著:藤原ここあ 先生

凜々蝶が、やっと御狐神くんを
やっと、彼を理解出来た。
このタイミングで・・・。
命が百鬼夜行を繰り返そうと
している、こうなってから
しか気付けなかった…。

凜々蝶は前世で御狐神くん
を守れなかったことを
すごく後悔していた。
今度こそ君を 守りたいんだ
今度は守れたね、けどこれ
じゃあ御狐神くんが辛いよ。

命はまた23年前で百鬼夜行を
行うために千本桜で過去へ。
それを止めるべく、誰かが過去に
行くしかないという話になる。
だが、誰かを犠牲になんてしたく
ない。そんなカルタの涙から、
こんな提案を出した渡狸。
どうなるだろう…わからない。
けどきっと、あの頃の彼らなら
止めてくれる。百鬼夜行を!!

凜々蝶を愛する今の御狐神くんの
想い、あの頃の彼を愛した凜々蝶の
想い、そして今の御狐神くんを
とても大切に想う凜々蝶の想い。
やっとちゃんと伝わったんだ。
過去もの皆を、救いたい。
彼女が愛した彼を、守りたい。
第2章『if』完
~ひとこと~
今巻は、わりと前半で章が終わって
番外編っぽいのが後半ありました。
番外編ネタはぜひご自分で☆
そこまで紹介したら勿体無い!←
というわけで、次巻ついに
最終章が始まりますよ~。