カカフカカ 第4巻

著:石田拓実 先生

カカフカカ4-1

体調不良で弱った長谷から、
なんだか熱烈な告白みたいな
のをされていた所を本行に
見られてしまった後の話です。

その際、あれですね。子供
だとか検査薬だとか言ってた
のは聞かれてた?セーフ??
みたいなとこで終わった
3巻でしたが、ばっちりと
聞かれておりましたとさ。

でも本行は結構大きな
勘違いをしていて…

「―で、何?…ハセの子?」

「……………………は?」

1番それに驚いたのは亜希w
ちゃんと否定した結果、その可能性が
あるなら相手は本行だという話になると、
本行は心なしか嬉しそうな反応をした
ように思えた。まあ、イマイチ表情の
読めない彼なので本当の所は謎だがw

その後、いろいろ安心したのかな?
亜希の月のソレ(亜希がそう言う
からw)は無事にやってきて、子供
って不安もなくなった亜希だった。

すると本行。

「あと1回いいんだよね?添い寝。」

もちろん月のソレが終わったらですが
こんな確認をしてきたわけですw

恋する乙女は大変です。
もう、どーなるんだろこの2人。

気持ちや関係が追っついてない
今のおかしな関係の行く末は…?

カカフカカ4-2

あれからしばらくして、ついに
その日がやってきたわけだが…

キスもした、そして致した←

「(……今ちょっと、かなりしあわせ。)」

そんな気持ちを感じた亜希。
でも次の日に本行から言われた
言葉はショックなものだった。

「一応ちゃんと成せることは
わかったし希望はもてた…はず。」

「今までありがとう、寺田さん。
ヘンなことにつきあってもらって
ごめん。でも助かった。感謝してる。」

そういう約束だったはずだった。
でも、その中で亜希は本行を
好きになってしまった。この
曖昧な関係ももう終わりのか。

…残ってしまった気持ちは
何処に向かえばいいんだろうか。

カカフカカ4-3

話は変わり、あかりさん。
以前亜希の一言からあかりさんの
本行への態度に変化がありました。

その後も彼女の中でいろいろと
考えていたらしく、このタイミング
であかりさんは行動に出始めた。

「一度ちゃんと確かめて
みることにしたわ、私。」

そう言ったあかりさんは本行を
デートに誘ったのでした。

自分の気持ちの確認も兼ねて。
さて…亜希の気まずさを知らない
あかりさん、彼女の思いは一体
何処に向かっていくのかな~w

カカフカカ4-4

あかりと本行がデートに行ってる間、
またもや亜希を混乱させることが。

体調が悪かった状態で心細くて
あんなことを言っただけだろうと
思っていた長谷の言葉。それを
改めて告白されてしまった。

あかりと本行はデートの最中。
そんなデート前には本行の少々
無神経なんじゃないかっていう
出来事もあったりしたんだけど。

あかりにデートに誘われながら
亜希にキスをしようとしてきた。

もうそういう関係は終わりだと
思っていた亜希はあまりの驚きに
拒絶してしまったんだけども。

あかりさんの態度への焦りや、
本行の心が読めないことでの不安。
プラス、長谷からのプロポーズ。

メンタルが崩壊しそうなんだが…。

その後しばらくして、夕方ころに
帰ってきた本行とあかりさん。

デート中に一体何があったか。

「私やっぱり、そういう意味
でも智也のことが好きみたい。」

さて…ライバルです。
その上、あかりさんはこう
オープンに来てる分、隠れて
コソコソしてるみたいな状況
になっている亜希は気まずい。

いつか明かすんだろうか。
…いろいろ怖いな、ほんと。

カカフカカ4-5

あかりさんの本気に焦って、
何かしなきゃと思った亜希。
迷った末に出た言葉はこれw

「そ、そいね、する?」

最初は意味がわからないような
反応をした本行だったが、いいの?
と思った以上に喜ぶ反応を見せる。

とはいえ、助かるなんて言葉で
済まされてしまったのだけども。

そして本行との約束のその日。
長谷の誘いでタダの誘惑に負けて
焼肉をご馳走になった亜希。

その後、本行との約束もあるし
帰ろうとすると、添い寝のことを
知ってしまった長谷は嫌だって
思ったんだろう、行かせたくない
と引き止めるように抱きしめた。

最初は抵抗していた亜希だけど、
長谷の心臓の音がものすごく早く
大きく聞こえてきて、きもちいい
なんて思ってしまったようだ。

この子は…いろいろ大丈夫かいw

カカフカカ4-6

ハッとして亜希を離した長谷。
本行のことで必死になってる
彼女を見て、居ても立っても
いられない感じだったんだな。

いろいろ理由をつけて解散する
ことにしたけれど、後になって
1人でいっぱいいっぱいな長谷。

そんで、スマホを出して何しだす
かと思えば、亜希に宛てたLINE。

「やっぱり添い寝はやめた
ほうがいいと思うよ。」

「たぶん寺田さんが
あとで嫌な思いする。」

なんかもう、最後の抵抗だw
結局、亜希はその夜添い寝を
断った。言われたからではなく、
長谷に抱きしめられて心地よさを
覚えてしまったそんな状況のまま
添い寝をすることに罪悪感の
ようなものを覚えてしまったから。

カカフカカ4-7

(トモを好きになったのだって
形はどうあれ自分が必要とされて
その上で接触を重ねたからだろう

―――だったら、
そこを押さない手はない。

寺田さんが意識せざるを
得ないような事実を。)

半分くらいはもう自分に言い訳
してるようにしか見えない長谷。

それでもきっと彼なりの初恋に
精一杯向き合おうとしてるんだ。
初恋…なんだろうな、きっと。

4巻はここで終わってます。
亜希はどーするんだろうか。
どうおもうんだろうか…。

あー、気になる!!!w

~ひとこと~

さて~読めなくなってきました。
誰かに本気で求められることに
慣れてなくて必要としてくれた
本行を好きになってしまった亜希。

でもソレとは違う好きって気持ちを
ストレートに伝えてくる長谷に対して
戸惑いつつも嬉しいと感じている亜希。

そこでようやく、自分は今まで
誰かを本気で必要としたことも
なかったんだなって気がついた。

本行や長谷は巻き込まれている
形になるのかもだけど、亜希は
自分の気持ちと向き合ういい機会
なのかもしれないなって思う。

あ~、早く5巻が読みたいですw