著:那波マオ 先生

謎のイケメンは色葉の
弟であることが判明…。
千夏につっつんの良さを
わかってほしいと、親睦の
場を用意してみるも…中々
思うようにはいかないようだ。
ただ、姉を心配して海外から
帰ってきたらしいということ。
きっと悪いやつじゃないんだろう。

千夏が突然つっつんに話が
あると学校までやってきた。
だが結論、ひどい言われよう。
意味のある付き合いね…ほんと
彼らなりに真剣に付き合ってて、
冗談でも遊びでもないわけで、
その上で意味のある付き合い…
私にもさっぱりわからんぞw
色葉は千夏のことはもういい
気にしないでみたいなことを
言っていたけど、つっつんと
してはやっぱ気になるよね。
つっつんはやっぱ偉いよ。
自分の力量をわかってて、
その上で出来る精一杯を
やろうと頑張るんだから。

伊東が、綾戸さんを映画に誘った。
最初はつっつんを誘ったんだけど、
用事があるとかで、綾戸さんを
誘ったらどうかと言われたのだ。
かなりキョドっていたけれど、
結果的に誘うことが出来たようだ。
そんな2人を偶然見かけたつっつん。
今まで見たことのない伊東の
優しい表情を見て、つっつんにも
伊東が綾戸さんを好きなんだと
いうことがわかったようでした。

千夏がつっつんに忠告をしたと
いう話を千夏から聞かされた
色葉は、つっつんを信じてると、
大丈夫だと言いながらも最近
一緒に帰ったり出来ていない
現状に不安を抱えていた。
実際、理由は千夏の言葉を
きっかけに石野さんに相談
…指輪でもあげたら?みたいな
流れで指輪のためのバイトを
していたからだったんだけど。
もっといいものを、と考えて
いたらしいつっつんだけれど、
色葉がうたた寝をしている隙に
指のサイズを測ったらいても
たってもいられなかったらしく
指輪を買ってきたらしいw
恋に不安はつきものだろう。
そんな中でそれをちゃんと
お互いに伝え合っていけば、
すぐには理解し合えないことも
いずれは理解し合えるようになる。
そうやって、この2人は
これから先もずっと一緒に
入られたらいいのにって思う。

「綾戸さん、僕、
綾戸さんが好きです。」
ずっと傷つくのが怖くて逃げて
きた。だから綾戸さんにだって
自分の気持を伝える勇気なんて
なかった。それでも、つっつんや
色葉が自分に向けてくれる、応援
したり心配してくれる思いや、
今までにつっつんや色葉、綾戸さん
がいろんなことに傷つきながらも
一生懸命思いを伝えてきたこと。
そういうのを思い出して、逃げて
ちゃダメだって、前に進む勇気を
振り絞ったんだろうと思う。
だけど…結果はフラれていた。
きっと、漫画だって現実だって
上手く行くことも行かないこと
もたくさんあるんだと思う。
今までずっと逃げていた。
そんな自分を変えた伊東。
変われたことにおめでとう。
でもやっぱり恋って、ポカポカ
温かい気持ちだけじゃないから。
もやもやしたり、苦しかったり。
その結果ダメになって悲しい
思いをしたりも全部含めて恋。
伊東、一先ずおめでとう。

番外編的な感じで石野さんの
お話が描かれていました。
ちょいちょいみつやをデートに
誘ったりするもずっと断られる
ような日々が続いていたし、
幸せそうな色葉やつっつんを
羨ましくも思ったんだろう。
そんなある時、元彼(ロクデナシ)
が遊ぼうなんて声をかけてきた。
元カレかよなんて思いつつも、
久々のデートっぽいのに大分
気合を入れて待ち合わせ場所に
行くも…4時間待っても来ない。
元カレは相変わらずのロクデナシ
だったようです…石野さん可哀想。
なんてとこに現れたのがみつや。
すごい偶然だなおいwそこで
いろいろ察してくれたんだろう。
これが彼なりの気使いなんかもな。
やっぱこの2人あってると思うよw
~ひとこと~
6巻では、伊東の恋のお話が
結構描かれておりました。
初めて恋をして、そこで
初めて気付けたこと…そして
変わろうって行動した伊東。
これからのことは今はまだ
わからないけど、変われたこと
がこれから先に繋がればいい。
そして、石野さん…いつもつっつん
達に喝を入れてるような、結構
力強いサブキャラみたいな描写も
多い子だけど、実は結構乙女だし、
彼女もいい加減報われたらいい
なって思うんですけどね~。
メインのつっつんと色葉の話も
弟の出現により何やら微妙に
なったこともありましたが、
彼らは戸惑いぶつかりながらも
一緒にいてほしいなと感じます。