著:池ジュン子 先生

部活の強化合宿…でいいのだろうか。
学校で寝泊まりし丸1日部活動に
精を出す、そういう合宿があった。
そんな中、突然の停電+αで足を
滑らせた藤くんが転んで今に至る。
この2人、ハプニング多いなww
石化する藤くん…を投げ飛ばす仙石。
その現場を知る張本人たちも、
居合わせた男子数名も、この件
に関しては口を閉ざしたらしい。
張本人は気まずいだろうしわかるが、
居合わせた奴らにも過失はありその
せいで仙石にこってり絞られたらしい。
恐ろしかったんだろうな、仙石がww
事故でほっぺにチューって、可愛いな。
仙石と藤くんもお互いに気持ちの面では
引きずりつつも、相変わらず一緒に
過ごす時間は多いようで、お互いに
同接していいのか模索している様だった。

仙石が熱を出して、焦って
仙石宅に送っていった藤くん
だったけれど、そこには
知らない女の子…?がいた。
仙石に姫と呼ばれる彼女は、
呼び名の通りお姫様のような
容姿で…中身は恐ろしかったw
ページ挟んで隣なのに、ページ
めくったことに後悔するレベルw
ちなみに年下の少女に思えた
彼女は年上で、大学生です。
姫野 聖(ひめの ひじり)
仙石の幼馴染で、昔から家事を
手伝いに来てくれるのだとか…。

仙石と藤くんが付き合っていると
勘違いして藤くんをいじめ倒した
姫だったけど、最終的には仙石が
可愛くて大事で仕方ない親心の
ようなものの現れだったみたい。
仙石は昔ある出来事で自分がもっと
強ければ…そうに思って、そこから
強さを追求するようになったらしい。
自分が強ければ守れるのに…そんな
ふうな考えでいるから、藤くんの
ように基本ひ弱なのが彼氏じゃあ
ダメだって姫は思ったのかもね。
それで男らしくなれなんて言って
藤くんもやや暴走していたけれど、
女らしい彼が藤くん。無理をして
男らしくなる必要はないと仙石に
言われて、こんな答えに至った。
仙石母ではないけれど、いきなり
姑ができたみたいな感じですわw

仙石が熱を出したことで、1日
部活を休むように言われる。
その情報を仕入れてなぜか家庭科部
に招待されることになった仙石。
ちょうど『お茶会』をするらしい。
その話から今の家庭科部が出来た
きっかけとなるお話を聞いた。
きっかけは藤姉・一華(いちか)さん。
藤家長女がスタートだとかwww
仙石が熱を出した時のことで、
一華さん少し出てきておりました。
そのうちまた出てくるかなー?
まあとにかく、藤家は女子力が
めちゃくちゃ高いことがわかったw

『白手袋で顔をはたく』
『決闘の合図』
ノープランだけど、いつまでも自分を
男として意識してくれない仙石への
宣戦布告。さて、どうなりますかね。
仙石の心は簡単に揺れる。
でもそれ以上に仙石の小さな言動
や行動で心揺さぶられる藤くん。
きっと友人としてならとても
いい仲なんだろうなって思う。
でもそれを恋に変えるには…
友情と恋の境目って難しいね。
でもきっと藤くんが諦めない
限りは、少しずつ仙石の気持ち
も変化してってると思いたい。
「(宣戦布告のつもりだったけど
流石に気付かないわよね。)」
そう思っていたけれどばっちり
気付かれていたようで…ww
「勝負の世界で生きてる私に決闘
を申し込むとはいい度胸だな。」
きっとまだ仙石は恋を知らない。
だから藤くんと一緒にいることで
少しずつ恋を知ってけたらいいね。
にしても…藤くんのアピールは
時にすごく伝わりにくいのだけどw
ちゃんと伝わると、届くといいね。

夏、姫のバイトの手伝いで
海の家にやってきた仙石と藤。
そこに遊びに来ていた七緒兄弟も
現れて…いろいろ問題発生したりも
ありましたが、無事解決して今。
雫がふと思った疑問を
仙石に向けてきました。
嫌ではないんだそうで…
恋愛感情と友人としての愛情。
違う思いだとしても、お互いを
大切に思ってるには違いない。
お互いを信頼してるにも違いない。
そのおかげなのか、どうなのか。
きっと真相は仙石にもわからない
ことなのかもしれないけれど、
いずれ、近いうちにわかるかな?
~ひとこと~
番外編では藤くんsideのお話が
描かれていました。これはこれで、
面白く読むことが出来ましたよw
中々思う方に物事が進まない2人
だけど、悪くはない感じだし、
そこにちょいちょい七緒という
邪魔が入ったりするのだけど…
今後はどうなっていくんだろうか。