著:藤間麗 先生

あれから、雪也がおかしい。
なんか、異常に優しかったり
甘ったるい感じだったりして
戸惑いを隠せない一夏です。
ツンデレから開放されたようだw
逆に一夏がツンデレみたいに
なってるのがおかしいくらいw
怖い思いをさせたくない。
嫌いになられたくない。
いろんな思いから好きって
気持ちを自覚してからも
どうしたらいいのかわからず
暴走してしまっていた雪也
だったけど、気持ちを言って
隠すことも亡くなった今、
なんかとことん一夏に甘い
空気感を漂わせてくる。
というか、今までの雪也
から想像できない素直さw
そんな雪也に対して一夏も
かなり動揺を隠せない。

夏、熱い夏になりまして、雪也も
あんな調子なので必要以上に
頭がカッカしてるのかもね一夏w
深い意味なんて全く無いだろう。
でも、凍冴さんとしてはね…
一夏は凍冴さんに対していろいろ
安心しきっている所があるから、
こんなことしてるんだろうけど…
凍冴さんとしては大変だよねw
照れるわテンパるわ、でも自分の
気持ちを自覚してからの彼は
とことんヘタレていると感じるw
頑張れ、凍冴さんww
なんか最初の頃の印象だと
兄弟真逆になったみたいw
まあ、雪也には凍冴さんみたいな
チャラっぽさはないのでかなり
甘々な感じでものすごいんだけど←

いろいろあって、雪也が雪男
だということがクラスの子達に
思い切りバレてしまいましたw
大変なことになっちゃう…と焦る
一夏だったけれど、結果的には
受け入れてもらえたようで…
むしろなんか好かれてるというw
探りを入れてきているように感じた
笹野くんも目輝かせてるしww
最初に学校で大暴走して雪まつり
みたいになっていた時、教室から
その周辺を眺めていた笹野くん。
もしかしたらその頃から雪也には
何かあるのかもしれないなんて
勝手に想像していのかもしれない。
それで探りたがってたのかもねw
なんか、変な誤解も溶けたし
正体バレても大丈夫だったし、
結果的には良かったのかもな。

ある時、雪也と凍冴さん、
どちらを選ぶかを決めるよう
テンから言われた一夏。
雪也を選べば一緒に里
(雪山)へ。凍冴を選べば
ここで暮らすことも出来る。
そんな話の最中、一夏はまた
突然フラつき倒れてしまう。
その状況の理由、自分達が
ここに来た本当の理由。
凍冴さんは雪也に全て話した。
自分の力で、これ以上傷つけたり
悲しい思いをさせたりすることが
怖くなってしまったのかもしれない。
「雪也は帰ったよ、村に…」
一夏が眠りから目を覚ました頃には、
雪也は家からいなくなっていた。

テンと一緒に雪山に帰ってしまった
雪也を追いかけてきて一夏と凍冴さん。
1人いろんなことを悔やみ続ける雪也
の周りは、とにかく大雪で大変だったw
そんな暴走を止めたのはやはり一夏。
「あんたの力は私が止めてあげるから。」
雪也のいなくなった東京の家で、
凍冴と2人で、話を収めることも
しようとすれば出来たことだろう。
でも、なんだかんだ雪也のことを
心配したり考えたりする一夏を見て
雪山に行こうと最初に言ったのは
凍冴さんの方だった。自分の気持ち
を抑えこんででも、一夏を優先
した結果だったのかもしれないね。

村に来るにあたって、凍冴さんは
昔のことと一夏の身体のことを
一通り一夏に話して教えた。
結局のところ、どちらかを選ぶ
所までは進まなかったらしい。
こんな感じで終わってます。
でも、このお話を読んでいく中
で雪也も凍冴さんも、どちらも
切り捨てられるのは嫌だなって
思うようになってしまって…
だから結果的にここで終わらせて
くれてよかったのかもと思います。
仮にこれから先のお話があると
したなら、未来…もしかすると
わりと近い未来にはどちらか
選ぶことになるのかもしれない。
それをなしにずるずるとってのは
やはり不自然極まりないだろうし。
でも、それまでは3人で仲良く
いればいいんでないでしょうかね?
~ひとこと~
はい完結です~!!どうでしたか?
個人的には結構好きなんですが。
最初は謎は多いは性格的にも
なんか危険そうな2人だわで、
どうなんだろうこの話はって
思った時もありましたよ少し←
でも読み進めて、最後まで読んだ
時にはね、凍冴さんも雪也も今は
大好きですよ私。そしてヒロイン
一夏のことも結構大好きになった。
この3人を見てるとね、なんだか
ものすごく和むんですよねw
こんな話もありだなと。
似たように感じてくれる人が
いたら嬉しいなと思います。