えていった。
こーくんのこんなところが好きだと
好きなところを次々にあげていく。
尚哉の言葉で、思いでこーくんは
ほんの少しだけ前に進めた気がする。
(私なんかでも、きみを
好きでいていいのかなぁ。)
涙を流しながらも、思いに応える
ように震える尚哉の手に触れた。
これで付き合うことになったのか、
一先ずは気まずくて距離をおいて
しまう関係は解消されたという
状況までなのかわからないけど‥
2人はゆっくりで大丈夫だよね。
こーくん、尚哉、良かったね。
~ひとこと~
10巻の最後の方、尚哉とこーくんが
手を繋いでいるページのサブタイトル?
ページ数横のあれが (コイビトの距離)
でした‥こーくんから言葉で返事が
返ってきたわけでもなく、それでも
気持ちまで全て伝わるような描写に
私もつられて泣きそうになりました。
ほんと‥良かったなぁ(இ﹏இ)!!
唯一、あとがきを読んでいたら
「尚光、やっと決着しましたね!
そのへんについては特装版のあと
がきで語ろうと思うので割愛!!!」
って書いてあり‥特装版の存在を
それを読んで初めて知った私は
気づかず通常版を買ってしまった
ことをものすごく後悔してます。
だって私が購入した電子書籍サイト
通常版しかなかったですよ!!(言い訳)
まあないものは仕方ないので一先ず
今は諦めて気持ち切り替えます 笑
宏成も樺花もそれぞれに微笑ましい
感じではありましたがそれに続いて
尚光‥今後が楽しみで仕方ないです。
またまだぎこちなくはあるけれど
こーくん照れながらも普通に接して
くれるようになったし、早く次巻
読みたいです‥(いつも言ってる?)
そんなボヤキは置いといて、今回も
ヲタ恋最高に大好きな作品でした。
お付き合い頂いた方どうも
ありがとうございます!!