ロッカメルト 第4巻【完】

著:藤間麗 先生

ロッカメルト4-1

あれから、雪也がおかしい。
なんか、異常に優しかったり
甘ったるい感じだったりして
戸惑いを隠せない一夏です。

ツンデレから開放されたようだw
逆に一夏がツンデレみたいに
なってるのがおかしいくらいw

怖い思いをさせたくない。
嫌いになられたくない。

いろんな思いから好きって
気持ちを自覚してからも
どうしたらいいのかわからず
暴走してしまっていた雪也
だったけど、気持ちを言って
隠すことも亡くなった今、
なんかとことん一夏に甘い
空気感を漂わせてくる。
というか、今までの雪也
から想像できない素直さw

そんな雪也に対して一夏も
かなり動揺を隠せない。

ロッカメルト4-2

夏、熱い夏になりまして、雪也も
あんな調子なので必要以上に
頭がカッカしてるのかもね一夏w

深い意味なんて全く無いだろう。
でも、凍冴さんとしてはね…
一夏は凍冴さんに対していろいろ
安心しきっている所があるから、
こんなことしてるんだろうけど…
凍冴さんとしては大変だよねw

照れるわテンパるわ、でも自分の
気持ちを自覚してからの彼は
とことんヘタレていると感じるw

頑張れ、凍冴さんww
なんか最初の頃の印象だと
兄弟真逆になったみたいw

まあ、雪也には凍冴さんみたいな
チャラっぽさはないのでかなり
甘々な感じでものすごいんだけど←

ロッカメルト4-3

いろいろあって、雪也が雪男
だということがクラスの子達に
思い切りバレてしまいましたw

大変なことになっちゃう…と焦る
一夏だったけれど、結果的には
受け入れてもらえたようで…
むしろなんか好かれてるというw

探りを入れてきているように感じた
笹野くんも目輝かせてるしww

最初に学校で大暴走して雪まつり
みたいになっていた時、教室から
その周辺を眺めていた笹野くん。

もしかしたらその頃から雪也には
何かあるのかもしれないなんて
勝手に想像していのかもしれない。
それで探りたがってたのかもねw

なんか、変な誤解も溶けたし
正体バレても大丈夫だったし、
結果的には良かったのかもな。

ロッカメルト4-4

ある時、雪也と凍冴さん、
どちらを選ぶかを決めるよう
テンから言われた一夏。

雪也を選べば一緒に里
(雪山)へ。凍冴を選べば
ここで暮らすことも出来る。

そんな話の最中、一夏はまた
突然フラつき倒れてしまう。

その状況の理由、自分達が
ここに来た本当の理由。

凍冴さんは雪也に全て話した。
自分の力で、これ以上傷つけたり
悲しい思いをさせたりすることが
怖くなってしまったのかもしれない。

「雪也は帰ったよ、村に…」

一夏が眠りから目を覚ました頃には、
雪也は家からいなくなっていた。

ロッカメルト4-5

テンと一緒に雪山に帰ってしまった
雪也を追いかけてきて一夏と凍冴さん。
1人いろんなことを悔やみ続ける雪也
の周りは、とにかく大雪で大変だったw

そんな暴走を止めたのはやはり一夏。

「あんたの力は私が止めてあげるから。」

雪也のいなくなった東京の家で、
凍冴と2人で、話を収めることも
しようとすれば出来たことだろう。

でも、なんだかんだ雪也のことを
心配したり考えたりする一夏を見て
雪山に行こうと最初に言ったのは
凍冴さんの方だった。自分の気持ち
を抑えこんででも、一夏を優先
した結果だったのかもしれないね。

ロッカメルト4-6

村に来るにあたって、凍冴さんは
昔のことと一夏の身体のことを
一通り一夏に話して教えた。

結局のところ、どちらかを選ぶ
所までは進まなかったらしい。
こんな感じで終わってます。

でも、このお話を読んでいく中
で雪也も凍冴さんも、どちらも
切り捨てられるのは嫌だなって
思うようになってしまって…
だから結果的にここで終わらせて
くれてよかったのかもと思います。

仮にこれから先のお話があると
したなら、未来…もしかすると
わりと近い未来にはどちらか
選ぶことになるのかもしれない。
それをなしにずるずるとってのは
やはり不自然極まりないだろうし。

でも、それまでは3人で仲良く
いればいいんでないでしょうかね?

~ひとこと~

はい完結です~!!どうでしたか?
個人的には結構好きなんですが。

最初は謎は多いは性格的にも
なんか危険そうな2人だわで、
どうなんだろうこの話はって
思った時もありましたよ少し←

でも読み進めて、最後まで読んだ
時にはね、凍冴さんも雪也も今は
大好きですよ私。そしてヒロイン
一夏のことも結構大好きになった。

この3人を見てるとね、なんだか
ものすごく和むんですよねw

こんな話もありだなと。
似たように感じてくれる人が
いたら嬉しいなと思います。