PとJK 第9巻

著:三次マキ 先生

PとJK9-1

修学旅行にやってきました。
大神さんの学校も日が被り、
偶然?にも再会できた4人。

夜一緒にホテルを抜け出した。
でも途中で現れたのは仙道さん?

仙道がおじさんに絡まれてるのを
見つけて大神さんが助けた…って
ことだったのかな?イマイチここ
状況つかめないんですけど…←

この子、紹介しそびれてたね。
6巻で海で初登場して、その後も
8巻でちょろっと登場してました。

仙道唯(せんどうゆい)って子です。
功太くんが仕事関連で名前を把握
していたらしいので…まあいろいろ
問題のある子なのかもしれない。
ジロちゃんの友達の彼女だとか。
同じ学校の他のクラスだったかな?

そんな仙道…大神さんと知り合い?
仙道に明らかに苦手意識を持ってた
カコだったから、この状況はきっと
心配だったろうな…大神さんのこと。

さてね…どんな繋がりやら。

PとJK9-2

なんか…バレてる?カコと
功太くんの関係を知ってる
のは、三門と大神さんだけ。

それをなぜ仙道が知ってる?
いやはや…なんかコワイわ。

PとJK9-3

自由行動の時間中、仙道の
怪しい行動を見てしまった。

空のロッカーに荷物を入れ
鍵を閉めずに立ち去った仙道。
するとすぐ後にそのロッカーから
その荷物を持っていった男がいた。

いけないモノをいけない人にお渡し
する手法…確かにそう見えてしまうw

そんな光景を見てしまって、迷った
挙句大神さんにそれを話したカコ
だったけれどそれに対して大神さんの
反応は随分あっさりしたものだった。

事情を知っているのかいないのか。
そこに関してはわからないけれど、
仙道の行動を見てなおさら大神さんが
仙道と関わることに危険を感じたカコ。

「俺はたぶん、これ
からも唯と関わるよ。」

カコの思いとは裏腹に、そう
断言した大神さん…そして。

「これからどうする
かはおまえが決めろ。」

仙道と関わることをやめないと
言う大神さんは、そんな自分と
関わり続けたらカコが嫌な思いを
するかもしれない…だからもしカコが
もう関わりたくないと思うのなら、
それを受け入れようとしたようだった。

PとJK9-4

「だから絶交とかしない。」

仙道と関わり続けると宣言した
大神さんの言葉に、カコは断言。

仙道に対しては謎だし危ない
と思うことすら多々あるだろう。

それでも、大神さんのことは
優しいし謎じゃないし、大事な
友達なのに絶交なんてしない。

自分に惚れた相手に対して、
たとえ友達だとしてもこの
扱いは複雑だなと思う。でも、
こういうところが、カコのすごく
強いところなんだろうなって思う。

PとJK9-5

(仙道さんて本当~に嫌な
ヤツだ!!けど、大神さんに
とっては気の許せる相手なんだ。)

偶然にも、そんなふうに思える場に
いたカコ。仙道と大神さんを見て
いて三門とジロちゃんに似た空気
を感じることが出来たらしい。

そういう存在なら…そんな簡単に
関わることはやめないのかもな。

複雑ではあるけど、そもそもカコ
がどうこう言えることでもない。
悪いことにならないことを願う。

PとJK9-6

「ごめんねー、あたし平ちゃん
傷つける人嫌いだからー。」

修学旅行から帰ってきた。
そんな帰り道、不運にも
仙道にばったり会ったカコ。

無言もきまずいと話しかけると、
キッツい言葉をぶつけられた。

キープなぁ…カコはそんなつもり
決してないだろう。でも…そういう
ふうに思う人も中にはいるよな。

この、仙道は大神さんを好き
だったりするんだろうか…??

わかんないけど、まだこの先
大神さんと仙道のことでカコは
悩んだりし続けるのかもしれない。

~ひとこと~

9巻でした!!
仙道の存在によっていろいろと
状況が変わってきた気がする。

仙道は正直言って性格は悪い。
でも仙道にとって、大神さんは大事
な友達なのかもしれないと思った。
それだけかはわからないけども。

一先ず、カコと仙道はこんな
状況じゃ仲良くなるのは無理ね。
お互い敵意むき出しだものね。

私個人的に、男友達っていうのは
結構難しいものだと思うんですよ。
だから、三門とジロちゃんみたいな
関係はすごく羨ましく思うんだけど。

一方が明らかに恋愛対象として
見てて進展を望んでる状態で、
友達で居続けるのって酷でしょ?

仙道の言うキープってそういう
意味もあるのかなって思えた。
まあ、言い方ひっどいけどもw

さてね…どうなるんでしょうね。
次巻はいい方向に話が進むことを
願いたいものですが…ではまた!!