PとJK 第7巻

著:三次マキ 先生

PとJK7-1

お久しぶりですねPとJK!!
えと~、前回の終わりはカコと
功太の初ちゅーで終わりました。

そしてそれを三門にしちゃった
とか報告するもんだから変な
誤解をされて、びっくりした
三門がカコ家まで来て一緒に風呂。

…で今に至るわけなのだがww
カコ達の話から話は三門の好きな
人の話になって…遂に薄情したw

ジローちゃんを意識したきっかけ。
それはほんの些細なことだった。
一緒にダラダラと遊んでいたある時、
暇だから腕相撲して、負けた方が
アイスおごりっていう話になる。

いつも三門が勝っていて、なのに
その時は中々決着が付かなかった。
今日はしぶとい…なんて思って
ジローの顔を見たら、涼しい顔
してたんだって…わざと負けて
くれてたんだって気付いたら、
なんかいきなり恥ずかしくなって、
それをきっかけとしてどんどん…

恋って、意識した途端急に
大きくなったりするもんよね。

そっか~、ずっと女の子
扱いされてたんだろうなw
ジロちゃん、いい男だよ。

PとJK7-2

カコと三門がジロちゃんの話で
盛り上がっていたその頃、久々
の再会から喧嘩腰の功太くんと
大神さん…とジロで風呂入ってたw

カコと功太くんの事情を知らない
ジローがいなくなった瞬間から、
あれこれ風呂の中で騒いだ結果…
大神さんは逆上せて大変だった
けれど、ようやく落ち着いて突然
こんなことを言い出した大神さん。

「俺は絶対おまえに勝ってやる。」

元ヤンとヤンキーがオレオレ詐欺w
まあ、何も知らんジロちゃんから
したら謎の光景なんだろうが…

4年後…なんて言い出しちゃったよ。
あれから、母親も仕事を見つけて
日々頑張っている様子。そういう
意味でいろいろと順調だそうだ。

一安心だけど…大神さんは一体
何をしようとしてるんだろう。
…私の頭では警察官にでも
なろうとしてるのかしら…
ってくらいしか想像できない←

まだまだ、続きそうですねw

PとJK7-3

普段は、なんか変な子
みたいな感じでしかない
ジロちゃん、三門やカコ
から見てそんな感じなのに、
どうしてだろうね、相も
変わらず運の悪い子で何故か
暗幕被って身動き取れなく
なっていた小野塚に対しては
地味ーに王子なんだよな…w

助けようとしてドジって
コケたカコは吹っ飛んだけどw

…ジローを意識し始めてから
小野塚に対するジローを見て、
ほんとに惚れちゃったのかもな。
…なんかそんな気がしてきたよ。

でも、小野塚も三門もジロの
こと好きなのはわかるんだけど、
当の本人の鈍感っぷり…異常w
先が思いやられますね~。

PとJK7-4

ジローへの気持ちをこの先も
伝えるつもりはないし今の
ままの関係でいい…なんて
言っている三門だったけれど、
自分の気持ちに気付いてから
様子がおかしかったらしい。

見た感じは、結構今まで通り
に見えていたやりとりだけど、
ジローには分かっちゃうんだ。

あんなに鈍感なのにねw
家族みたいなもんで、だから
お互い気付きたくないことも
気付いちゃうんだっていう
三門だけど…あー複雑だ…。

PとJK7-5

サブロー(ジロの猫)が迷子に
なって、学校休んでまで探し
回ったジロ。そこには小野塚
もいて…学校が終わってから
三門とカコも合流して一緒に
探しまわった結果見つけた。

ちゃんと見つかって一件落着
なんだけど…探してる最中も、
そして今も、確かに小野塚に
対しては少し違うのかもな…。

うわーこれ実感するのきつい。
番外編で小野塚が出てきた時は
この恋応援したいなって思った
けど、三門の恋だって応援したい。

うわー…でもやっぱジロちゃん
には幸せになって欲しいしな。

…わぁあああああ。心が痛い←

PとJK7-6

三門はジローのことは好き。
でもジローは小野塚のことが
好きだって確信持てちゃって…

「ジローってさー、小野塚
さんのこと好きなん?」

「……まあ…好き…です……。」

顔を真っ赤にしてそう答えたジロ。
そんなジロを三門はすごく優しい
目で見ているなって、そう感じた。

きっと大好きで、自分の幸せとか
犠牲にしてもいいくらい大切な
存在なんじゃないかなって感じた。

自分のことを勘違いしてる…
小野塚のことをそう話すジロ。
実は勘違いだと気付いてしまった
時に、がっかりされるのが怖いと。

そんな話を聞いて、最終的に三門は
ジローの背中を押すことを選んだ。

「たぶん世間ではそういう
の『ヒーロー』って
いうんじゃないの。」

「早く行きなよ。
ヒロインが待ってるよ。」

こういう恋も、あるんだね。
…でも、なんかすごく切ない。

~ひとこと~

お久しぶりの7巻でした~!!!
今回は三門とジロの話が
結構濃いように感じました。

そっちのインパクト強くて
序盤の大神さんのことは
読み終わる頃には忘れてた←

カコと功太くんの話がまるで
サイドストーリーのようでした←

いろいろこの先がすごく
気になる感じで終わった…

一先ず、三門の精一杯の言葉を
受けてもまだ自信の持てない
ジロは偶然会った功太くんに
相談を持ちかけた…その結果、
自分に自信を持てないなら
自分が一番信頼してる人の
言葉を信じろって言われた。

私個人の見解だけど、ジロに
とってのそういう存在は三門
かな~って思ったんだよ。

恋と友情、8巻に期待ですね!!