著:藤原ここあ 先生

凜々蝶にとって、また同じ経験をした
みんなにとってつらいことを
始めようとしているのかもしれない。
それでも、ちゃんと終わらせたい。
彼女の想いも、悔みも。決着を
ちゃんと付けられることを願う。

御狐神くん、記憶はやっぱり
なかったんだ。それでも、
また彼は凜々蝶に救われた。
(その経緯はぜひ読んで下さい。)
そして、お礼を言うために
妖館にやってきて、凜々蝶と
出逢って、そして、記憶なんて
なかったけど、また恋に落ちた。
たったそれだけの事だったんだ。
いつか、報われる時が来たら、
今度こそ本当に今の彼と彼女が
向き合える時が来たら・・・。
絶対、来るよね? そんな時が。

命(みこと)の目的は一体何??
彼は百鬼夜行することで
何がしたかったのか…??
まだ、全然分からないけれど、
彼の行動も、カルタを思う
渡狸ように誰かを思っての
行動のような気がする…。
気がする…だけか??w

反ノ塚は百鬼夜行に巻き込まれた
彼らの中で唯一の生き残り。
仲間達の死を、たった
一人で見届けてきた。
複雑だよね…。つらいよね。
反ノ塚の想いは、きっと
彼本人にしかわからない。
いつか、きっと報われる。
そんなつらさからも救われる。
絶対、そうでなきゃ…。
ほんと、心から願います。
ところで、ほぼ全て記憶が消えている
渡狸が寝てるからといって、そこで
話すなよ。思い出さないまでも
違和感覚えちゃったじゃない。

彼の今までの思いとかを
知ってるからだろうか。
野ばらちゃん、優しくなったね。
この2人が一緒ならきっと、
乗り越えられるんじゃないかな?

「前と違っても、どうせ
俺はお前達を大事に思うよ。」
反ノ塚がそう言っていた理由。
前にこんな話をしていました。
その人をその人と定義付けるもの
それは一体何なのか…。
これがその答えじゃない??
そんなふうに思いました。
~ひとこと~
さて、1巻1巻で泣きすぎて
最近水分が足りません←
御狐神くんの想いが
凜々蝶に届きますように。
あの頃のような幸せを、
また取り戻せますように。
反ノ塚が、寂しそうな笑顔じゃ
なく本当に幸せそうに笑える
時が、きっと来ますように…。