著:ふじた 先生

前回のラストから引き続きの
デートです。3巻はこのデート話
をちょいちょい挟みながらの日常
の話…って感じでまとまってました。
せっかくのデート。今までは
ヲタを隠して彼氏と付き合って
来た成海を知っているからこそ、
そういう普通のデートをしたいと
宏嵩も思ってしまったのかもね。
「このヲタク封印縛り
デート断行します。」
ヲタっぽいことを言ったりしたり
した場合は罰金…だそうですよw
そんなんで彼ら会話続くかな??w

会社での男連中の飲みの場にて。
やっぱ出るもんなんですかね。
女性社員の誰が好みみたいな話。
そこで話題に出た成海と花ちゃん。
そういうネタでめんどくさそう
な態度を示す宏嵩だったけど…
「この前アソビに言ってたん
ですよ~。おみやげどうぞ。
誰とって……まあ、彼氏と。」
成海が以前「彼氏」と言っていた話
を聞いたら途端に上機嫌になってたw
あとに話題に出た花ちゃんに関しては
途中までは言いたい放題言ってた同僚
だけど、樺倉さんのこれで黙りましたw
自分の女のことだもんねwやっぱり
好き放題言われて嫌だったろうよ。
…4人共他の人に付き合ってるって
明かしてないんだものね、大変そうw

「花ちゃんて、彼氏でBL
考えるのに抵抗ある?」
「全然?」
BLのCPネタでお話していた
2人は突然こんなことを言うw
なる「宏×樺」
はな「樺×宏」
この腐女子共すげーっすわw
私さすがに自分の彼氏でBL
想像するのは…つかそもそも
身近な三次元でとか無理な人←
そしてやはり合わないCPww
いや~でも腐女子ってこういう
とこあるよね。CPが合わないのは
結構揉めるもんなんだろうなと思う。
私揉めるくらい話せる腐女子友達
周りにいないから、少し羨ましいw
なる「絶対宏嵩の
ほうがかっこいいもん!」
はな「どう考えても
樺倉のほうが上よ!」
会話の後半、こんなとこだけ
偶然聞いた尚哉くん…いい方向に
勘違いをしてくれたようでしたw

成海と宏嵩のデートにて。
なんかいろんな必然と偶然が
重なって今こんな組み合わせで
ホラーアトラクションに乗ってる
わけなのだけれど…ホラー苦手な
樺倉さんと成海の組み合わせってw
「いつもどおり今までのまま、
結局何も変わってねーじゃん。」
こんな感じで、ポロッとこぼれた
宏嵩の本音だったのだけれど、
きっと言う程変化がないわけでも
無いんじゃないかと思うんだけど。
ただきっと、お互いがお互いに
自分をさらけ出しすぎて、そういう
恋人っぽいことを態度に示すのが
気恥ずかしいってのがあるのかもね。
そういうとこだけは中々上手く
伝えられずにいる2人だから。
ゆっくりでいいから、少しの
変化に気付けるようになれたら
今の状況もいいかなっていつか
思えるようになるんじゃないかな?

今度は尚哉くんのお話。
バイト先で偶然見かけた客は
兄・宏嵩たちと同じゲームを
していてそれで親近感が沸いた
のか…なぜか友達になりたいと
いい出したのだけれど…。
桜城 光(さくらぎ こう)
偶然にも、尚哉くんと同じ
大学似通っている子らしい。
よく男に間違われるが女w
さて、今後この2人のことも
ちょいちょい出てくんのかな~
一先ず誤解はいつ解けるのかなw

「それでも少しずつ
ゆっくりと俺たちの速度で―
…そういうことにしておこう」
ヲタクだし、お互いにある
恥じらいだったりも相まって、
非ヲタの普通のデートとかは
やっぱ上手く出来ない2人だけど
それでも宏嵩も成海もお互いに
お互いを大好きで、そういう
のを伝えようと一生懸命に
生きてんな~って思えた。
きっと焦らなくてもいいよね。
お互いがこんな大事に思ってる。
それだけで、きっと少しずつ
2人の速度で進めばいいんだろう。
~ひとこと~
こんな感じで3巻でした~。
ヲタ恋はね、個人的にすごく
好きな作品になっております。
ヲタ、腐女子のお話なので
そういうのが苦手な人には
少しとっつきにくいのかもと
思いますが、ヲタクだって、
腐女子だって必死に恋してる。
そういう純粋な思いがすごく
伝わってきてとても幸せな
気持ちになれるシーンも多々あり。
レビューを通して少しでもそう
いうのを伝えられたらと思います。