著:キリシマソウ 先生

ターゲットの娘のひまりに
接近し、一応恋人という形で
ひまりと行動していた悠斗。
そんな時間を過ごす中で、
悠斗はひまりが抱える心の
隙間に気がついた様子だった。
そして、ある日の遊園地デート。
ひまりが弱い部分を見せ始めた。
両親の不仲、父親は仕事で
多忙で母親は浮気をしている。
そんな状態でみんなが家で顔を
合わせてもろくに会話をしない。
「遊園地なんて、パパとママと来た
ことなかった。ひまりも…みんなみたい
に家族で楽しくお出かけしたい。」
ずっと独り、そんな両親を見て
寂しさを感じていたのかもしれない。
その日は悠斗と一緒にいる間、
たくさん笑ってたくさん泣いた。
ひまりがずっと我慢してきた思い、
やっと母親に伝えることが出来た。
…きっとひまりは大事にされてる。
だからきっと、両親は今後いい
方向に変化してってくれると思う♡

依頼の件は無事終了して、
ひまりの両親の関係は少しずつ
でも順調にいい方に変化していた。
教育実習生という名目で幼稚園に
潜入していた悠斗は、園を去る。
そんな最後に…ひまりとこんな約束。
今はまだ幼い子供なひまりだけど、
十数年したら立派なレディーに育つ。
こんな約束をしてしまった悠斗
だけど、…守れもしない嘘をつく
タイプとは思えない…だからこそ
女性が苦手なのいい加減克服
しなきゃいけなくなるかもねw

ある時、大智が例の商店街に
やってきた。悠斗の手料理が
食べられるというので、一緒に
買い物をしてから榊家へ向かう
途中だったのだけれども…
つーちゃんとは悠斗普通に接する
ことができていたじゃないですか。
確かに知らなければ危機感を
覚えるものかもしれないねw
正体がバレないようにと無理やり
マスクとメガネで変装してたのに、
それどころではなく悠斗のことで
頭がいっぱいの大智はこの後…
すぐに正体がバレてしまったw
ほんとにね、大智は確実に恋愛
感情的な意味で悠斗のことが
大好きみたいですね~困ったわw
この後変装の意味がないと悠斗
から言われてしまう大智だけど…
「だって悠斗が女の子
と仲いいんだもんっ。」
…おまえは乙女かっ♡ww

商店街のくじで旅行券を当てた
榊家。大智に誘われて、大智の
地元広島にやって来た兄弟達。
そこで偶然にも舞い込んだ依頼。
依頼主は大智の妹・莉子と弟・遥。
曰く父親が浮気をしているという。
大智は父親からアイドルになる
ことを反対されていたという。
そんなこともあって折り合いが
つかぬ実家を離れたんだろう。
そこで出てきた話が浮気…だ。
でも真相は全く違っていた。
子供達には内緒にしていたが、
奥様はちゃんと知っていたらしい。
素敵なお父様でないの大智。
…妙な誤解から始まった調査
だったけど、結果的に大智の
抱えていた苦悩は消え去った。
これからは、父親とのことで
実家に帰りにくいなんてこと
にはならずに済みそうですね☆

今回の依頼のターゲットはカレン
という女性。依頼者の夫が彼女の
名刺を持っていたのだという。
カフェ(夜はバー)の店長をしている
のが今回のターゲットで、そこに
悠斗がアルバイトとして潜入した。
そこでターゲットと関わることで悠斗
は妙な安心感を覚えて過ごしていた。
(なんだろう、すごくあったかい
な。本当に久しぶりだこんな感覚。)
すごく母性の強い母親…といった雰囲気
すら感じる気がする。今回は悠斗自身
今までとは違うと感じていたようだった。
…今回の依頼…ほんとに浮気相手なのか?

ハードな生活の中で、バイト中
…だったのかな?居眠りをしてしまった
悠斗に、カレンさんは優しく服(?)を
かけてそのまま休ませてくれたのだ。
そこにまた、妙な安心感を覚えて
いるような悠斗が見て取れた。
もしかしたら、安心だけでは
ないのかもしれないけれども…。
見ていた感じ、誰に対してでも女性
として魅力的な女性なのかもね。
女性が苦手な悠斗が、カレンさんに
対して随分と心を許してるように思える。
たぶらかすつもりは一切ない。
でも、勝手に男の方が落ちちゃうん
じゃないかってくらい素敵な女性。
…今回の悠斗の変化、理由はまだ
わからない…わからないけど早く
続きを読みたいすっきりしないw
~ひとこと~
5巻でした~☆
また最後の依頼は半端な所で
また次巻って感じでしたね。
悠斗の様子がいつもと違う。
だから余計に気になる所です。
カレンさん…彼女がターゲットの
依頼の真相はどうなんでしょう。
そしてそして、ひまりと将来の
約束をしてしまった悠斗ですが、
彼はそんな将来までに女性が苦手
なのを克服することは出来るのか!?w
いろいろと気になるところでは
ありますがまた次巻ですね☆