3D彼女 リアルガール 第3巻

著:那波マオ 先生

3D彼女3-1

つっつんを陥れるようなことを
しておいて、みつやはなぜか
よくつっつんに絡んできていた。

「もっとこうかかって
こいよ!手ごたえねーよ!」

…なんとも面倒な性格してるわww
そんなみつやに対して、つっつんは、
今すごく幸せだからこれくらいで
ちょうどいいんだなんて話すんだ。
自分の大事な人達にまで危害が
加えられないならそれでいいと。

そんな話をして、少しばかりの
改心をしてくれたのかもしれない。

みつやは1か所一緒に来てくれと
言って…その先はつっつんの自宅。
事実としては、明らかに悪意を
持っての出来事に感じたけれど、
みつやが勘違いをして…という
話だったということで誤解を
ときに来てくれたのでした。

まあ、高すぎるプライドは
相変わらずなのだけれど…w

それでもつっつんのまっすぐな
所とか、そういうのを聞いて
ちゃんと考えるくらいにはきっと
まともな人なんだろうと感じたw

一先ず、身近なところだけでも
誤解はとけたわけだ…お疲れ。

3D彼女3-2

いまだ誤解をしたままでいる
石野に遭遇しました。誤解を
といてもらおうとするが…もう
彼女にとってはそこらへんは
どうでもいいのかもしれないw

みつやは石野さんに気に入られたw
今後、この2人も結構メインで
お話に登場してきますよ~☆

11巻まで読んでのお話ですが、
私石野さんもみつやも結構
好きなキャラになってます。

3D彼女3-3

ある日、漫画みたいな出会い
(いやまあ漫画なんですけど)
2学年下の綾戸(あやど)さん。

曲がり角でぶつかりまして、
つっつんが落としたアニメ雑誌
…かな?それを拾って同類だと
判断した綾戸さんは、つっつんを
見つけて雑誌を返すついでに
話しかけていったのです…
なんて出会いがありましてね。

結構可愛いと思うんだけれど、
それでも見た目は地味めだし、
つっつんと同じくオタクなので
周りからは陰口の嵐でしてね。

人と関わるのは苦手らしく、
そういう態度が余計に周りに
暗い印象をつけているんだろう。

「綾戸!あいつスタイルだけはいー
よな。でも残念だよなー。女じゃ
ねーよ、マジ暗いもんなあの女。」

そんな彼女が陰口を言われてる
所を見てしまったつっつんは、
元気づけようとしたのかもな。

相変わらずクラスの中では
悪いうわさの的なつっつんの
机には、花瓶に入った花が
飾ってあった…死を願わr ←

そんな花だけど、いつも花壇を
いじっていた彼女に花をあげて
まるで大丈夫だというように。

つっつんは結構こうやって
誰かのために行動するよね。
それはすごく良い所だと思う。

まあ、後になって俺は一体
何を言ってるんだとか変に
キョドってたりするんだけどw

この2人の出会いもね、今後
色々とお話に影響してきます。

3D彼女3-4

ある時、色葉の家に行った。
つっつんもちゃんと男の子
だよねって思いましたよw

「この状況がふとしたときに
信じられなくなるだけだ。」

そう話すつっつんに…

「みんなつっつんのよさに
気づかなかっただけだよ。
つっつんを見つけられた
あたしはラッキーなんだよ。」

そんなふうに伝えた色葉。
まあいろいろありましたし、
好きだーってなってたろう。

抱きついてくる色葉に対し、
一生懸命理性を保とうと、
何かの公式をひたすら頭の
中に浮かべたつっつんだけど…

「(無理。)」

そしてこの状況…いつも自分から
くっついてったりする色葉だけど、
つっつんから来られるとキョドるw
当たり前に照れて…乙女は可愛いな。

その日を境に、自分が信用出来ないと
感じてしまったたらしく、次の日…

「しばらく俺に近付くな!」

…つっつんはいろいろ極端です。

3D彼女3-5

極端ついでに、自分にあまりに
自信がないせいで女の子と一緒に
いたら色葉が不安になるだろう
なんて配慮も勿論出来ていない。

石野さんと話していた時だって
色葉はひどく動揺してたんだ。

恋愛だろうとそうでなかろうと、
明らかにつっつんにいいイメージを
持って関わっている綾戸さんといる
のを見るのは…すごく嫌だろうな。

色葉、ほんと普通の女の子
なんだよね、不安にもなれば
嫉妬だって結構するし。

つっつんが思っている以上に
つっつんのこと大好きだし。

理性が働かなくなるのが怖くて
色葉を避けるくらいだったら、
理性なんかなくたって一緒に
自分のそばに居てくれたほうが
色葉だって嬉しいんじゃないか?

…つっつんは、いろいろ難しい。

3D彼女3-6

番外編で、つっつんと伊東が
仲良くなったきっかけのお話が
描かれていました。最初のうちは
自分と関わると関わってきた奴が
嫌な思いをするから、あえて壁を
作る…みたいなことをしていた。

そんなつっつんにめげずに接して
いった伊東。逆に、伊東は伊東で
友達という存在に嫌われるのが嫌で
言うことを聞くような…正直言えば
都合のいい奴みたいな扱いをされてた。

お互いにいろいろ問題が多かった中、
関わって、少しずつ変化してった。
そんな出会から、ある時つっつんの
言葉で喧嘩になってしまった話が
描かれていました。喧嘩したって、
ちゃんと仲直りしたいって思える
くらい大事な存在に出会えるのは、
すごく幸せなことだなと感じた。

~ひとこと~

つっつんは良い奴だけど
いろいろと面倒な性格だw
それによって色葉が寂しい
思いをしてることにもあまり
気付いていない所が厄介…

こんな、どうにも空回りが
多いつっつんを必死で思う
色葉…2人のこの先は如何に!?

でもほんと思いますよ。恋愛って
こんなもんかもしれないなって。
所詮は他人です。さらに言えば
オタクと美少女…今までの生き方
だって大きく差があるだろうし、
考え方もつっつんのひねくれ様
はかなり異常なものだと思う。

悩むし、努力も必要だし…
それでもお互い一緒にいたいと
思うから諦めない…それが恋愛。

つっつんも色葉も、頑張れ!!