著:金田一蓮十郎 先生

サークルのみんなで、スキー
をしにやって来ました。
そこでいろいろあり、烏丸くんと
2人で話す機会があったんだけど、
今まで、湊のことを友達として
接してくれていた烏丸くん。
けど本当は諦めていなかった。
ずっと機会を伺っていた…??
どっちが嘘か、なんて態度で
分かるよね、全然諦めて
なんかいなかったんだよね。
ほんとみなって存在を作ったことで
とんでもなくややこしい
ことになってしまったな。
みながいなければ、何も悩まず
烏丸くんと付き合っていただろう。
必要以上に誰かを傷つけることも
きっとしなくて済んだだろう…。
自分のせいで、どれだけ烏丸くんを
傷つけてきたのか、今更
気付かされるなんてね。

「おれ……高槻のことが好きだ
彼氏いるのに……ごめん」
ついに塚口先輩に告白されてしまう
…のだけれど、嘘だよって…。
ごまかしてしまうんですね先輩w
せっかく頑張ったのに…ww
その上言い逃げってあんた…w
なんとも、湊の言葉も聞かずに
逃げてしまわれたよ…(苦笑)

烏丸くんがついた嘘が
塚口先輩を通して広まって
まさかの透まで浸透…。
彼氏じゃないのになぜ否定しないw
否定しておけばいいのに、
なんて思ってしまうんですがw
自分のことが勝手に噂として
広がっていくとか怖いわ…。
即答できずにウダッてたら反応
しそびれたのパターンが多い
湊…隣に私がいたら代わりに
否定してやりたいわほんとw

烏丸くんが、本格的な
脅しにかかった。
とは言っても、今まですごく
優しく接してくれていた
烏丸くんがこういう態度に
出るからこそ本当に怖い
ことになっているんだけど。
湊、みなのことを透に言わない
ことの見返りに、ヨリを戻す。
自分だけが経っていると思っていた
地雷原には、実は透もいた。
それに今更になって気付く。
なんとしてでも、その事実を
絶対に知られてはいけない。
こんなふうに脅しをかけてでも、
湊のことが好きなんだろうな。
それくらい、湊と透の関係に
納得がいっていないんだろう。

烏丸くんの脅しのようなものが
始まって、いろいろ、ほんとに
いろいろ湊は恐怖を味わった。
ものすごく嫌なことでも、
透を守るため、そして今まで
傷つけてこんなことをさせて
しまった烏丸くんへの申し訳無さ
から、ずーっと従ってきた。
どうしようもなく要領悪くて
大事な所で間違えるような
湊だけど、そういう所は
どこまでもまっすぐなんだ。
自分のことより、周りの
大切な友人や家族を優先する。
すごいよな、ほんと。
いろいろと烏丸くんなりに
試してきたけれど、何とも
ならなかったね、変わらなかった。
これで、本当に最後。
2人はお別れしました。
いろんな思いしたけど、
これでやっと烏丸くんなりに
諦めようとするんだろうな。
ほんと、長い間お疲れ様だよ。
~ひとこと~
6巻でしたぁ~。いやぁ、
なんか胃が痛いっすww
いろんな人の思いが動く。
みんな、最初に持つのは
似たような愛情なのに…、
なんかもう余計に辛くなる
ことをしてしまうものなのか。
頭がいい人程簡単に気持ち
の整理出来ずにから回って
しまうものかもしれないね。
どうか、これ以上烏丸くんが
傷付くことがありませんように。