となりの怪物くん 第11巻

著:ろびこ 先生

となりの怪物くん11-1

次会ったら謝ろう、そう雫は
思っていたけれど、それ以降
春は学校に来なくなって
しまった。連絡も一切ない。

その間、あまり表情には出さない
けれど、ずっと春のことを
考えていた雫。ヤマケンと
偶然会って、話していたら
どうするべきか結論が出たよう。

春を探して、話そうって。
春こそ、諦めるの早いよ…。
大切なら、そう簡単に
諦めちゃダメだよ。

となりの怪物くん11-2

「ようハル。今まで
どこに行ってたんだ。
まあ、おかげでこっちは
楽しくやってたけどな。」

多分これいつもの調子の牽制と
ちょっとした確認でヤマケンが
言ったことだったんだろうが…

それを真に受けて春はどっか行くし
それで追いかけることも出来ず
ガチ凹みしてるし雫さん…。
かと思えば少し逃げた所で
同じことになってんのいるし。

となりの怪物くん11-3

夏目ちゃんも、なんか
知らぬ間に成長してんな。

言い方すっごい偉そうだけどw

「こんな時に1人でいたら
悪いほうに悪いほうに
考えちゃうんですよ。」

って言ってね。ササヤンが
落ち着くまで肩を
貸してあげました。

日頃のお返しですよ!!って
意地になって言ってたけど、
少しは、友達としてでも
2人の距離縮んだみたいです。

となりの怪物くん11-4

話もできずに春に逃げられて、
怖くて逃げ腰になってた雫。

夏目ちゃんが力づくで
引っ張り戻してくれた。
そうよ、ちゃんと話さなきゃ。
このまま諦めようったって
後悔しか残らないわよ。

となりの怪物くん11-5

やっとお互い謝って仲直り
と思ったんですが・・・。

こうなったらその雫の気持ちを
言葉にして伝えられなくて、
雫が逃げてしまった…。

頭いいのに、不器用だね。
けど、少しずつでもいいから
ちゃんと向き合ってって欲しい。
頑張れ!2人とも!!

となりの怪物くん11-6

「好きだ。」

「一度でいい。ちゃんと
オレのこと考えてみて。」

1度フッてはいるんだけどね。
それでも諦められなかったんだ。
考えるまもなく即答で
振られたからね、前はw

ちゃんと考えて、しっかり
お返事してあげて下さい。

それで誰かが傷付くことに
なっても、それは雫にはどう
にも出来ないことだから…
真剣に思いを受け止めるのが
今は1番大切なことだね。

~ひとこと~

結局、真剣に考えるということ
を真剣に悩みすぎて一睡も
出来なかった雫。失うのが
怖かったのかもしれないね。
それでも、ちゃんとお断りして。

「友達くらいならなって
やってもいーけど?」

ヤマケンの素直じゃない言葉を
受けて、友達になれました。
いろいろつらいけど、雫も
ヤマケンも、頑張ったよな。

一先ずは…良かったのかな?
ヤマケン、頑張って立ち直りなよ。

あとは春と雫。雫は春に自分の
気持をちゃんと言いに行った
よ。きっと、大丈夫だよね。